2016年11月29日、朝倉幹晴の船橋市議会質疑議事録&配布関連資料3(千葉県公立高校入試前期・後期制に関して)

私の船橋市議会質疑の公式な議事録は市議会HPに掲載されていますが、残念ながら議場に配布した図版・写真などの関連資料は掲載されません。したがって、議事録と関連資料を合わせたものを以下に公開します。ご参考にください。
(なおここに転載した議事録では一部冗長な部分を割愛したり、一部語尾表現を変えた部分があります。公式な議事録は市議会HPでご確認ください。)
2016年11月29日、船橋市議会議事録(市議会HP)

なお本入試制度に関する決定権が県(県教育委員会)にあり、船橋市議会で質疑できる船橋市教育委員会に決定権はありません。したがって、質疑内容もそれを踏まえ、内容をおさえたものになっています。しかし、船橋市の中学生と保護者に関係し、またとくに船橋市教育委員会が直接責任を負う市立船橋高校には大きく関係するので市議会にて質疑いたしました。

◆朝倉幹晴 議員  船橋の小中学生と保護者に大きな影響を与える制度の選択であります。東京・神奈川・埼玉など、首都圏の他県では、もう入試は一本化されているのに対し、千葉県は2本、前期・後期入試を維持しております。しかし、私は千葉県公立高校入試改善協議会という、県の教育委員会のもとにある協議会の審議を7月28日と11月21日に傍聴させていただきましたが、高等学校長や中学校長、そしてPTA代表も強く一本化を主張しているところがあります。実は今、もう前期・後期のほうがいいと言っている意見が少数の状況になっております。そして、2016年高等学校校長会アンケート調査では、85.1%の県内の高校校長が一本化を主張しています。
 その理由の前に、実は今、毎年変わるのかどうかということが保護者の中では話題になるわけですが、現時点では、現在中学校2年生は2本化のままで、この2月13日前期・後期……前期が2月13、14日、後期が3月1日で実施されますが、現中1から小学生については、まだ未定となっていると思います。そこで確認したいんですが、いかがでしょうか。

     
2016年7月28日(木) 千葉県公立高等学校入学者選抜方法等改善協議会(平成28年度第1回)概要~ほとんどの発言者が入試1本化(「前期・後期の廃止」)を求める~

「2018年度入試(現中2が受験)は前期2月12・13日、後期3月1日」「2019年度以降(現中1~小学生)入試のあり方の結論は先送り」~2016年11月21日(月)第2回千葉県公立高校入試改善協議会速報~

◎学校教育部長(棚田康夫) 。
 現在の中学校2年生が受験する公立高校の入学者選抜の日程につきましては、本年12月の千葉県教育委員会会議において可決されるとのことです。また、現在の中学校1年生や小学生が受験する公立高校の入学者選抜の日程につきましては、例年、前年度の千葉県教育委員会会議にて可決されますので、現在のところ未定ということでございます。
     

◆朝倉幹晴 議員  ある県内の公立高校、M高校というところに勤務されていた方から資料、いただいたんですが、後期入試のために22時間が入試の準備や当日のために授業数がカットされているという話を聞いております。実は、後期入試の実施に伴い、例えば高1では、数学では整数論、化学基礎では酸化還元や電池といった分野を学んでいるときに、ちょうど授業がなくなってしまう。その時期、あいてしまうわけですね。市内においては、市立船橋においては、この後期入試実施に伴って、どのように時間数が影響を受けているのでしょうか。
     
◎学校教育部長(棚田康夫) 市立船橋高等学校の状況でございます。
 前日準備、選抜当日及び選抜処理並びに発表準備で15単位時間、まあ1単位時間は50分で授業をしておりますが、15単位時間の授業を後期選抜の事務処理に充てております。そのうち前日及び検査当日の9単位時間は生徒の校内への立ち入りはできません。しかし、選抜後は、選抜処理や発表準備を行っている一部の部屋への立ち入りを除き、生徒は部活動等の活動を行うことができます。授業計画につきましては、千葉県教育委員会から発表される入学者選抜の日程を踏まえて、年間学習指導計画を作成し、対応しているところでございます。
  
◆朝倉幹晴 議員  私もさまざまな審議会とかを傍聴したことあるんですが、参加者の多数が一本化を主張しているのに、事務局のほうが現状維持でさせようとするという、これほどずれた審議会もないだろうと思います。これ、議事録を確認していただければ、わかると思います。その大きな理由の1つが、やはり高校に入って(予定時間終了2分前の合図)入試の当事者である中3だけじゃなくて、高校に入った高1、高2、高3が実際に授業数の削減、部活動の制限という形で影響を受けているというところが、高校の校長会の強い反対理由であります。
 さて、船橋市教育委員会では、この入試制度に関して保護者や生徒への情報提供と県への意見を上げることはどのようにされているでしょうか。
  

◎学校教育部長(棚田康夫)  保護者・生徒への情報提供につきましては、各学校において進路説明会や進路だより等を通じて情報の提供を行っております。
 教育委員会といたしましては、現場の意見が尊重されることが大切だと考えておりますので、各中学校長の意見を取りまとめて、千葉県教育委員会に提出しているところでございます。
   

◆朝倉幹晴 議員  この議論については、何か2本入試があると、2回機会があるから、よいんじゃないかという、単純に考えるところがあると思うんですけど、実際の入試を経た保護者の多くが、やっぱり1回目で本当は全部受かるような設定にしてれば……受かる子が1回落ちるという経験をすると。そして、ほかの前期で受かった子がもう開放されている一方で、後期入試まで勉強しなきゃいけないというところの精神的な負担、そのつらさを実際経験すると、やはり1本のほうがいいという意見になるっていうことをPTAの代表なども、改善協議会の場で発言されておりました。果たして入試のあり方としてどういうのがいいのかということを慎重に議論する必要があると思うんですが、そろそろ周りの県の状況なんかもありますので、千葉県についても考え直すべきかと思います。それに対して、船橋市もぜひ保護者や学校関係者の意見をまとめながら、県と話し合っていただくことを要望しまして、私の質問を終わらせていただきます。



朝倉幹晴(あさくらみきはる)


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