「介護福祉現場の声を市政に」を訴え、船橋市政に無党派で挑戦するはぎわら一樹さん(介護福祉士・26歳)を応援し、協力しあいます。(2021年4月28日表明)

★2022年10月28日加筆
はぎわら一樹氏は、本日(2022年10月28日)以下のように国民民主党公認で2023年の市議選に挑戦することをツイッターで表明されました。

これは2点で残念であり、無党派を貫く私、朝倉幹晴は、本日をもってはぎわら一樹氏の支援には関わらないことを表明いたします。なお、はぎわら氏が国民民主党公認候補として挑戦されることは自由であり、今後の活動のことについては私は何も言うことはありません。
2つの点で残念だというのは、
まず、1点目は1年前に、私も支援させていただき「無党派」で挑戦し、そのことを数万枚の広報や選挙公報、演説などでも言ってたにも関わらず、わずか1年余でその方針を変えたことです。(変えることも自由です。無党派を貫く私からは残念だということです。)
2点目は、私への報告前に発表したことです。国民民主党に近づき公認を要請していることは相談・報告をいただいていました。それに対し、私は「無党派を貫く」ことをアドバイスいたしました。そしてどの道に行くにしても、その決定を私に伝えてほしいと要請していました。しかし、その最終決定を私に報告することなく、ツイッターで表明したのは残念です。私個人だけが残念ということだけではありません。2021年の時には、私の無党派ネットワークの方々に、はぎわら氏が無党派であることを前提に協力をお願いし、協力いただきました。その方々に対しても申し訳なく思います。

なお、私は、地方議員は「無党派」で活動できると思いそれを進めてきました。しかし無党派で挑戦した方が、1年後に既成政党に入ってしまったという事実は、私ならびに無党派の力不足の証拠でもあります。今後、もっと力を持てるように精進していきます。

(なお、現時点(2022年10月28日時点)では、この表明はあえて積極的に発信せず、過去、私がはぎわら氏を推したことを記事で振り返った方が、認識できるように過去記事への加筆という形のみで発表します。ただ問い合わせ・質問などが増加した場合は公式表明いたします。)

2021年4月28日 船橋市議 朝倉幹晴

 

「介護福祉現場の声を市政に」を訴え、船橋市政に無党派で挑戦するはぎわら一樹さん(介護福祉士・26歳)を応援し協力しあいます。


右 朝倉幹晴 左 はぎわら一樹

目次
1、はぎわら一樹さんの政策と紹介
2、経緯~なぜ朝倉がはぎわら一樹さんを応援しようと思うにいたったか?
3、はぎわら一樹さんの市政への挑戦の方向の3つの可能性
4、はぎわら一樹さんと無党派どうしで協力する上での合意事項
5、今後への期待

1、はぎわら一樹さんの政策と紹介

はぎわら一樹さんは、阪神大震災のあった1995年生まれの26歳。船橋市立七林小・七林中・船橋芝山高校を経て国士館大学法学部法律学科に入学。卒業後、介護福祉士として介護福祉の現場で働き、現在はサービス提供責任者をつとめられています。昨年、結婚されたばかりで、二和に住まれています。「介護福祉現場の声を船橋市政に」届けたいという想いで、船橋市政に挑戦されることを決意されたとのことです。

基本姿勢や経歴の詳細は、以下のはぎわらさん自身のブログをご覧ください。

●【はぎわら一樹の船橋政策研究レポート】初の通信作成①
●【はぎわら一樹の船橋政策研究レポート】初の通信作成②

2、経緯~なぜ朝倉がはぎわら一樹さんを応援しようと思うにいたったか?

