2018年7月23日(月)~27日(金)岡山県での西日本豪雨災害ボランティア報告(総論)

2018年7月31日(火) 朝倉幹晴

私は2年間(2015・2016年度)、船橋市議会で災害対策を審議する総務委員会の委員長を務めさせていただいたこともあり、

2015年秋 鬼怒川周辺水害(常総市・栃木市)

2016年春・秋 熊本地震(熊本市・益城町)

2017年夏 九州北部豪雨(朝倉市)

の災害ボランティアに参加させていただきました。そして災害ボランティアを学ばせていただくと共に、船橋市の防災に対しても提言させていただいてきました。以下の報告をご覧ください。

2015年11月1日(日)鬼怒川周囲(常総市)水害支援ボランティア、一緒に行きませんか?(9時現地集合、3時半終了現地解散)

2016年4月25日(月)熊本震災ボランティア訪問(その前後含む)1日目報告(4月30日発信)

2016年4月26日(火)熊本震災ボランティア訪問2日目(熊本市ボランティア)報告(5月4日発信)

2016年4月27日(水)熊本震災ボランティア訪問3日目(益城町災害ボランティア・熊本市動物愛護センター訪問)報告(5月5日発信)

2016年4月28日(水)熊本訪問4日目(熊本市ボランティアセンター学生スタッフのお話し伺う・熊本県庁・帰路)報告(5月5日発信)

2016年9月23日(金)~25日(日)(熊本災害ボランティア再訪報告蒲島郁夫熊本県知事の復興方針(熊本淡青会での挨拶)と仮設住宅・家屋の現状)

2017年7月17日(月・祝)・19日(水)朝倉市での災害ボランティア報告

今回、西日本豪雨に関しても災害ボランティアへの参加を考えていたとき、来年の統一地方選準備に向け協力しあっている滝沢やすこ前江戸川区議から、叔父様の仁熊義則様の御宅(お母様の生家)が総社市にあり宿泊させていただけるという話をいただき、ご厚意を活かさせていただくことにいたしました。7月23日(月・前泊)~27日(金)まで、総社市に宿泊させていただきながら、仁熊義則さんに車で送迎いただきながら、以下の日程で、災害ボランティアに参加いたしました。(仁熊様は送迎いただいただけでなく、ご自身もボランティアに参加されました。25日から滝沢やすこさんも合流されました)

20日(金) 船橋市ボランティアセンターで「災害ボランティア保険」登録

23日(月)午前中、船橋市議会予算決算委員会。

2時 東京駅発  7時 吉備線(桃太郎線)「足守」駅着 仁熊様宅前泊

24日(火) 10~15時 高梁(たかはし)市での災害ボランティア(浸水した家の片づけ)

(社会福祉協議会の災害ボランティアセンターより派遣)

夕方・石渡幸子弁護士(港区在住、2019年春に港区政に挑戦予定)からの紹介で、

高梁市職員の山崎太朗さんにボランティア中にいただいた高梁市民の要望をお伝えする。

25日(水) 10~15時 倉敷市真備地区での災害ボランティア(浸水した家の片づけ)

(社会福祉協議会の災害ボランティアセンターより派遣)

15時~・爆発したアルミ工場被害跡を見る

・滝沢やすこさんの紹介で秋山幸子さん(総社市在住、産業カウンセラー、株式会社 総合心理研究所 代表取締役)にお会    いする。(秋山さんには、これ以降の各市訪問の際に各市担当者に事前コンタクトのご厚意をいただく。)

26日(木) 10~15時 笠岡市での災害ボランティア(午前、住んでいる家、午後、空き家)

(民間災害ボランティアセンター「ぞうきんプロジェクト」より派遣)

15時~・小林嘉文笠岡市長に「浸水後の空き家対策」に関する情報提供でお会いする

・カブトガニ博物館(笠岡市)見学

・「ぞうきんプロジェクト」で小林好恵さん(笠岡市長の御連れ合い)・蔵本隆文市議にお会いする

27日(金) 9~12時 総社南高校での被災中高生の学習サポートに参加。数学を教える。

13時~ 滝沢やすこさんがツイッターで知り合った方(空さん・矢掛町在住)に

ご送迎いただきながら、以下に同行・訪問させていただく。

・総社市役所担当者に「被災後放置されやすい空き家対策」について情報提供・検討依頼

・倉敷市支援物資拠点から真備地区のある家庭への物資運びに同行

・矢掛町災害ボランティアセンターを訪れる

・避難所見学。とりわけペット同伴避難所、倉敷市立穂井田小学校を見学

・避難所の支援物資の中で「男性用下着」が一番不足しているとの空さんの情報を支援物資

拠点でも確認し、ディスカウントショップで大量に買う(届けるのは空さんに委託)

(20時9分発の「のぞみ」で東京経由で船橋に帰る)

 

 

以下、今回の活動範囲がわかる地図(概略図)です。

被災地では、1m以上の浸水被災の被害の大きさを実感するとともに、被害のショックの中、なんとか立ちあがろうとする被災者の苦闘とそれを支えようとする行政や現地のボランティア関係者の努力を見させていただきました。

(倉敷市真備地区の被災状況)

まず、今回の訪問・活動は滝沢やすこさんと叔父様の仁熊義則様の御宅へのご宿泊とご送迎のご厚意によるものです。また途中で、様々な市に対して、ボランティアを通じて知った状況(とくに空き家浸水被害の対策の遅れ)や市民の方々の要望を情報提供ができたのは、滝沢やすこさんのご発想と、秋山幸子さんのコンタクト、石渡幸子さんのコンタクトによるものであり、感謝いたします。

(小林嘉文笠岡市長、私、滝沢やすこ前江戸川区議、仁熊義則さん)

以下、各日の様子とそれぞれで知ったこと、感じたことを各論を以下、別記事でご報告します。

報告1(事前準備、出発前~7月23日)

報告2(高梁市、7月24日)

報告3(倉敷市真備町、7月25日)

報告4(笠岡市、7月26日)

報告5(被災中高生への学習サポート、ペット同伴避難所、7月27日)