船橋市議会でのマンション管理に関する朝倉幹晴質疑議事録・録画中継一覧

(工事中・一部のみ掲載)
2024年9月13日質疑
次に、マンション管理についてお聞きします。
船橋市が把握してる市内マンションの管理組合数は幾つでしょうか。その中で、本日2024年9月13日現在、船橋市マンション管理計画認定制度に認定されたマンション管理組合は幾つで、全体の何%でしょうか。
[建築部長登壇]
◎建築部長(木村智) 本日現在で船橋市マンション管理計画認定制度による認定件数は、13件であります。
令和5年度に実施した分譲マンション実態調査の際に、758組合へ調査票を発送しており、その数値を基に割合を求めると約1.7%となります。
[朝倉幹晴議員登壇]
◆朝倉幹晴 議員 マンション管理計画認定制度というのは、国土交通省が主導してマンションの管理維持のための指針を示し、各市がその指針どおりにやるか、独自基準を加えるか、船橋市は国土交通省基準どおりの16基準でありましたけれど、それに認定されたマンションを管理計画認定をする制度であります。
先ほど13マンションが認定されてると言いましたが、この認定マンションの中で最大戸数のマンションは何戸でしょうか。
[建築部長登壇]
◎建築部長(木村智) 本市の認定マンションの中で最大戸数のマンションの住宅の戸数は1,211戸となります。
[朝倉幹晴議員登壇]
◆朝倉幹晴 議員 各マンションは、理事会での話合いを経て、管理組合総会にきちんと提案し、議決された上で、16基準を満たしてマンション管理認定されるという非常に合意のプロセスを経た上で管理計画認定されます。
それに対して、大規模修繕を行ったときの固定資産税を減額するという制度があるんですが、そのことについてですが、先ほど1,211戸のマンションということを言いましたけれど、1,211戸のマンションの方々が全員この固定資産税減額を申し出た場合に、どのような手続になるんでしょうか。この住民側の負担に加えて、窓口業務も負担となると思いますが、各人が出さなきゃいけない書類のコピー枚数については幾つになるんでしょうか。
[税務部長登壇]
◎税務部長(土屋仁志) お答えをします。
長寿命化に資する大規模修繕工事を行ったマンションに係る固定資産税の減額措置を申告する場合の書類についてのご質問ですが、6種類ございまして、申告書、大規模の修繕等証明書、過去工事証明書、総戸数を確認できる書類、管理計画の認定通知書の写し、修繕積立金引上証明書となります。
申告に要する枚数につきましては、各書類1枚ずつ、計6枚を想定しており、窓口または郵送にて受付をします。
[朝倉幹晴議員登壇]
◆朝倉幹晴 議員 そうすると、最大規模のマンションである1,211戸のマンションが、こっから見えるところですけど、全員が書類を出したときに7,266枚……掛ける6で7,266枚のコピーが生じ、住民側の金銭並びに窓口に来なきゃいけない負担に加えて、市役所の窓口業務も過多となります。やはり船橋市市税条例第41条の4項の特別な事由がある者に認定し、長期優良住宅の新築マンションの管理組合の認定と同様に既存のマンションのマンション管理計画認定についても市長権限で管理組合一括認定すべきではないでしょうか。これ窓口負担と住民の負担の軽減のためにもぜひやるべきだと思いますが、いかがでしょうか。
[税務部長登壇]
◎税務部長(土屋仁志) お答えをします。
長寿命化に資する大規模修繕工事を行ったマンションに係る固定資産税の減額措置の申告の方法につきましては、地方税法により納税義務者が申告をすることとなっております。
また、船橋市市税条例第71条における固定資産税の職権による減免につきましては、大規模災害時においての減免を想定しており、当該減額措置についての管理組合による一括申請を想定しているものではございません。
一方で、納税義務者が作成をした申告書を管理組合が取りまとめて提出する場合等については受理をするものとし、その際の添付書類で共通するものにつきましては、最小限の部数とするなどを検討しております。