2017年7月6日(木)船橋市議会「塚田地区新設小学校学区と近隣学区組み替え素案」部分、質疑応答概要(文字情報・速報))

2021年4月開校の(仮称)塚田第二小学校の学区並びに近隣学区の組み換え案に関する教育委員会との質疑応答の概要をご報告します。(あくまで概要です。正式な議事録は9月に出ます。)

録画中継は以下の通りです。(48分中の後半30分です)
朝倉幹晴7月6日質疑(塚田地区の街づくり&新設小学校の学区と近隣学区組み替え素案について)

★【Q1(朝倉)】 AGCテクノグラス跡地北側にできる住宅の入居開始はいつからか?開始時に入居した児童の小学校区は?
●【A1-1(都市計画部)】いわゆる街びらきの時期につきましては、事業者に確認したところ、開発許可や建築許可、地元の皆様との調整及び工事などが順調に進めば、平成32年(2020年)の夏ごろをめどに街びらきしたいと聞いています。
●【A1-2(教育委員会)】 区域内住宅に入居時の小学校区については、当該地区の現在の通学区域である行田東小学校でございます。

★【Q2(朝倉)】AGCテクノグラスの跡地利用については十分に近隣住民の合意が得られるように慎重に進めていただくことを要望する。お答えようなタイムスケジュールで進んだ場合、区域内住宅に入る小学生は2020年秋にまず行田東小に入学(転入)し、その後8か月ほどで、2021年4月開設の新小学校に転校することになる。このことも含めて、小学生の保護者である近隣住民に大きな影響を与える学区再編について質疑したい。
 学区の再編素案がはじめて出さされたのは2017年6月9日(金)の教育委員会会議で私も傍聴させていただいた。その時、資料として配布されたのものが以下の地図である。

まずは学区設定に関する基本的な考え方を示してほしい。

●【A2(教育委員会)】
(仮称)塚田第二小学校建設予定地周辺地域の課題としましては、まず、AGCテクノグラス跡地区域内に集合住宅等が開発される予定とのことから、一定規模の児童の居住が推測されております。また、AGCテクノグラス跡地に先行して、新船橋駅周辺に開発されました森のシティに居住する就学前の児童が、今後徐々に小学校入
学年齢に達していくため、現在、離れた学区となっている市場小学校での受入れが困難となるおそれがございます。
しかしながら、この地区周辺の既存小学校には施設的な余裕がございませんので、これらの児童を受け入れる小学校が必要となります。
加えて、今回の開発区域に近接する北本町2丁目は、現在、船橋小学校、海神小学校、八栄小学校、塚田小学校、行田東小学校の5つの学校から通学する学校を選択する地区ですが、このことについて、当該地区の町会・自治会の方々から、行事等の活動における地域のまとまりという点から、選択学区では無いようにして欲しいとの声をいただいております。このことから、通学区域を検討するにあたり、地域コミュニティを重視し、可能な限り指定校を定めていくことが望ましいと考えたところでございます。
以上のような課題をふまえ通学区域素案を検討したわけでございます。
本来、通学区域と学校との位置関係としましては、通学区域として設定した範囲の中心あたりに学校が位置し、全方向から児童生徒が通学してくることが理想的でございます。
しかしながら、この度の(仮称)塚田第二小学校の通学区域素案においては、課題や開校後の教育環境が損なわれないような学校規模にするなどへの対応を重点に検討をした結果、やむを得ず、学校建設予定地が通学区域の中心に位置しない案になっていますが、地域の皆様には、この地域の課題とそれを踏まえた今回の学区設定の考え方について、丁寧にご説明をさせていただきたいと考えております。

★【Q3(朝倉)】そもそも、今、北本町2丁目地区が、船橋小、海神小、八栄小、塚田小、行田東小の5小学校の選択学区となっている歴史的経過は?
●【A3(教育委員会)】もともとの北本町2丁目の基本学区は船橋小学校でしたが、北本町2丁目内に居住する住民が増えていく過程で、船橋小学校に加えて、近隣の複数の小学校も選択できるようにするなどして、増加する児童を受け入れていました。このため、通学区域が複雑になっている地区でございました。このため、平成22年度(2010年)の学区審議会において、基本学区を廃止し、5校から1校を選択するという現在の通学区域に変更する議論がなされたものでございます。

