6月6日(土)、特別講座「子どもを数学好きにするヒント」in船橋 ①10時~②2時~③4時~⑥6時~(4回同内容、都合よい時間帯においでください)
宮崎駿の名作「おもひでぽろぽろ」に主人公タエ子がトシオに
「小学校の時、分数の割り算がすんなり出来た子はその後の人生もうまくいくんですって」
と、分数の割り算をリンゴで考えようとする小5の時の回想を交えてつぶやく場面があります。
小学校の分数の割り算だけではなく、
中1 正負の数の操作 中1・2 文字式と方程式
など、算数が数学となり、更に学年が進むに、抽象化されてくる部分があります。
具体から抽象に発展しながら、具体と抽象の世界を行き来、また図形(幾何)と数式(代数)の間を自由に行き来できるのが数学の魅力であり、その数学的発想法は人生の発想・
生きる力につながるものがあります。
しかし、その魅力の手前で多くの子どもたちが苦しみ、数学に苦手意識を持ってしまっているの現実があります。 子どもが数学を苦手とせずに、好きになり得意になっていく
ためにはどうすればよいか、一緒に考えてみませんか?
●お母さん・お父さんも共に考えてみましょう。
勉強するのは子ども自身ですが、親は先生まかせにしていて、結果にだけコメントしていてよいのでしょうか? 高校レベルはともかく、少なくとも中学レベルは義務教育内容であり、子どもと一緒に親も考えていくのは大切なことと思います。私は中学生の親向けに、「お子さんに教えるために親の数学講座」を時々やっています。親が子に教えるというのは、親子関係が難しい年頃なので、実際にはなかなか難しいご家庭もあります。ただ、少なくとも親が子どもの学校のテスト範囲や内容に関心をもち、「点」にだけ注文するのではなく、テスト範囲や内容に言及した話が食事の時間に少しだけでもできるだけも、子どもたちには1つの刺激になるはずです。ぜひ一緒に考えてみませんか?
(本講座は保護者向けですが、小中高校生本人・親子参加もOKです。)
★講座の具体的内容
1、「おもひでぽろぽろ」から考える分数の割り算の理解
2、図形(幾何)と代数(数式)の絶妙な関係の理解
~1+3+5+7+9を多角的に考える~
3、正負の数の計算でつまづかないために
4、中2の鬼門「図形の証明」をどう得意にするか?
5、文字式と方程式の混乱
6、三角定規とコンパスの活用
7、教育委員会への中学数学の学ぶ順序変更提案
日時 6月6日(土)①10時~②2時~③4時~⑥6時~(同内容、都合よい時間帯においでください)
(各1時間)
場所 船橋市勤労市民センター
主催 あさくら塾
講師 朝倉幹晴
受講料 500円(親子参加の場合、1組で1500円)
(小冊子「円」「三角形」購入の方は+500円)
連絡先・申込み先 info@asakura.chiba.jp 090(4075)5967
なお講座後、ご希望があれば、それぞれのお子さんの理解の特徴に応じた個別具体的な相談を
お聞きしますので、個別相談がある方はしばしお残りください。
講師 朝倉幹晴プロフィール
愛知県豊橋市出身。小学生の頃から理数が好きで特に数学では図形を得意とした。
東大理Ⅰに入学。農学部卒。
在学中、チェルノブイリ原発事故をきっかけに、理系学生・院生の脱原発運動に参加。
卒業後、駿台予備学校講師となる。
薬害エイズ・安歩権の市民運動を経て1999年より無党派で船橋市議。
船橋市議会でも医療・科学技術など理系的なテーマを質疑。福島から
首都圏への避難世帯の小中学生学習サポートに参加するとともに、
「子どもの貧困」対策のための学習サポートの充実を訴える。