2020年6月3日再起動宣言(哺乳類宣言)~6月6日(土)10~12時、市議会報告演説@船橋駅周辺

2020年6月3日(水) 船橋市議・予備校生物科講師 朝倉幹晴

市議は市民の方々と対話し、ご意見を伺い、それを市政に反映していく仕事であり、また市議会の議論を市民にお伝えするのが職責と考えております。そこで、この7年間、毎月第一土曜日10~12時に、「朝倉幹晴船橋市議会報告・ご意見をお伺いする会」を船橋市勤労市民センターにて継続開催し、最近は毎回20名ほどの方にご参加をいただき、直接お伺いしたご意見を船橋市議会での質疑に反映してまいりました。
しかしながら、コロナウイルス感染症の拡大、学校休校、また4月の緊急事態宣言に伴い、この議会報告会を3~5月は中止をしました。そして、情報発信をインターネット(朝倉幹晴公式サイト・FB・ツイッター)に絞って発信してまいりました。
その後、5月22日(金)に船橋市議会6月議会(令和2年第2回定例会)が開会され、新型コロナウイルス感染症対策に関する審議が始まり、5月29日(金)には私も質疑しました。
そして、5月25日(月)に千葉県も含めて日本全国で緊急事態宣言が解除され、6月1日には船橋市立学校開校、2日に中学校入学式、本日3日に小学校入学式が行われました。また6月15日には船橋市の多くの公共施設が開館される予定です。船橋市保健所の検体検査では5月12日~6月2日、22日間連続陽性はない状態となっています。

この状況を受けて、私(朝倉幹晴)も、国民としての留意点(social distance、換気、消毒、マスクなど)と船橋市の施設開館基準(social distanceは1.5m等、換気、消毒、マスク)などを遵守しながら、活動を段階的に再開(再起動)することを宣言します。なお、多様な参加の方法の選択肢からお選びいただけるように、集いの実施の際にもFBライブ・ZOOM会議での同時発信、You Tubeでの後日発信も行い、WEB上からも閲覧できるようにいたします。

 

●朝倉幹晴「船橋市議会報告・ご意見をお伺いする会」を以下のように段階的に再開します。

(参考、コロナ前、毎月第一土曜日10~12時、船橋市立勤労市民センターで20名ほどで毎月実施)

 

★6月6日(土)10~12時 船橋駅周辺で議会報告演説、立ち話でご意見を伺いする会

形式 議会報告のハンドマイク演説を15分行ったのち、15分ご意見を伺う形を4回繰り返します。

ターム1「10:00~10:15 議会報告演説(総論) 10:15~10:30 ご意見を伺いする立ち話タイム」
ターム2「10:30~10:45議会報告炎説(市民生活) 10:45~11:00ご意見をお伺いする立ち話タイム」
ターム3「11:00~11:15 議会報告演説(学校) 11:15~11:30 ご意見を伺いする立ち話タイム」
ターム4「11:30~11:45議会報告炎説(薬剤や研究の可能性 11:45~12:00ご意見をお伺いする立ち話タイム」

【開催留意点】
1、北口を想定していますが、都合により南口・西武口、北口おまつり広場、場合によっては本町通りに移動することもあります。お探しください。どうしても見つからない場合は090(4075)5967に電話をください)。雨天でも実施します(その際は北口)
2、私も留意しますが、立ち止まってお聴きいただける方は、通行の妨げにならないことと、船橋市のsocial distance基準1.5m間隔を守ること(お互い手を伸ばして当たらない距離)・マスクの直用をお願いします。
3、2が困難な状態になった場合は、一時的に中断し、2の状態を確認した上で再開することもあります。
4、立ち話(質疑応答など)の時間においても、2の基準をお守りください。
5、演説の様子はFBライブで発信します。ご覧ください。

なお終了後、希望の方(少人数限定)は、social distanceを保てるお店に食事に行くか、公園等で弁当を食べながら食事することを考えています。

★7月4日(土)10~12時 船橋市議会報告・ご意見をお伺いする会@船橋市勤労市民センター
(池沢みちよ市議と共同開催)

1、船橋市のsocial distance基準(1,5m四方→1人あたり2.25m2)を守った新しい定員内で実施します。これまでの開催の経験から最大25名なので、船橋市のsocial distance基準で30名程度以上となる部屋(レクレーション室など)を確保する予定です。
2、消毒薬配置と換気の励行を行います。
3、ZOOMで同時発信します。ZOOMでの参加も可能とします。

