船橋市の外国人住民数と外国人施策を審議(2017年4月12日、船橋市議会総務委員会速報(基礎データ))
2017年4月12日の船橋市議会総務委員会(私は委員長を務めております)では、船橋市の外国人の現状と「国際交流課」が行っている外国人施策を伺い、今後の方向を審議いたしました。2016年12月末現在で、外国人数は15000人を超え、船橋市民約63万人(627661人)の中で2.4%を占めます。
国の今後の方向とも絡むとともに、実態やご意見の把握が難しい部分もある分野なので、今回1回の議論だけでなく、今後もじっくりと話し合っていく必要があります。今回は基礎的な部分のみ速報します。
船橋市の外国人住民数(旧外国人登録者数)の推移のグラフ(上位5位)
2015年よりベトナムの方が韓国・朝鮮の方より多くなりました。ベトナムとの経済交流が進み、ベトナムでは第2外国語が日本語であることの影響などがあると考えられます。
船橋市が発行している外国人向け冊子
上は4か国語(日本語・英語・中国語・韓国語)の防災ハンドブック、下は中国語と英語の市の基本紹介冊子
市国際交流課と連携ととりながら、民間ボランティア団体「船橋市国際交流協会」が、様々な生活支援を行っている。
船橋市国際交流協会が年4回発行している外国人向け冊子「ようこそ・ふなばし(Yokoso Funabashi)」
その裏面には公民館などで行われている日本語教室・子ども日本語教室と、市役所11階で月曜日と金曜日に行っている
外国人相談窓口が紹介されている。
もともとの船橋市の国際交流は西安・オーデンセ・ヘイワードなど姉妹・友好都市との交流事業が主体であった。しかし、市内の外国人数の増加を考えれば、国際交流課の施策の力点を、市内の外国人の生活支援に比重を大きくしていくべきという方向で議論がなされました。