【大義なき解散・大義なき解党の日にあたって】衆議院選挙(10月22日投票)には関与せず、未来のための調査・研究を進めます。  10月28日 船橋市議(無党派) 朝倉幹晴

私は非自民・無党派の船橋市議として、1999年より活動してまいりました。 無党派ですから、政党間の争いとなる国政選挙とは基本的に距離を置きながらも、 状況に応じて 無党派や非自民の候補をこの20年間様々な形で応援させていただきました。以下は応援させていただいた方々の一部です。

2000年10月 東京21区衆議院補選 川田悦子さん(無党派) 
2001年3月 千葉県知事選     堂本あき子さん(無党派) 
2001年8月 出直し長野県知事選  田中康夫さん(無党派) 
2007年7月 参議院東京選挙区   川田龍平さん(無党派) 
2013年7月 参議院全国区     川田龍平さん(みんなの党) 
      参議院東京選挙区   吉良佳子さん(日本共産党)
2017年6月 船橋市議補選     宮崎なおきさん(民進党推薦) 

★2/3の与党に支えられた安倍政権と「大義なき解散」
 安倍首相は、衆参それぞれで2/3を超える与党の力で強引さが目立つ政権運営をしています。また「もりかけ」のようにお友達を優遇した政治に対する疑惑に答えていません。自民党・安倍政権は、民進党がスキャンダル等で支持率が伸びず、北朝鮮ミサイルで内閣支持率が上がった「タイミング」を見計らって「今なら自民党が勝てる」「もりかけ疑惑をうやむやにできる」との打算で「自己都合」で大義なき解散方針を決定しました。小泉郵政解散のように明確な国民を2分する争点や国会議決がないのにもかかわらずです。
 
★野党共闘と小池新党との協力との間で揺れ動いてきた民進党
 これに少し先だって、小池ゆり子氏周辺が新党を本格始動すると時を同じくして、民進党代表に前原氏が当選しました。前原氏は、就任当初から、野党4党共闘を維持するとともに小池氏の新党と協力するという方針も同時に表明し揺れ動いていました。

★民進党の「大義なき(実質)解党」
 「大義なき解散」方針が示された9月中旬以降、脱原発・安保法制反対などで共同を進めてきた野党4党(民進党・自由党・共産党・社民党)は、もともと共闘体制のあった沖縄だけでなく、熊本や北海道でも 野党共闘や候補者すみ分けを進め、「野党共闘」の気運が醸成されてきました。

 ところが、9月25~28日に事態は急変しました。 小池氏が「希望の党」党首に就任するとともに、民進党・前原代表は、実質の解党と「希望の党」への合流を27日に表明し、これが 28日の民進党の両院議員総会で満場一致で承認されました。
 民進党は民主党自体から20年以上、野党第1党として、また一時は政権政党として、国民から認知されてきました。私は無党派の政治家として、 市議選などでは民進党(民主党)候補と対立することもありましたが、やはり、この20年の歴史の継続の中で 民進党(民主党)にはその蓄積の重みを感じていました。
民進党(民主党)には逆風の中でも候補者・支部長としてがんばり続けている方々もおられます。そのような20年の歴史や支持者、地方で踏ん張り続けている候補者や支部長の声も聴かずに、野党第一党である民進党がわずか2日で「大義なき(実質)解党」することは、政治プロセスへの不信感を高めることであり、そのような民進党の姿勢は残念です。したがって、民進党を主軸とした野党共闘候補を応援する準備をしていた姿勢を一旦白紙に戻します。

9月28日、民進党両院議員総会、希望の党への合流を満場一致で決定
【全文1】民進党・前原誠司代表、希望の党と「政権交代を目指す」 満場一致で合流決定後の会見

 民進党党員の参考ツイッター
突然のこのニュースに驚いています。あまりに驚き、これ以上言葉がでません。今日の両議員総会で議論ということなので、支部長は議論にも参加できません…。

逆風の中で民進の旗を掲げて活動してきた党員、サポーター、自治体議員、支部長などに支えられて党があることを忘れていませんか?まず、その皆さんへの説明責任を果たしてほしい。

★「希望の党」への評価
  小池氏の「希望の党」党首就任表明直後に支持率が13%に達するなど、同党に 少なからぬ国民の方々が期待しています。同時に安倍氏・自民党支持率は低下しました。これは、「自己都合解散」「もりかけ疑惑隠し」など自民党・安倍氏への批判とともに、小池ゆり子氏が発しているわかりやすいワンフレーズやなんとなく清新に見えるイメージ(グリーンなど)に対する期待も含まれた結果でしょう。しかし、解党して合流を希望する民進党議員に対し「安保法制賛成」「憲法改正賛成」を基本的な条件にするなど、希望の党の政策は自民党と近いものがあるという批判もあります。
 この20年間、様々な新党が結成され、ブームもおきましたが、私はそれらに影響されず、無党派を貫いてきました。「希望の党」に対しても距離をおきつつ、
実際の国会内での動きを見ながら、是々非々で考えていくつもりです。実質解党して「希望の党」に移った元民進党議員も含め、「希望の党」を支持・応援するつもりはありません。

★この5年間がんばって「柔軟」になった共産党は、「原理原則」に戻るか?
 共産党はこの5年間の脱原発・安保法制反対などの野党共闘を経て、政治姿勢が 柔軟になり、独自候補を立てず民進党を実質応援するなどしてきました。
今回の経過を経て野党共闘が実質反故にされる中で、独自の動きをする「原理原則」に戻るし、民進党に裏切られたと感じる層の一部が支持することになるだろうと感じています。(また、社民党を支持する方もおられるでしょう)

★調査・研究を進め、力をつける1ヶ月(6か月)とします。
 上記のような経過から、私は10月22日(日)が投票日の今回の選挙の1ヶ月は静観させていただき、「野党共闘候補応援」に使おうと思っていた時間を、船橋市や日本の将来のための調査・研究にあてます。
 「団塊の世代が後期高齢者となる2025年に向け、どのように医療体制を整備していくか?」「千葉県直下地震対策に向けて防災体制をどう整えていくか?」
「子どもの貧困のための学習サポートをどう広げていくか?」をしっかり、調査・研究し、12月船橋市議会で発言できるように準備します。そして、おそらく衆議院選挙後5か月、つまり2018年3月までは「政局」を巡った混乱が続くと予測していますが、その期間も含めて6か月を、2018年4月以降、船橋市、そして更に広く千葉県や他自治体でも政策提案ができるよう、しっかり調査・研究をする期間とします。
 安倍首相の「大義なき解散」と野党第一党の「大義なき(実質)解党」、そして「新党ブーム」「政局」に振り回されず、力をつけていくことこそが、無党派政治家を貫いてきた私の使命と感じております。



朝倉幹晴(あさくらみきはる)


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