★学習サポート 6月後半より再開

船橋市が学習支援事業を開催する前の東日本大震災・福島原発事故被災避難者支援の頃から、私はボランティアスタッフのお力もお借りしながら学習サポートを10年間続けてきています。船橋市の学習支援事業は対象者が絞られていることもあり、私のほうは、その対象からはずれる児童・生徒も含めてみてまいりました。この3か月(3~5月)、その学習サポートをやむをえず中止してまいりました。 船橋市の学習支援事業は、6月から再開されます。私の関連の学習サポートも6月後半より再開します。2月まで参加していた方、また学習の遅れなどの補填で新規参加ご希望の方はご連絡ください。
場所 船橋市勤労市民センター・他(他の場所は今調整中です)
【開催留意点】
1、会場代として500円だけいただきます。(2月までと同様)
2、消毒薬配置と換気を行います。
3、マスクの着用と、siocial distance基準1.5mを生徒間、生徒教師(スタッフ)間でも基本とします。
4、教師(スタッフ)の説明はホワイトボードなどを活用し3の基準を守ります。
5、どうしてもノートに直接書くなど接近しての手元での説明が必要な場合は短時間で行います。

【ほ乳類宣言(活動再開宣言)】(2020年6月3日、船橋市議・予備校生物科講師、朝倉幹晴)

新型コロナウイルスには未知の部分が多く、治療法が確立されていない以上、3~5月のように全国で慎重な対応を取ることは必要であった思います。そしてこの事態の中で、ZOOM会議、大学などのWEB授業発信など、通信手段(WEB)の活用が進んだこともよいこととと思います。私自身も、朝倉幹晴公式サイト・FB・ツイッターでの情報発信を強化し、対面授業でしか行っていなかった数学や生物学の授業をWEB上(FBライブ)で行い、You Tubeに発信しました。またZOOM会議も活用しました。その経験が今後の私たちの社会に生きてくると思います。
しかし、これを機に、人間関係や話し合いなどを、全てWEB上でできるようになるということは幻想であり、あるべき姿でもないと思います。ネットを通じた人間関係は「視覚・聴覚」の情報を共有できるとはいえ、「触覚・味覚・嗅覚」の情報は共有できません。また五感も含めて体全体で体感する場の雰囲気をWEB会議で共有することは困難です。
いかにWEBの世界が発達しようと、700万年の人間の歴史の中(ホモ・サピエンスに限っても20万年の歴史)の中でたただが、わずか30年間にすぎません。五感・体感も含めた場の共有こそが人間としての本性の根底にあるのではないでしょうか?
新型コロナウイルス感染を限りなく0にすることを、すべてに優先して考えるならば、3~5月のような生活が必要となるかもしれません。しかし、そもそも私たちの世界に「リスク0」はもともとありませんでした。コロナ前でも後でも、外を歩けば交通事故をはじめとしたリスクがあります。それでも、コロナ前、私たちの社会は、そのリスクがありながらも(厳しくいえば「そのリスクに目をそらして」)運営してまいりました。コロナ後についても、リスクをできるだけ低減する努力をしながらも、完全に0にはできないことを前提に歩みを進めていくしかありません。
ほ乳類にとって、ウイルスは常に身近に存在してきたものでした。ウイルスによってほ乳類の個体が死んだことも多々ありました。しかし、一方でウイルスは私たちの遺伝子に変化をもたらしてまいりました。そもそもほ乳類(の中で特に有胎盤類)の作り出した胎盤というシステム自身も、ウイルスがもたらした遺伝子シンシチンによるものです。ヒトのDNAの40%はウイルスのような形式で増殖してきたものです。
また、ほ乳類は五感とその情報を受け止め整理し、行動の指示を出す脳を発達させてきました。特に人間は、言語・身振り・表情を含めた対面のコミュニケーションを発達してきました。また、居住地は構えながらも「ステイホーム」だけになることはなく、群れで狩りをしたり、現人類(ホモ・サピエンス)はアフリカを起点に全世界に大移動をしてきました。五感で感じること、ウイルスときってもきれない関係があること、群れること、大移動することがほ乳類である人間の根底にあることを自覚し、新しい生活をしていきましょう。
最大限の感染予防の注意と可能な範囲でのWEB活用をしながら、これまで同様の人間の本性の根ざした対面を含めたコミュニケーションを再開していく気持ちを、ここに「ほ乳類宣言」として発します。(ご意見・ご感想をお聞かせください)    2020年6月3日(水) 船橋市議・予備校生物科講師 朝倉幹晴