船橋市運動公園プールの概要(8日内覧会報告)~17日(月・祝)のオープンを前に~

★2022年6月14日加筆
 コロナでずっと中止になっていた運動公園プールについて、2022年6月から2022年度の開催の有無についての問い合わせが急増しています。担当課(生涯スポーツ課)に問い合わせしたところ
「実施する方向で検討しているが、6月中に最終判断をし、その結果を7月1日の広報ふなばし(同時にHP等)で発表する」とのことです。もう少しお待ちください。

●2022年6月29日加筆
HP上では7月1日発行の広報ふなばしより一足早く、以下のように6月23日付けで開催の方針が発表されました。
 ●2022年船橋市運動公園プールの開催について。

2017年7月17日(月・祝)にオープンする船橋市運動公園プール(@夏見台)に関し、7月8日(土)内覧会が行われ参加しました。以下、概要を報告いたします。

★住所 夏見台6丁目4番1号 船橋市運動公園内
★営業期間 2017年7月17日(月・祝)~9月3日(日) (8月23日(水)は休業)
(2018年度以降も7月中旬から9月上旬に営業)
★営業時間 9:00~17:00
★使用料金(3時間単位・税込) 一般600円  大学生390円 高校生300円 小中学生150円 未就学児ー無料

<運動公園入口から見ると>

正面に見えるのは体育館です。

入って左手にプールが見えます。

左手奥が出入り口です。

更衣室とロッカーの様子

更衣室からプールに入る時には上からのシャワーで体を洗い流します。

プールの更衣室そばには貴重品入れがあります。

★本格的な遊泳用プール
25mプール

監視台で安全に目を配ります。

50mプール(競技なども行われます)

★児童プール(水深50cm)

★幼児プール(水深20cm)

★造波プール(水深0~100cm)
ボールの単振動のエネルギーで波を作らせ、波の感覚を味わいます。

★娯楽用プール(小学生中高学年以上向き)

直線スライダーの入口と走路(身長120cm以上で利用可)

回転スライダーの入り口と走路(2種類あります)(身長120cm以上で利用可)

ターザンロープ
アスレチックによくあるものの下がプールとお考えください。

ドーム型滑り台プール(小学生かつ身長120cm以上利用可)

最後に流水プールです。これは一周225m(幅4m、水深1m)であり、全体図にありますように「ちーばくん」の輪郭に相当し、児童プール・幼児プールを囲むように配置されています。
多くの世代が楽しめるもっとも長い経路です。

★プールの安全性の議論を踏まえて

さて、この流水プールのことも含めて、この原案が提出された2015年6月12日の船橋市議会で私は以下の質疑をしました。よかったらご覧ください。

2015年6月12日、船橋市議会での運動公園プール整備案に関する質疑再録

さてその時の資料です。実は過去のプールでの取水口・排水口などでへの吸引・巻き込まれ事故が何回も起きた歴史があります。それを繰り返さないように、水泳プール部会技術委員会から「水泳プールの安全管理マニュアルー改訂第五版ー」(2012年)が発行されていました。私はこれを質疑の前に、丸善津田沼の専門書コーナーでの文献調査で見つけ、これに基づき質疑しました。その時の資料です。

「流水プール」の水流は側面にある取水口から吸水し、壁面内で勢いをつけ、排水口から放出させることで「流水」にします。勢いが弱いと流水にならないし、強いと取水口での引き込み力が強くなり事故にもつながりかねません。そこで厳密な基準が設けられているのです。運動公園プールでもこの基準に準拠した設計がなされていることを質疑で確認できました。

上が吸水口で2か所作ることにより引き込み力を分散し安全を確保しています。下が排水口です。(左手水面が少しもりあがっていることでそれがわかります)

十分な安全対策が行われていますので、安心してお使いください。ただ熱中症・床面が濡れることと伴う転倒などには各自お気を付けください。

★床の材質への配慮
全体の床は夏の直射日光でも歩けるように、熱くなりすぎない素材が使われています。

また幼児・児童プール部分は特に転倒時のショックを和らげるため、ゴム製の素材が内部に入っています。

★日射・熱中症対策
真夏の炎天下に泳ぐ場所であるのがプールなので、各自ご注意いただくのが基本ですが、日よけや水飲み場も適宜設けてあります。