安全に歩ける街づくり(藤代市長への最後の質疑)-2013年3月質疑

朝倉幹晴

平成25年第1回定例会,03月05日-02号 より抜粋

2013年3月議会 第1回定例会 朝倉質疑07

◆朝倉幹晴 議員

私の質問の最後に、藤代市長にお伺いしたいと思います。
1997年から2013年までの16年間の任期、お疲れさまでした。私は野党的な立場で、時には納得できない議案に反対いたしましたが、市長が市民の声を受けとめてこようとした姿勢は評価いたします。
私も、実は1997年、東京の市民運動から船橋の中での安全に歩けるまちづくりの会の運動にスタンスを変え、ちょうどそのときに藤代市長が当選され、第2回の海神地区市政懇談会に押しかけて、海神第一保育園のカーブミラー設置を呼びかけ、次の本町地区市政懇談会では、中央保育園の前の通学路の安全を求めて市民と一緒に歩いてくださいということで、当時の大沢議長も含めて歩いていただいたことを思い出します。
私は当時は、ふなっしーみたいな押しかけだったんですね。そういう市民の声を受けとめていただいて、着実に施策は進められていけたと思いますが、特に安全に歩けるまちづくりについて、市長16年間の感想をお聞かせいただければと思います。

◎市長(藤代孝七)

朝倉議員のご質問にお答えをいたします。
市政執行方針でも述べさせていただきましたが、平成9年初当選以来4期16年の間、一貫して目指してまいりましたのは、船橋に住む全ての皆様が、住んでよかったと誇りに思えるまちづくりと、住み続けたいと心から感じていただけるまちづくりでありました。
私自身、市長として目指したまちづくりの中で(予定時間終了の合図)ご質問の道路に関しましては、昨年度までの総合計画、また本年度、24年度からの船橋市総合計画後期基本計画にお示しを示しておりますが、人優先の道づくり、また人に優しい道づくりを重点に置き、整備や方策を行ってきたと思っております。
主な施策としては、バリアフリー法に基づきまして、平成14年に船橋市移動円滑化基本構想を策定いたしまして、県内でも先進的な施策として、あんしん歩行エリア整備事業をJR船橋駅周辺地区や北習志野・薬円台地区で行ったほか、市内の鉄道駅35駅中、現在まで32駅のバリアフリー化、また通学路に指定をされております道路のカラー舗装化などを継続的に進めてまいったところでもございます。
また、昨年は元中山地区でのゾーン30等、新たな施策につきましても積極的に行ってまいりました。
今後とも、市民の皆様が安全で安心して歩ける道づくりを新たな市長のもと鋭意進めていってほしいと、このように思っています。