船橋市議会市民環境経済委員会行政視察1日目(石狩市)速報(2023年10月30日)

2023年10月30日(月)17時50分 船橋市議 朝倉幹晴

船橋市議会市民環境経済委員会は10月30日(月)~11月1日(水)に2泊3日で北海道に行政視察をしています。他の自治体の事例を学ぶことで、船橋市への提案に結び付けることができるようにするためです。視察場所と内容は以下のとおりです。

1日目(10月30日(月)
石狩市 「再生エネルギー100%エリアにおける企業誘致の取組みについて」(市役所において石狩市担当職員からの説明&質疑応答)

2日目(10月31日(火))
北広島市
「ポールパーク構想における観光及び企業誘致の取組みについて」
(市役所において北広島市担当職員からの説明&質疑応答)
農業学習施設「KUBOTA AGRI FRONT」視察

3日目(11月1日(水))
札幌市中央卸売市場の視察
札幌市「卸売市場活性化の取組み、町内会・自治会活動活性化支援の取組み」(市役所において札幌市担当職員からの説明&質疑応答)

宿泊は札幌市内のセンチュリーロイヤルホテルに連泊し、そこを拠点に移動します。

本日1日目(10月30日(月))は、石狩市役所で市担当職員から
「再生エネルギー100%エリアにおける企業誘致の取組みについて」を学び、16時30分にホテルにチェックインしました。食事がホテル内のお店で18時からなので、この空き時間(16時30分~17時50分)を活用し、石狩市での視察内容を、石狩市職員によるパワーポイントスライドとその補足を中心に、また私の質疑とその答の内容を速報します。速報ですので不十分な点がある点はご容赦ください。

1、石狩市の概要

石狩市は人口約58000人。2005年に当時の石狩市(南部)に厚田村(中央)、浜益村(北部)に編入されました。札幌市に近い南部(もともとの石狩市、「石狩エリア」)は、札幌市への通勤圏であり、札幌市内よりも地価が安いこともあり、新規に住む多い一方、中部(厚田区)・北部(浜益区)は人口減と少子高齢化の進行が進む一方、自然環境豊かな地区でもあり、市としては移住と観光を進めようとしているところです。(船橋市も全体的には人口増しながら、南北の違いの問題が存在しています。)

 

2、石狩湾新港地区

南部(石狩エリア)の日本海側にある札幌圏最大の工業流通団地である石狩湾新港地区が今回の「再生エネルギー100%エリアにおける企業誘致の取組みについて」の主な場所となります。

安定的に一定方向に吹いている風を活用して洋上風力発電を行うとともに、地域内にバイオマスと太陽光発電を進めています。バイオマスは、今のところ輸入木質材料(ヤシ殻など)を燃焼させることで行っていますが、北海道産の木質材料(廃棄してきた木質材料)を燃焼させるバイオマス発電も計画しています。

この方向性が認められ、環境省が認定する第1回「脱炭素先行地域」に認定されました。

さらに、石狩市は本州の太平洋沿岸地区に集中しているDC(データセンター)を誘致しようとしており、すでにさくらインターネットのデータセンターが移転しています。

3、厚田区(中部)でのマイクログリッド
地域で使用する電力を、その地域で生産していく地域単位をマイクログリッドといいます。石狩市では、市役所周辺や南部(石狩エリア)の一部にそれをしようとしていますが、厚田区(中部)では既に実施している場所があります。

 

以下スライドは後刻解説します。(さすかに80分では、報告間に合わなかったです。)

 

 

 

3、厚田区(中部)でのマイクログリッド

その地域では、太陽光発電を基本に、余剰分は一時蓄電池に貯蔵し、一部は水素転換(効率は悪い)し、上手に運用できているとのことです。

さすがに80分ではまとめきれませんでした。食事が終わったら続き書きますが、まずは暫定版として公開します。

さすがに80分ではまとめきれませんでした。食事が終わったら続き書きますが、まずは暫定版として公開します。