東葉高速線新駅(2026年度開業予定、海老川との交差地点、駅名未定)と船橋市内各駅までの料金(&海老川上流地区街づくり予算への朝倉の質疑と議決態度)

2022年4月27日 船橋市議 朝倉幹晴

2022年3月25日(金)、船橋市議会本会議で松戸徹船橋市長からの海老川上流街づくりの初年度予算を含む予算案の採決が行われ、賛成41反対8で可決されました。この問題は市議会や市民の間で3年間以上ずっと賛否両論議論されてきた問題です。予算案可決の結果、以下の日程で街づくりが進んでいくことがほぼ確定的となりました。(3月19日に土地区画整理組合は設立総会実施済)

2022・23年度 東葉高速線新駅に係る概略設計・詳細設計、船橋市立医療センター新築に係る基本設計・実施設計(新駅近くに新築し現在の位置から移転)
2023年11月ごろ 仮換地指定。指定後、船橋市立医療センター新築予定地を市が購入
2024年度 新駅・船橋市立医療センター新築工事着工
2026年度 新駅開業、船橋市立医療センター移転地で開院
2032年度 換地処分、組合解散

この中で、東葉高速線新駅の開業について、料金はどうなるかとのご質問が特に東葉高速線沿線の市民の方々から数多く寄せられましたので、市の担当課を通じて調査いたしました。2022年4月時点の料金と距離から推定される料金は以下の通りです。もちろん全体の料金が2026年度前に改訂された場合は、それに比例して改訂されます。その節はまた改めてご報告いたします。
なお新駅名に決定にあたっては公募などを行い市民の参加ができるよう求めてまいります。

参考 海老川上流地区街づくりの全体像(市の説明資料)

●参考 新駅予定地を車窓から確認できる動画

●東葉高速線・東西線快速(船橋市区域)「船橋日大前駅→浦安駅」南東側車窓風景動画。2022年12月18日。

●参考 海老川上流地区街づくり(メディカルタウン構想)予算への朝倉の質疑と議決態度

私(朝倉)は、市議の役割は船橋市に関する情報はできるだけ市民の方々にお知らせすることと考えており、本公式サイトや議会報告書(あさくらだより)で報告してまいりました。ただ、市議の役割は市の決定の広報だけではありません。市議は市長からの提案に対して質疑や改善提案ができ、市議会の多数がまとまれば、問題があると感じた議案は否決・差し戻しができます。市議の市議会での議決態度は重い責任が伴います。
上記のように、新駅に関する今回の決定をお知らせしましたが、私自身は、船橋市内の各地の街づくり(二和の国家公務員宿舎跡地、行田の国家公務員宿舎跡地、東部公民館建て替えなど)が進んでない中で、海老川上流街づくり(メディカルタウン構想)に総額で55億9275万円の市の予算(税金)(新駅設置に約65億円、医療センター用地に約60億円を合わせると約181億の税金支出)を支出をする第一段階の予算案に対して現時点(2022年3月時点)でGoサインを出すのは拙速である、また流域・下流の市民の方から出されている水害の危惧に関する趣味レーションの結果と住民への説明後に提案すべきであるとの考えで反対しました。結果は反対8、賛成41で可決されました。
決まってしまった以上、今後は55億9275万円(新駅設置に約65億円、医療センター用地に約60億円を合わせると約181億の税金支出)以上に追加で市の支出を増やさないこととを監視しながら、よい街づくりに進むように見続けてまいります。

参考 2022年3月18日、船橋市議会予算決算委員会での朝倉質疑の録画中継(海老川上流地区に関する質疑は最初の14分、その後10分は在宅医療のヘルスプロモーションを質疑)

以下、議事録です。

○委員長(神田廣栄) これより質疑を行う。
通告に基づき質疑を行う。
朝倉幹晴委員。(拍手)
[朝倉幹晴委員登壇]

