2017年11月10日(金)船橋市議会文教委員会視察2日目「秋田市学校施設長寿命化計画」概要・速報

                                                         11月10日(金)夜 帰宅した船橋自宅にて
 2017年11月9日(木)・10日(金)に船橋市議会文教委員会の視察が、1日目9日(木)札幌市立資生館小学校(4小学校統合)・札幌都心部子ども関連複合施設、2日目10日(金)、秋田市学校施設長寿命化計画の調査で行われ、私も参加しました。以下2日目の秋田市役所での調査の概要報告です。

秋田市役所・市議会(5階)
 

市役所1階ロビー(吹き抜け)に秋田竿燈(かんとう)まつりの竿燈が展示されていました。市民の数よりも多くの観光客が集まるイベントとして市も重要視しているとのことです。

市役所5階の秋田市議会の部屋で秋田市役所担当者から報告を受け、質疑応答する形で調査をいたしました。様々な資料をいただき、詳しい解説をいただきました。その概要資料は以下からもご覧いただけます。

秋田市学校施設長寿命化計画

以下、説明と質疑応答の概要を上記資料の抜粋を使いながら報告いたします。

<秋田市担当者の説明概要・質疑応答・一部資料抜粋説明をふくめて以下が概要です>
従来、学校施設はじめ施設は42年間で建て替えることを前提にしてきた。

しかし、この方式を続けると、今後40年間は改修・建て替えなどの費用は51億円/年を必要とすることになり、現状での17億円/年の3倍ともなり困難である。
秋田市が保有する学校施設(ただし高校を除く)は、建築後30年を経過した建物が約6割を占めている。今後、学校施設が一斉に大規模改修や更新期を迎えるため、学校施設の長寿命化を図ることにより、トータルコストの縮減と平準化を図り、部位別改修や学校別の優先順位を考え、2016年度(平成28年度)から40年間の長期方針と直近5年間の具体的な整備計画をたてることを目的とし、2016年(平成28年)3月に「秋田市学校施設長寿命化計画」を策定した。
耐震診断時に長寿命化が可能である棟は80%とわかった(調査母数60棟中49棟)。長寿命化が可能である場合は、具体的には築40年で長寿命化改修、築60年で中規模修繕を行い、築80年まで維持する方針とする。

小中学校など学校施設の現状を把握し、長寿命化改修の優先順位を決めていくために、以下のように、部位別評価基準を把握し、全209棟の総合劣化度を算出した。

部位別劣化調査の具体例は以下のようなものである。

この長寿命化方針への転換により、これから20年は長寿命化工事中心となり、20~40年後に建て替え中心となる予定である。


後半20年についての建て替え費用の圧縮についてこれから考えていきたい。

また、そもそも耐震診断で長寿命化が不可能と判断された約20%の建物については、中規模修繕であと20年使用を目的とするか、直近で建て替え検討するかを判断しなければならない。児童数の減少や統廃合の問題も含め、様々な状況を検討し、5年ごとに計画を立て改修を実施していく。学校施設と他の福祉的施設や地域コミュニティーの施設の複合施設化も視野に入れて検討していく。

<まとめ(朝倉)>
船橋ではここ10年で耐震補強を進め、トイレ・外壁・体育館天井などの補修工事を定期的に進めてきました。
船橋市立小中学校・特別支援学校、学校関連工事予定一覧(2017年3月議会時点)

ただ、船橋小・西海神小が建て替えの必要性が生じ、建て替えを行ったように、長期的には建物の長寿命化改修、あるいは建て替えの時期をいつにするかの検討などが必要です。学校施設にみならず全公共施設の状況の把握を今進めていますが、秋田市の例を参考にしながら長寿命化工事も検討していく必要があると思います。



朝倉幹晴(あさくらみきはる)


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