2015年10月23日(金)船橋市議会総務委員会「船橋駅~南船橋駅」街歩き、実施報告(総務委員長 朝倉幹晴)

2015年10月23日(金)、船橋市議会総務委員会で、船橋駅~南船橋駅の街歩きを実施した。総務委員会に報告された市の計画

「JR船橋駅南口用地活用基本構想策定」「JR船橋駅南口周辺部の回遊性創出に向けた
基本構想策定」「船橋市臨海部の回遊性創出に向けた基本構想策定について」については総務委員会の会議で1回、担当課(企画財政部政策企画課)から報告を受け、簡単に議論したが、やはり、歩いて実感したほうが今後の議論につながると考え、まず岩井友子副委員長に相談し、正副委員長案として、総務委員会に諮ったところ、委員の合意が得られ委員会として実施することとなった。

委員会としての実施が決まったからには、もはや私の個人的な想いを超えて公的なものとなったのであるが、船橋市議会としては

(市内視察の際、施設近隣を少し歩く程度はこれまでもあったが)、2時間近く歩くことを主体とする企画ははじめてなので、その提案と実施にあたって、個人的な想いを含めて報告したい。

1、歩くと「街を感じる」ことができる。

私はマイカーを所有していない。もともと交通事故遺族の支援運動に関係してきた経過もあり、クルマ優先社会に批判的であったし、自転車や歩きも好きだからである。なによりも、船橋市は公共交通が発達していてマイカーなしで生活に困らない。もちろん、クルマを必須とされている方々の生活や仕事を否定するわけではないが、マイカーなしの生き方も可能だという一例となりたいと思っている。(重い荷物や緊急時は、最小限必要に応じてタクシーを使用したり、クルマを持っている方のご協力を得たりします。)

自転車でも「街を感じる」ことはある程度できるが、どうしても正確に短時間で目的地に着く移動手段として使う場合が多く、やはり最終的には「歩く」ことこそが街を感じることにつながる。船橋に来る前に住んでいた「文京区」も路地が多い街でもともと街歩きが好きだった。(街歩きを1つの原点とした地域雑誌「谷根千(谷中根津千駄木)」編集者の森まゆみさんたちとも知り合っていた。)

船橋市議になってからは、市議会報告を市民の皆様のお宅にお配りする必要もあって、街を歩くことが多くなった。それは「議会報告という必要性」のある「仕事」の一貫ではあるが、同時に、楽しみともなった。そして街歩きで感じる点は市議会で様々な提案をする原点ともなっている。また最近はふなっしーをきっかけに船橋の街に興味を持っていただいた方や船橋に住んでいてもじっくり歩くことがなかった方々に呼びかけて「街歩き」を個人呼びかけでも実施していた。

2、「回遊性」を机上の地図(会議室)だけで議論を終えることの違和感

そんな折、「JR船橋駅南口用地活用基本構想策定」「JR船橋駅南口周辺部の回遊性創出に向けた基本構想策定」「船橋市臨海部の回遊性創出に向けた基本構想策定について」が船橋市企画財政部政策企画課から提案され、会議室で1回議論したが、「回遊性」という「歩く観光客」を呼び寄せようということにもつながる議論を実際に歩かずに議論を終えてしまうのは違和感があった。私は「回遊性」の地図で示された部分は全部歩いたことがあったが、市議(総務委員)の中には歩いていない方もいるかもしれない。そんな思いから「まず隗より始めよ」(回遊性を議論する総務委員会自身がまずは歩こう)と、今回の提案にいたった。実施後の各委員の感想をお聞きすると、全体的に「実際に歩いてよかった」「新たな発見もあった」との感想が多く実施してよかったと思う。今後も必要があれば、このような企画提案をするが、まずは、この歩いた体験をもとに総務委員間で回遊性をしっかり議論していきたい。

3、コースの原案をもとに下見をしていただいた政策企画課に感謝

今回の街歩きコースの原案はこれまでの私の街歩きの経験から出しましたが、所用時間などの関係を政策企画課職員が実際に下見で歩き、議会事務局と調整しなふがら微修正いただき、予定通りの時間で歩くことができました。感謝いたします。

★街歩き報告(以降は実際に歩いた順に写真を交えた報告です。様々な困難点や歴史的経過から、未利用にとどまっている場所も含めてご報告します。)

1、JR船橋駅南口そばの市有地(駅出てすぐ左、中華料理屋さんと本屋さんの間)~観光案内ステーション設置の方向で検討中~

船橋駅南口キャプチャ

2、  山口横丁~歩行者優先のコミュニティー道路にする方向を検討~

ただお店や隣接マンションの車の出入りをどうするかが課題。お店については「共同荷捌き場」の設置などを検討中。

山口横丁キャプチャ

3、本町4丁目公園奥市有地(勤労市民センター裏)

こともとは清川記念館(美術館)用地として検討されたが、「費用対効果」や「狭すぎる」などの意見で保留になっている。暫定開放を提案していきます。

清川記念館キャプチャ

4、御殿通り奥の東照宮(かつて家康が泊まった場所)

東照宮キャプチャ 東照宮入口キャプチャ

隠れた名所だが、入口がわかりにくい。案内の標識も自販機の影で傾いている。案内表記だけでも改善すべきでしょう。

改善を提案していきます。

5、海老川そば太宰治居跡

太宰治キャプチャ

名所ではあるが、完全に住宅街の一角。広報しすぎて人が殺到しても困るかもしれません。近隣の方の合意が

必要ですね。

6、海老川にかかる橋

様々な橋があります。それぞれに工夫を凝らしたデザインや造形があります。これは船をつなげて橋にしたという「船橋」の

名前の由来を示す造形。

船橋キャプチャ

7、船橋漁協と漁港

船橋駅から歩ける範囲に漁師町があるのが魅力ですね。ホンビノス貝の出荷の仕事をしているお宅もありました。

漁港キャプチャ 漁協キャプチャ

8、海老川水門から見える船橋港

海老川水門は若松・浜町と湊町・本町をつなぐ歩行者・自転車の生活に必須の通り道ともなっています。

海老川睡眠キャプチャ

9、親水公園から見た船橋市役所(真ん中の白い建物)

親水公園キャプチャ

10、親水公園南端から見た海側

親水公園南端キャプチャ

11、親水公園と南船橋駅の間にある市有地

県企業庁から移管された土地。葛南土木事務所の隣。利用は未定。

葛南キャプチャ

12、南船橋駅前

広大な土地で、市役所内でどのような目的で使用するのがよいのか検討中。また民間をどのようなものをどのような比率で誘致を目指すのかも含めて検討中。

南船橋駅キャプチャ



朝倉幹晴(あさくらみきはる)


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