新型コロナウイルス感染症患者の船橋市内での発生(3月1日)・学校休業に伴う放課後ルーム対応(3月2日午前、船橋市議会健康福祉委員会概要速報)

2020年3月2日(月)13時30分  船橋市議  朝倉幹晴

3月2日(月)10~11時、船橋市議会健康福祉委員会(石川りょう委員長、伊藤のりこ副委員長)が開催されました。
そこで1日(日)の船橋市内での新型コロナウイルス感染症患者の発生を受けた保健所からの報告と質疑、そして学校臨時休業中の放課後ルームの対応について、子育て支援部よりの報告と質疑が行われました。私は文教委員なので、この委員会を傍聴いたしました。

船橋市議会(議員数50)には5つの専門常任委員会(総務委員会・健康福祉委員会・市民環境経済委員会・建設委員会・文教委員会)があり、10人ずつに分かれて所属し、各分野を調査・審議します。

質疑を行った健康福祉委員の皆様に感謝を申し上げます。以下、報告と議論の概要をお知らせします。あくまでも私による概要のまとめです。正式な議事録と各委員が何を質疑されたかの公式な記録は、後日、船橋市議会HPにUPされますので、正確にはそちらでご確認ください。

様々な資料は配布されましたが、その中で一番骨となる資料の一部を以下に掲載しながら議論の概要を速報します。

3月1日(日)の船橋市内での新型コロナウイルス感染症患者の発生に関して

これに関する市からの配布資料は以下(市役所内連絡先部分割愛、すでに船橋市HPに掲載されているものと同内容)で、これに基づき、口頭で補足されました。

保健所理事からの報告と委員の質疑で新たに上記文書以外で明らかになった点
1、学生は千葉県内の大学に通う学生である。
2、症状が発生したから、大学にも行っていないし、人が多く集まる場所には行っていない。
3、2月28日に市内クリニックに診察に行った。現在、そのクリニックは休業としている。
4、濃厚接触者がいたかは今、調査中である。
5、保健所の船橋市新型コロナウイルス感染症相談センターでは、専用回線を3回線から5回線に増やし、また相談時間も9~17時から8~20時に拡大し、対応を強化している。
6、RTPCR法の検査結果については、今後も総件数、陰性・陽性数ともに市として積極的に公開する。

委員からは、3・4の追跡調査、5の相談体制、6の検査と結果公開の強化を徹底するように求める意見が出されました。

なお私が、2月25日の船橋市議会質疑で求めた船橋市保健所検査室によるRTPCR法実施については市の報告文書4にあるように実施の方向で動いています。質疑を採用いただいた点は評価し、一刻も早いスタートを願います。

2020年2月25日(火)船橋市議会での新型コロナウイルス対策・保健所の検査体制等に関する質疑録画中継(最初の17分)

★3月2日(月)23時追記
3のクリニックで同席した人、医療スタッフは全員陰性でした。
新型コロナウイルス感染症患者の疫学調査の結果について

学校臨時休校に伴う放課後ルームの対応について

これに関する市からの配布資料は保護者に配布された資料(以下掲載)と、厚生労働省などからの通知・各ルームの新規受け入れ数一覧です。これに基づき、口頭で補足されました。

子育て支援部からの報告と委員の質疑で新たに上記文書以外で明らかになった点
1、基本的に受け入れ時間は「休み」と同じで8時~19時としている。そのための指導員の人員を確保するように努力している。
1、臨時受付の数は市内全体で、2月29日22時時点で411名であった。(市内には54のルーム)
2、今後も随時受け付ける。緊急受付のため、受付の際は、上記条件を満たしている方には、就労証明など書類などは後日提出でも可能とするように柔軟に対応している。
3、新規受付児童の指導員は、休業となる放課後子ども教室の職員を中心に、学校教員なども行う。また、大学生の3つの休み(夏・冬・春休み)に募集している「3期パート」も通常は学校が春休みとなる3月26日からの依頼をするのだが、前倒しで入れないかを打診している。
4、新規受付児童の居場所は学校内の適切な場所を校長などと協議しながら確保している。
5、新規受付児童の数が少なく、放課後ルームの定員の範囲内の場合は、既存の放課後ルームに一本化し、見守る大人の数を多くすることも検討している。
6、放課後ルームの通常利用者で、この期間自宅待機を選択する場合には、育成料の返還も検討している。
7、健康観察・検温は保護者の対応にまかせており、ルームとしては条件にはしていない。
8、発達支援児については、放課後デイサービスの多くが、1日受け入れを表明している。ただ、条件が整わない放課後デイサービスの児童については、どう見守るか、対応を協議中である。
9、(委員の質問に答えて)万が一、放課後ルームでも感染児童が発生した場合は、放課後ルームを閉鎖せざるを得ない。その場合も児童の対応については国とも協議しながら考えるが、たとえばファミリーサポートセンターの活用などが可能性としてあるのではないかと思う。
10、(委員からの質問に答えて)国からの財政措置に関し、厚生労働省の現状の文書通知ではそのレベルがはっきりしないので、確認しながら財政措置を求めていく。

委員からは、
1、放課後ルームでの検温、検温チェックの用紙を保護者に渡すこと
2、アルコール消毒やマスクの備品をそろえるようにすること
3、職員の側の健康チェックも重視し体調が悪い場合は休み、その分、代替者を配置できるようにすること
4、既存のルームと新規受付などの人数バランスが不均衡な場合、均衡化を考えるべき、
5、既存のルームが満員に近い場合、過密状態を防ぐ意味でも、学校の他の教室などを臨時に利用ができるようにすること

などの意見・要望が出されました。

質疑を行った健康福祉委員の皆様に感謝を申し上げます。以上が報告と議論の概要をお知らせします。あくまでも私による概要のまとめで、ニュアンスの違いや報告不足もあるかもしれません。正式な議事録と各委員が何を質疑されたかの公式な記録は、後日、船橋市議会HPにUPされますので、正確にはそちらでご確認ください。

参考
3月1日、船橋市で感染が確認される(発症・診察・検査確認の時系列経緯)。船橋市の相談・診察・入院などの流れ再確認。

3月学校休業期間中、Web朝倉学校(主に数学、時々理科)開校