★【Q4(朝倉)】森のシティとAGCテクノグラス跡地の住宅街の間に位置する北本町2丁目全体を新設小学校区にできなかったのか?
●[A4(教育委員会)]
(仮称)塚田第二小学校の通学区域を、集合住宅等が開発される予定のAGCテクノグラス跡地と新船橋駅周辺の森のシティ、その両方に隣接する北本町2丁目の全てとした場合、30クラスを大幅に超える、過大規模校となってしまう推計結果となったことから、現在、北本町2丁目に居住する児童の在籍小学校の選択状況を踏まえ、塚田小学校に多くの児童が通学している北本町2丁目の北側を、やむを得ず、分けることとしたものでございます。その際、地域コミュニティへの影響を少なくしたいとの思いから、可能な限り町会・自治会を分断することがないように努めております。

★【Q5(朝倉)】これまで塚田地区連合自治会はじめ近隣自治会・町会役員への説明会、近隣小学校のPTA会長も含む学校評議員会に説明にいかれたとのことであるが、そこでの意見は?
●[A5(教育委員会)]
通学区域の線引きをする際、可能な限り町会・自治会が分れることがないようにしてほしいというご要望がありました。また、(仮称)塚田第二小の開校時における現在の通学校からの転校の取り扱いに関する質問、通学路に関する質問、今後の中学校の不足を心配する声等がございましたが、北本町2丁目内の児童の通学校がまとまることについてご理解・評価いただくなど、通学区域素案の考え方について概ね賛同いただけたものと考えております。

★【Q6(朝倉)】今後、8月5日(土)夜7時~8時半、6日(日)昼1~2時半に、塚田公民館講堂での近隣説明会が予定されている。それも含めて学区最終決定までの流れは?
 特に、現時点で公開されている6月9日の教育委員会会議で配布された学区区割り素案の地図は、最初の概要説明だから仕方ない点はあるが、塚田小学校区と新設小学校区の線引きがよくわからず、境界線の住民の方から、「どちらの学区なのか?」との問い合わせをいただく。8月5・6日の近隣説明会では、正確な地図、そして住所・地番でどちらの学区かわかるような資料を配布すべきと思うがいかがか?
●[A6(教育委員会)]今後の予定としましては、今月下旬に学区審議会(注 後日7月24日(月)午後3時~と聞く)を開催し通学区域案を諮問する予定で日程調整中です。また、8月5日、6日に近隣の市民の方を対象に説明会を開催し、(仮称)塚田第二小学校開設に伴う通学区域の変更案等についてご説明する予定です。また、当日の説明資料につきましては、内容が判るものを準備してまいりたいと考えております。 この説明会で出た意見等につきましては、直近の学区審議会に報告する予定です。地域説明会でのご意見を学区審議会に報告するといった過程を丁寧に進めてまいりたいと考えております。その後、学区審議会からの答申を受けた教育委員会会議において、通学区域を決定していくことになります。

★[Q7(朝倉)]現在が、2017年7月で、過去の例から考えても最速でも6か月は学区審議に要する。一方、2021年4月に開校なので、少なくとも前年2020年には決まっていなければならない。したがって学区の最終決定は2018~2020年の愛だと考えてよいのか?
●【A7(教育委員会)】学区の決定時期につきましては、就学時検診の日程との関係がございますので、遅くとも、開校年の前年8月までには決定する必要がございますが、可能な限り速やかに決定していきたいと考えております。

★【Q8(朝倉)】この近くで33年前の1984年4月に新設された法典西小学校の際には前年の1983年6月に学区審議会に諮問し、6回の審議を経て12月に答申が出され、12月の教育委員会会議で決定された。つまり開校4か月前にようやく学区が決まった。そのことに比べると、今回は開校4年前に学区審議をはじめていることを私はよいことと思うが、なぜこのように早くから議論を始めたのか?
●[A8(教育委員会)]今回の(仮称)塚田第二小学校の通学区域の設定については、地区周辺の複数の小学校の通学区域の変更を伴うものであり、法典西小学校開校時と比べて、その対象となる児童数も多くなることから、地域の皆様の意見を聞きながら、慎重に決定していく必要もあり、学区審議会での審議を早めに開始することといたしました。

★【Q9(朝倉)】学区を早く決めると次のような選択を家族ができると考えてよいか?たとえば、北本町2丁目北部地区は2021年4月より塚田小学校となる素案であるが、現在は5小学校区選択学区である。すると2018~2020年に「上の子」が小学校入学、2021年以降「下の子」が小学校入学の兄弟姉妹のいるご家庭の場合、選択学区である「上の子」の選択について、最初から「下の子」と一緒の塚田小を選ぶことができるなど、家族の人生設計がしやすくなるなども、学区を早く決める利点と考えてよいか?
●[A9(朝倉)]様々なケースがあると思います。早めに通学区域を決定して、(仮称)塚田第二小学校の開校にともない通学区域が変更となる地域にお住まいの方に対しての十分な周知期間を設けていきたいと考えております。