◆朝倉幹晴 委員  まず、海老川上流地区のまちづくり、いわゆるメディカルタウン構想について関連して質問させていただく。
この海老川上流地区まちづくりに関しては様々な市民の中で賛否両論の意見がある。例えば、せっかく広い土地……市長はあそこの広大な土地だから活用したいというような話をされているが、広大な土地を利用してグラウンドとかにしたほうがいいんじゃないかというご意見も伺っている。
それでなくても、船橋市全体としてほかのまちづくり全体が落ち着いて完了してるという状態だったら、この海老川地区に十分まちづくりに注力するということ、市民の納得が得られると思うが、確かに南船橋駅は動きが見え始めた。
しかし、例えば、東部公民館の建て替えや国家公務員行田住宅跡、これ、一応基本計画的な話は総務委員会で報告されているが、その後、具体的な動きが見えない。そして、一番やはり市にとって大きいのは二和の国家公務員宿舎の跡地のまちづくりがなかなか進んでないように感じられる。
こういう状況、あるいは、先日、市民環境経済委員会で有価物の回収に関する町会長のご意見をお聞きしたが、協力金を渋っているような状況の中で、果たしてメディカルタウン構想、海老川上流地区のまちづくりをこのまま進めていいのかという疑問がある。
先ほど、いろいろ例を出したが、一番分かりやすい例として、二和の進捗状況とその状況に、今回の予算ではメディカルタウン構想のほうだけで来ていて、二和のほうについては何も予算が出てないが、何か優先順位が違うように感じるが、二和の進捗状況についてはどのようになっているのか。
[企画財政部長登壇]

◎企画財政部長 二和の国家公務員宿舎跡地活用事業については、平成29年に土地を取得し以降、周辺地区でのワークショップ開催やサウンディング型市場調査等により検討を進めてきた。
令和4年度においては、財政状況や新しい生活様式における公共施設に在り方など、取得当初との状況の変化に留意して、令和8年度までに事業着手できるように地元の皆様の声を踏まえ、市有地の活用方法についてしっかりと検討していきたいと考えている。
[朝倉幹晴委員登壇]

◆朝倉幹晴 委員  今議会の令和4年度一般会計予算で、海老川上流地区のまちづくりに取りかかる予算が出ている。海老川上流地区まちづくりに関しては今年度初めて予算という形で出たが、予算案が出ているが、全体計画は全部で191億5000万円の事業であると。そのうち、市が55億9275万円を負担するという計画である。これだけの巨大な税金の投入なので、市民の十分な納得が不可欠だと思う。ちょうど1年ほど前だが、この議場で飛翔の先番議員が全ての時間を使って海老川地区まちづくりのクリアすべき点を指摘し、最後の最後は議会の判断だというような話をされて、私たち議会は22日の予算委員会の採決、そして、25日の本会議の採決でこの予算をどうするかという判断が迫られている状況である。病院事業会計でも、医療センター設計の債務負担行為というのが出ているが、一般会計予算のほうで違う判断がなされていけば、自然にその予算は執行されないと思うので、私は病院事業会計についてはほかの病院事業そのもので判断したいと思う。
さて、海老川地区まちづくり新駅については、いろいろな意見が分かれている状況である。そして、特に今議会、補正予算のほうで、やはりこのプロセスの中で、市民の方からも指摘あったし、県の都市計画審議会のほうでも指摘があったように、やはり水害の危惧について市民に十分説明すべきではないかという状況があり、それを受けて、市は補正予算のほうで水害に関するシミュレーションの予算を出している。
例えば、この結果が出て、そして、市民に説明会をし、十分に納得を得られた状況で、今回の予算ではなくてその後に、来年度の途中の補正予算という形で出すということもできたのではないかと思う。市民の賛否が分かれてる状況、そして、まだシミュレーションと市民への説明会を行われてない状況でなぜ今議会で予算を急がれるのか。今議会にかけられた予算はこの55億9275万のうち4億9100万ということになるが、今回、これを認めてしまうと全体を、流れができるから、途中で引き返すのは難しい状況になってくるので、やはり私たち議会には重大な判断が迫られている形になっているが、本予算を今回の本予算に乗せずに、来年度途中に十分機が整ってから補正予算として出すべきだったんじゃないかと思うが、いかがか。
[都市計画部長登壇]

◎都市計画部長 まず、初めに、シミュレーションの結果だが、住民の皆様に丁寧に説明してまいりたいと考えている。
海老川上流地区については、ご案内のとおり、3月4日に千葉県が市街化編入に係る船橋都市計画区域区分の変更の都市計画決定を行った。また、同日、船橋市が海老川上流地区土地区画整理組合を設立、認可したところである。
このことにより、組合施行の土地区画整理事業が進んでいくこととなるので、必要な費用について予算計上したものである。
なお、今回、予算案に計上している海老川上流地区土地区画整理組合への助成金は、当該組合が実施する調整池の築造費が主な対象となっており、その金額が4億8400万円を計上しているところである。
[朝倉幹晴委員登壇]

