船橋市の人口推計63.7万人(2018年)⇒66.4万人(2033年・ピーク)⇒62.8万人(2063年)(船橋市2019年5月「人口推計調査報告書」)

2019年5月31日 市議 朝倉幹晴

船橋市は日本の人口が減少に転じる中でも人口が増え続けています。船橋市企画財政部政策企画課は、市の人口の今後の推計と地域ごとの傾向を把握するために、2016年3月(2015年11月素案)に「船橋市人口ビジョン」を策定し、市全体や地域ごとの施策を考える基本としてきました。この時、私は市の全体計画を所管する総務委員長をしており、総務委員会で議論いたしました。

その後、毎年、政策企画課長に「2016年3月人口ビジョンの推計から比較して現状はどうか?」と問い続けてきましたが、その都度「予想より人口が増えている」との答をいただいていました。この度、ようやく、船橋市が改めて人口推計をやりなおし「人口推計調査報告書 第2版」(2019年5月)を発行し、本日市議に報告がありました。

 

以下概要です。

★63.7万人(2018年)⇒66.4万人(2033年・ピーク)⇒62.8万人(2063年)(船橋市2019年5月「人口推計調査報告書」)

★2016年3月時点の推計(人口ピークは2025年、63.6万人)

3年前よりの人口増が8年続き(2025年まで⇒2033年まで)、人口ピーク予測も2.8万人(63.6万人⇒66.4万人)との予測です。

人が多く集まり活気があることはよいことである一方、公共施設が不足するなども問題も生じ、これからこの予測をもとに、施策を考えていくように、市議会で議論していきます。

★地域の差もある

新推計では2018⇒2028年の地域ごと(24コミュニティーごと)の人口増減予測も示されました。

人口増減と高齢化率はほぼ近い傾向にあり、人口減少地区が高齢化率も上昇傾向です。

地域差があります。

この地域ごと予測については2016年3月の予測と近い予測で推移しています。

参考(2016年3月の地域別予測)