各地(船橋市内全域・日本全国)で認知症サポーター養成講座を開こう!受講しよう!

2025年には、高齢者の5人に1人と予測される認知症。認知症にならないためにMCI(軽度認知障害、mild cognitive impairment)を早期発見し、認知症への移行を予防する必要があります。と同時に認知症の人を地域であたたかく支えていくことが大切です。「予防」と「地域での支え」の両面などを2015年12月議会で市議会で質疑しました。 MCI、認知症に関する2015年12月船橋市議会質疑を中心とした報告 さて、認知症の人を地域で支えていくためには、多くの市民が認知症を理解する「認知症サポーター」になる必要があります。今、船橋市も含む各自治体、各企業・事業所、学校が、「全国キャラバン・メイト連絡協議会」と、実際に認知症介護に地域で関わる専門職の方のご協力をいただきながら、「認知症サポーター養成講座」の開催を推奨しています。実施基準は、自治体、各企業・事業所、学校ごとに異なりますので、ご自身が関わっておられる場所にご相談ください。 船橋市の場合、市役所包括支援課(047(436)2882)に問い合わせいただくと、5人以上のグループに対し、講師の派遣を検討・調整していただけます。地域で認知症の人を支える主旨から、自治会・町会・PTAなど地域に根差した組織が実施をしていきましょう。自治会・町会・PTA役員の方は、役員や構成員の意見を聞きながら、ぜひ開催していきましょう。 また役員でない方も、市の広報や地域のニュースに注視し、一参加者としと養成講座を受講しましょう。 2016年2月14日(日)、私も住んでいるマンション自治会の会長として、塚田在宅介護支援センター(船橋あさひ苑内)の方を講師に、認知症サポーター養成講座を開催しました。(私自身は2回目の受講) その時の概要は以下の通りですので、これを参考に、開催や受講をぜひご検討ください。

★テキストは「全国キャラバン・メイト連絡協議会」が非常にわかりやすく作ってある「認知症をな学び地域で支えよう」を使います。

認知症パンフ抜粋キャプチャ

座学だけでなく、実際に認知症の人と、それを支えようとする地域の人のあるべき対応を劇で演じて考えさせながら、教えていただけます。(この内容を最後に再確認するDVDもあります)

認知症劇抜粋キャプチャ

受講時間は1~2時間。主催者の都合で柔軟に対応してくれます。国や市が推奨する方向なので、講師料など費用は掛かりません。受講者には、認知症を理解し地域で支える人として「オレンジリング」が渡されます。

オレンジリング抜粋キャプチャ

ぜひ、できれば今年中(2016年中)の主催・受講をすすめましょう。

船橋市での連絡先(他市でも市役所に電話して「認知症の担当課につないでください」と言えば担当につなげていけるはずです)

★船橋市役所包括支援課(市役所3階)(047(436)2882)