◆朝倉幹晴 委員  令和4年度の一般会計予算という全体予算の中でこれが一部組み込まれているということは、非常につらい、厳しい判断が求められる。
ちょうど今出ている広報ふなばしを拝見させていただいたが、私が議会で取り上げてきた18歳の成年年齢に対する注意が非常に1面に出されていて、やっぱり議会で議員が質問したことが市政に反映されてくし、今回の一般会計予算であっても、私も含めて様々な議員の提案の内容が盛り込まれているので、そことセットで海老川の判断が迫られるというのは非常につらいところがあるが、当然、ほかの予算の部分はいいところいっぱいあるということを前提に判断をさせていただきたいと思う。
それで、コロナの影響も長期化しているし、それに加えて船橋市議会でも全会一致で批判決議を上げたように、ロシアのウクライナ侵攻の問題もあり、ウクライナ侵攻に伴って様々な物価の上昇などが危惧されている。海老川上流地区に関して、木材はあんまり使わないのではないかと思うが、木材なんかは非常に値上がりが予測されているし、様々な工事費の値上がりも危惧される。これまで、55億9275万円という市の投入税金ということで進んでいると説明されているが、これが今後の状況の中で、そのような状況も踏まえて増えていくのではないかという危惧があるが、それについてはどうか。
[都市計画部長登壇]

◎都市計画部長 いろいろな社会情勢により、今後の工事関係の事業費がどのようになっていくかについては、ちょっと私どもでは判断いたしかねるところである。
ご質問の海老川上流地区の市の負担額、こちらについては、令和2年の第4回の定例会において都市計画部長答弁している、大規模災害等を除き、約56億円が市費の支出の上限であると考えている。
[朝倉幹晴委員登壇]

◆朝倉幹晴 委員  それでは、以上の状況を踏まえて、22日と25日は判断させていただきたい。

(注、3月22日と25日の議決で朝倉は反対しました。結果は反対8、賛成41で可決。)

次に、在宅医療、在宅療養について質疑をする。
コロナの陽性で、今回、自宅療養を余儀なくされた市民の方々が昨年度たくさんいた。そのために、昨年度急遽またパルスオキシメーターのことで質疑させていただいたりしたが、保健所のほうでも自宅療養に必要な予算を、機器を購入したりして運用した。それが反映されて、今回の予算の準備につながってるんじゃないかと思うので、まず、酸素飽和度をチェックして、危ない状況かどうかをチェックするパルスオキシメーターについては、昨年度というか、これまでどのような購入と配付をし、そして、来年度の予算の中ではどのような取扱いになっているのか。
[保健所理事登壇]

◎保健所理事 パルスオキシメーターについては、令和4年3月16日現在で6,408個を確保している。これまでの貸出実績としては、自宅療養者が3,500名を超えた2月中旬以降には3,000個を超え、これまでの最大値となった。来年度については、さらなる感染拡大に備え、1,500個の追加購入の予算を計上している。
[朝倉幹晴委員登壇]

◆朝倉幹晴 委員  次に、酸素濃縮器についてである。
酸素吸入ができる酸素濃縮器に関しては、自宅療養者が配置されていたホテルの酸素ステーションに行って吸入した例と、それから、自宅で吸入した例があると聞いている。それぞれ何台使われており、来年度予算ではどのように扱われているのか。
[保健所理事登壇]

◎保健所理事 令和3年8月24日から酸素濃縮器を確保し、現在計18台を確保している。
利用実績は、酸素ステーションで3件、自宅療養者用は5件、合計で8件である。また、令和4年度予算では8台分計上している。
[朝倉幹晴委員登壇]

◆朝倉幹晴 委員  今回、私、ちょうど偶然、偶然というか、コロナが本格的になる直前の2020年の12月議会で、薬剤師の働きについて質疑をさせていただいた。そして、このコロナの2年間の中で、薬剤師が活躍されたところがたくさんある。薬局から薬剤師等が自宅に出向いて薬を届けることは、これまでどのように何件ほど行われて、来年度予算での取扱いはどうか。
それと併せて、薬局でのPCR検査についてはどのようになっていたのか。どのようにこれからしていくのか。
[保健所理事登壇]

