【2020年3月~2022年7月上旬】船橋市における旬ごと新型コロナウイルス感染症患者(陽性者)発生数の推移
2022年7月13日 船橋市議 朝倉幹晴
船橋市保健所発表のデータをもとに、私たちが日常生活でよく使う月の約10日間での三区分(各月上旬・中旬・下旬)の区切りで、2020年3月~2022年7月上旬の発生数の推移をグラフ化しました。
各波ではウイルス変異株のタイプも異なります。本グラフは発生数のみの傾向を把握するグラフとお考えください。
・週ごとの把握にすれば、7日間ごとなので正確です。にもかかわらず、旬ごとグラフを作成したのは、生活上最も頻繁に使う区分でわかりやすいからです。(週ごとにした場合、「先週」と「今週」の比較はしやすいものの、「1月第1週、第2週」という表現はわかりにくく、月をまたぐ週もあるにので直観的にとらえにくくなります。)
一方、旬ごとにした場合、下旬が10日・11日・8日の3通りがあります。10日・11日の差が少ないものの、2月下旬の8日間は明らかに差が大きいので、10日間換算に補正した補正値も示しました。
・発表日でなく検査日でのデータ
(2020年12月7日より、保健所発表の数は前日分だけではない形となりました。ただ、過去との整合性のため、12月上旬も
前日データで作成しています。)
・本グラフには船橋市保健所で検査された他自治体居住患者は含みません。・累計数にはすでに治癒した人の数を含みます。
2020年4月の増加傾向、7・8月の増加傾向に続き、10月~2021年1月中旬は3回目の増加傾向となっていました。その後、2021年1月下旬・2月上旬は減少傾向に転じました。2月中旬以降、減少傾向が鈍化しました。4月上旬以降は漸増傾向でしたが、5月下旬は減少に転じてました。ところが、7月以降はδ株増加の影響もあり、急増しました。その後9月は減少に転じています。11月・12月は旬ごと一桁を維持してきました。ただ2022年に入る1月3日から増加傾向となり、2022年1月以降、これまでのピークを越える増加(第6波)となっています。2月上旬からは若干の減少傾向となってきましたが、残念ながら6月下旬から上昇に転じ「第7波」となったと考えられます。変異株ではオミクロン株BA.4または5の増加傾向が顕著です。これ以上拡大させすに、やがてに減少するよう、引き続き衛生対策をお願いします。