★【Q10(朝倉)】学区を早く決めることは、通学路の整備を促進することにつながると考えてよいか?
●[A10(教育委員会)]
船橋市では、市内小学校等の通学路の安全対策のための、定期的な合同点検の実施や、推進体制の確立のため、「船橋市通学路交通安全プログラム」を策定しています。
当プログラムは、道路管理者、交通管理者、教育委員会、学校、PTA、地域の方等の関係者で、各小学校、市立特別支援学校、県立特別支援学校、私立小学校の計57校を対象とし、年度別に5グループに分け定期的に点検を実施しています。
新設校の通学路につきましても、学区の確定後、開校前に想定される通学路について、関係者と合同で危険箇所の点検整備を行う予定です。さらに、開校初年度に、学校、PTA、地域の方々も含めたうえで、当プログラムに基づく定期点検を実施し、更なる安全対策を行っていきます。

★【Q11(朝倉)】森のシティー・北本町2丁目の2021年4月からの児童の通学路をどうするのか、これからできるだけ検討していく必要がある。しかし2021年4月にうまく通学路が整備されればよいという状況だけではない。2020年以前に現在の市場小に通うバスが現状の運行本数などでは限界が来てしまう可能性があるとの話を自治会関係者の方から聞いた。2020年までのバス通学の安定に関し、市はどのように関わっているか?
●[A11(教育委員会)]
森のシティ児童のバス通学に関しましては、開発事業者側からバス通学の方法が提案され、教育委員会といたしましては、児童の安全が確保されるという前提で、バス通学を認めたところでございます。
通学距離についての考え方としては、文部科学省が定めている全国基準は小学校では4㎞以内、船橋市はおおむね3㎞以内と定めており、森のシティから市場小学校へは約1.7㎞から2.1㎞程の距離となることから、徒歩で通える範囲であるという判断のもと、補助的な手段としてバスで通うことについて同意しているところでございます。
森のシティ児童のバス通学につきましては、これまで、小学校、PTA、森のシティ自治会、シャトルバス運営委員会、バス会社、教育委員会等で市場小学校の通学路安全対策のための連絡会を設け、市場小学校へ通う児童の安全策についての情報交換を行ってまいりました。
今後もこの連絡会を通じ、学校、PTA、地域の方々等の関係者と情報交換を行い、関係機関と連携し出来る通学路安全対策を実施していきたいと考えます。

★[Q12(朝倉)]2021年4月は、この近隣の小学生と保護者にとって通学学校の大変な移動の時期となる。その点で様々な配慮が必要と思う。様々あるが2点だけ聞きたい。兄弟姉妹関係がある場合は、兄弟姉妹が別の学校でなく同じ学校に通うことができるような移行期の配慮はどうか?また開校時(2021年4月)に新設校学区で6年生となる学年は、5年間慣れた小学校で最後の1年も過ごしたいと思うかもしれない。そのような移行期に伴う経過措置は?
●【A12(教育委員会)】
(仮称)塚田第二小学校における行事や委員会活動などの学校運営を考えますと、開校にあわせて入学してくる新1年生から毎年度、段階的に児童を受け入れるのではなく、開校時に各学年とも一定数在籍していることが望ましいことから、原則として、開校にあわせて一斉に転校していただきたいと考えております。しかしながら、一定の配慮が必要な事例も考えられますので、只今考え方を取りまとめているところでございます。

★【Q13(朝倉)】開校時の移行措置も含む転校に関する扱いについて、どのような配慮ができるのか今教育委員会で詳細を詰めていると聞く。今日表明できないのは仕方がない点があると思うが、8月5・6日の近隣説明会ではきちんと住民に説明できるように協議を整えてほしいと思うがいかがか?

●【A13(教育委員会)】8月の地域説明会において、開校時の転校に関する取扱いについての考え方をご説明できるようにいたします。

★【A14(朝倉)】2021年4月前後はこの地域の多くの児童と保護者にとって転校に伴う大きなストレスがかかる可能性がある。
また森のシティの生徒が転校して児童数が減少する市場小や、冒頭に述べたように、AGCテクノグラス跡地から8か月だけ入学した児童が転校して児童数が減少する行田東小への配慮も必要である。
 そこで、前年の2020年度には教育委員会内に専門の転校相談員、2021年度は新小学校などに特別にスクールカウンセラー・スクールソーシャルワーカーの加配などが必要と思がいかがか?
●[A14(教育委員会)]
(仮称)塚田第二小学校開校によって、多くの児童の生活・教育環境が変わることになりますので、どのような相談体制が相応しいのかについて、今後検討してまいりたいと考えております。



朝倉幹晴(あさくらみきはる)


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