◎保健所理事 自宅療養者の急増に備え、オンラインや電話で診療した医療機関及び医療機関で発行した処方箋の受付等を行った薬局に補助金を支給する事業では、オンライン等で診療した医療機関の医師が処方した処方箋を薬局へファクス送信し、受け付けた薬局が調剤した薬を療養者のご自宅に届けているところである。
令和3年11月1日から開始しており、令和3年11月1日から令和4年2月28日までの薬局での実績は674件となる。
また、来年度の見込みとしては、件数としては3,719件を見込んでいる。予算額としては2045万5000円となる。
次に、薬局における検査だが、千葉県の感染拡大傾向時の一般検査事業等として、例えば、無症状で感染している可能性に不安を抱える方を対象とし、市内の薬局等で、無料で検査を受けられる事業がある。本市としては、市ホームページ等で案内するとともに、相談センター等でお問合せがあったときにご紹介をしているところである。
[朝倉幹晴委員登壇]

◆朝倉幹晴 委員  薬剤師会は、今回の予算でも取り上げられているひまわりネットワークの一員でもある。コロナが実は在宅療養というのを余儀なくされた状況の中で、余技なくされる形で様々な在宅に対するケアが進んだところがあるが、これを逆に1つの契機と捉えて、コロナに限らず一般医療に関してもこの取組を広げていくべきではないかと思う。
2020年の12月議会で質疑させていただいた薬剤師の訪問薬剤師の在宅での役割も重要になってくると思うが、それに対する市の施策は、あの質疑から1年半たっている。どのようになっているのか。
[健康・高齢部長登壇]

◎健康・高齢部長 在宅医療における薬剤師の訪問での役割についてだが、船橋薬剤師会をはじめ、多くの関係団体による医療介護連携への取組により、平成30年10月1日現在の訪問を行う薬局の数が80か所であったのに対し、令和3年10月1日現在では147か所に増加している。これは、在宅医療を円滑に実施するための取組が充実してきたものと考えている。
在宅に訪問する薬剤師の役割は、処方された薬を届け、薬の説明をし、患者の薬の使用状況、生活状況の確認を行い、時には治療効果を高めるための薬の種類、用法用量の変更提案を医師に対して行う。また、訪問の状況を医師、ケアマネジャーに報告もいたします。これはコロナ以前と現在とで変わりはない。
なお、これらの訪問する薬剤師の活動は、訪問薬剤管理指導料という診療報酬を請求できることとなっている。
[朝倉幹晴委員登壇]

◆朝倉幹晴 委員  最後に、在宅医療、在宅療養について、全体像について質問させていただく。
コロナで余儀なくされた自宅療養に伴って様々なきっかけとなり、それが医療全体の取組を広げていく可能性があるとはいえ、基本的にはやはり医療というのは特に医師の初診というのは非常に大切で、やはりオンラインで全てするのは無理だと思う。
ただ、その要素をこれから取り入れてくべきだし、コロナで非常に余儀なくされたところもあるが、逆に対処すべきポイントが分かってるという側面もあるので、在宅療養ができたが、ほかの疾病一般に全て広げられるかどうかはいろいろ検討しなきゃいけないとはいえ、疾病の種類ごとに在宅での療養が可能なところが出てくるんじゃないかと思う。
それは、薬剤師が薬を届けることにとどまらず、自宅で様々な検査を行い、それをネットでその情報として医師、医療従事者に診てもらう形や、自宅の見守り的なIoTの活用など、様々な方法があると思うが、市はこの在宅医療サービスについて、来年度予算も含めてどのような方向を目指しているのか。
[健康・高齢部長登壇]

◎健康・高齢部長 在宅医療は、身体的な事情により通院ができないなど、医師が必要と判断した場合に適用する診療体系であり、その状況に応じて訪問診療と往診に分かれる。
今後の在宅医療充実のためにどのような方向を目指しているのかとのご質問だが、これまでと同様、介護保険事業特別会計の地域支援事業予算を活用しながら、この先を見据えて在宅医療を実施していただく医療機関数やその取扱い患者数、在宅療養者の生活を支援するその他の医療、介護関係事業者数などの増加を図るため、船橋在宅医療ひまわりネットワークの活動を通じて、様々な疾病に対応した在宅医療ができる体制づくりを目指していく。

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