ぴあぱーく妙典(市川市のインクルーシブ遊具のある公園)見学(2023年3月7日)

2023年3月7日 船橋市議 朝倉幹晴

今、船橋市議会に市民の方から、障がいのある子もない子も一緒に遊べるインクルーシブ遊具のある公園を船橋でも作ってほしいという陳情が出されています。それを3月10日(金)の建設委員会で質疑するにあたり、市川市で実現している「ぴあぱーく妙典」を見てきました。
市役所で建設委員会質疑の打ち合わせなどを行った後、伺ったので夕方5時でした。
東京メトロ妙典駅から南側に歩いて15分ぐらいの場所でした。

 

全体の案内掲示です。

市役所で建設委員会質疑の打ち合わせなどを行った後、伺ったので夕方5時でした。子どもたち、そして小さな子の場合は親子親子連れで多くの子が遊んでいました。だから、遊具が空いて写真を撮るタイミングが難しく時間がかかりました。それだけ、喜ばれている公園と感じました。

一番人気がこのブランコです。何人かが一緒に乗ることができ、それを友達や親が押して揺らすタイプです。下はマットで高さも高くないので仮に落ちても大けがにはなりませんし、そもそも乗ってしまえばなかなか落ちない構造です。

また隣のブランコはいすがしっかりしており障がいのある子でも安心して乗れますし、また更を前にロックさせて安全をはかることもできます。


すべり台も数人が一緒にすべることができる幅広タイプもあり、高さも高くなくケガの心配も少ないです。すべり面にうねりが作ってあるのは、スピードが出過ぎない配慮と思われます。

また音で楽しめる遊具もあります。


ジャングルジムも低く下もマットなので安心です。
低い位置でみんなが乗って遊べる遊具もあります。かつて「地球儀」のような回転遊具がありましたが、高い位置や早い回転だとケガをする可能性があることから、この低い回転遊具になったと思われます。

ここまでは障がいがある子や小さい子が安心して遊べる配慮です。

一方で、もう少し、野生的に遊びたい子向けのプレイパーク的なスペースもありました。土管と土の山です。

この市川市の例を出しながら、3月10日の市議会建設委員会でも、まず船橋市内でも1箇所作り、それを徐々に広げていくように求めていきたいと思います。