2015年度船橋市予算案の内容要旨5(一般会計予算・教育費) 2015年2月19日 朝倉みきはる(市議)
(末尾にこの予算骨子の抜粋基準・公開の基本姿勢を書いてあります。)
一般会計予算・教育費
新規
1、 ICT支援員派遣事業費
ICT機器(電気黒板、デジタル教科書等)を活用した授業を支援するため、小・中学校にICT支援員を派遣する。
2、 文化芸術基本構想策定費
文化芸術の振興に関する施策を総合的に推進するため「(仮称)船橋市分化芸術振興基本方針」を2015・16年度の2か年で策定する。
3、 子どもの自習スペース提供事業費
「こども未来会議」の「勉強しやすいまちへ」という提言を受け、夏休み期間中に公民館の集会所等を子どもの自習スペースとして提供する。(2015年度は10館で試行実施)
4、 小学校給食費(食材料費)
学校給食費の公会計化に伴い食材料を購入する。
5、 中学校給食費(食材料費)
学校給食費の公会計化に伴い食材料を購入する。
6、 6、特別支援学校給食費(食材料費)
学校給食費の公会計化に伴い食材料を購入する。
継続強化・強調
1、 中学校図書事務職員分(非常勤一般職報酬)
中学校前項に図書事務職員を配置する。
2、知的障害特別支援学級を豊富・習志野台中学校に開設
3、小学校53校(モデル校1校除く)に全学年1教科のデジタル教科書導入
4、研究学校費(小学校費)
ICTを活用した授業の実践方法を研究するため、モデル小学校1校に電子黒板やタブレットパソコン等のICT機器を整備するとともに、全学年にデジタル教科書(1・2年生は2教科、3~6年生は4教科)を導入する。
5、研究学校費(中学校費)
ICTを活用した授業の実践方法を研究するため、モデル中学校1校に電子黒板やタブレットパソコン等のICT機器を整備するとともに、全学年5教科のデジタル教科書を導入する。
6、遺跡マップ作成(1500部)
文化財の普及啓発を図る。また、市内遺跡の保護・普及を図るため遺跡マップを作成・配布する。
7、 吉澤野球博物館施設管理及耐震診断等
吉澤野球博物館から土地、建物及び野球資料等の寄贈を受けるため、施設の管理及び建物の耐震診断等を行う。
8、 市民の力活用事業(公民館)
市民に講座や集会活動の提案をしてもらい、協働で事業を実施する。
9、 公民館飛散防止フィルム貼付委託
★予算案の内容要旨公開・ご意見募集・審議過程の公開)の基本姿勢
2月19日、船橋市議会3月議会初日に松戸徹市長から2015年度予算案が提案されました。この予算案は、3月18日(水)~23日(月)の市議会予算委員会で集中審議され、3月26日に議決され、4月1日より執行が始まる予定です。
これまで予算は決定された後、市民に事後に知らされる形が一般的であったために、事前に予算案審議に市民の意見を反映させるのは難しい状況がありました。
たしかに、全予算書は膨大であり、その金額の是非まで含めて議論するのは市議の職責であり、資料は市議にのみ渡される形をとっています。ただ、市民の皆様の中には、全予算案についてはともかく、自らの生活や問題関心に近い部分だけでも、事前に審議過程を知り、意見・要望を反映させたいという願いをお持ちの方もおられると思います。
今回私は3月18日(水)~23日(月)の予算委員会の集中審議に予算委員として参加する予定です。したがって提案された本日2月19日(水)~予算委員会審議終了3月23日(月)まで30日余の日数があり、ネット上の情報共有や、船橋市勤労市民センターでの予算案に対する懇談会を経て、市民の皆様のご意見をお聞きし、予算委員会での集中審議に反映させることができると考えています。
予算案の内容骨子の情報共有を以下にように行います。
【公開・共有内容】市議に渡される「予算説明資料」のうち太字の部分(つまり松戸市政が強調したい部分)と、配布資料や議案等説明会を通じて、私(朝倉)が重要と思う部分
【分類方法】議会の予算の大分類に従いますが、公式の再分類に従うとわかりにくいため、公式の再分類にはこだわりません。
【予算額について】予算審議では予算額の是非も議論します。しかし松戸市政が太字で強調した部分の予算の見積もりの妥当性の審議するためには、更に膨大な資料の裏付けが必要なため
それを共有するのはきびしい。したがって、施策内容のみ公開します。どうしても額についてのご質問があれば、お寄せください。
【ご意見の募集】予算委員会の集中審議の準備に都合上、3月14日(土・円周率の日)までにメール(FBのコメント、ツイッターのメンション含む)でお寄せください。
また3月7日(土)午前9時半~11時、勤労市民センターで「市民参加の2015年船橋市予算説明会&ご意見をお聞きする会」をします。こちらにもおいでください。
【予算委員会の審議過程】皆様にいただいたご意見も含め、予算委員会審議や担当部課との個別の話し合い内容を公開していきます。