朝倉は千葉県知事選の際、3月17日(水)に「1、県知事選でのくまがい俊人候補支持」とともに、「2、2023年船橋市議選の2030代無党派候補公募、3、全国で生物系地方議員候補を支援を」を公式サイト・FB・ツイッターなどに発信しました。

●【船橋市議(無党派)・朝倉幹晴3つの表明(2021年3月17日(水)】1、千葉県知事選、くまがい俊人さん(元千葉市長)を支持、2、2023年船橋市議選の20・30代無党派候補公募、3、全国で生物系地方議員候補を支援

 

知事選がくまがい俊人さんの当選の結果が出た3月21日(日)から10日を経た3月31日にはぎわら一樹さんから「2、2023年船橋市議選の20・30代無党派候補公募」の応募があり、以降、何回かお会いし、話をする中で、
●「介護福祉現場の声を市政に届ける」というはぎわら一樹さんの基本姿勢と経験は船橋市政に役立つと感じられた。
●無党派で挑戦することを基本に、いくつかの朝倉が重要と考える点(下記4)について確認できた。
●20代で何でも素直に吸収していこうという基本姿勢が感じられた。

ことにより応援することを決めました。

3、はぎわら一樹さんの市政への挑戦の方向の3つの可能性

はぎわらさんは、船橋市政の関わり方で3つの可能性を考えているとのことです。
a、約2か月後の6月13日告示、20日投票の市議会議員補欠選挙に出る。
b、2023年4月の船橋市議選に出る。
c、市議選には出ず、情報公開制度活用、パブリックコメント応募などを通じて市民にその情報を発信し共有しながら市民の一人として、市政に働きかけていく。

そして、これから自ら考えたり周りの意見を聴きながら、6月12日(土)に方向を最終決定するとのことです。
どの関り方になるにせよ、応援しようと思いますが、a、bの場合には市議会内での協力関係のため、十分に話しあって以下の点を確認いたしました。

4、はぎわら一樹さんと無党派どうしで協力する上での合意事項

市議に出ることに決め、市議に当選(合格)した場合(上記abの選択をした場合)の合意事項

1、日本国憲法と地方自治法を尊重し、順守する。
2、6年間(~2027年市議選前まで)は無党派を貫き、政党には入らない。
3、会派については少なくとも2年間は一緒にやっていく(みらい@船橋)。それ以降も一緒にできるように努力する。
4、最初は一から学ぶことも含めて、学生インターンと同じプログラムに参加する。

1(日本国憲法と地方自治法尊重)については当然のこととご確認いただきました。

2(6年間(~2027年市議選前まで)は無党派を貫き、政党には入らない)については、私(朝倉)自身が20年近く無党派を貫き、その姿勢で「無党派の20・30代候補」を公募した経緯から私(朝倉)が応援する条件であり、全国の地方議員で頻繁に繰り返されている残念な出来事を踏まえた合意です。私自身も無党派で応援した議員が、のちに(十分な有権者・支持者への説明なしに)政党に移動したりする経験を何度もしただけにここはこだわらせていただきました。若干長くなりますが、20年の想いが詰まっていますのでお読みいただければ幸いです。

私(朝倉)自身は、国政は政党政治になるのは制度的にやむを得ないと思っていますが、地方議会は無党派で活躍できると思っていますし、実際に無党派で活動を続けてきました。地方議会の中に政党所属議員がいることは否定しませんが、もっと政党の系列に属さない独立の無党派議員が増える必要があると考えています。全国でも同様でしょうが、船橋で活動していると、「自民党(木村てつや議員)系ですか?立憲民主党(野田佳彦元総理大臣)系ですか?」とよく聞かれます。議員はどちらかの系列に属しているとの先入観があるように思います。もっと私のような政党の系列と無関係な議員が増えるほうがよいと思います。実は市民の方々がそう考える大きな理由の1つに「選挙時は無所属を名乗るが、当選後は自民系になる」「最初無所属で出ても数年後自民系になる」ということが、船橋でも全国でも繰り返されていることがあります。これはなんとなく許されてしまっていますが、私は有権者に対して不誠実と考えます。したがって、私が応援する人にはそのようなことがないことを願っています。はぎわらさんも少なくとも6年間は無党派を貫き政党に所属しないことをご確約いただきました。
ただ、一方で、市議の活動をする中で、本当にある政党がよいと考えるにいたった場合に政党所属の可能性を未来永劫にわたって否定するのも適切ではないとも考えます。2023年の選挙までは強い応援関係にあるので、その任期中(~2027年市議選前)までは無党派を貫くべきと思いますが、2027年選挙には相当自立した選挙ができるはずです。それ以降は、ご本人がそのまま無党派でいくのか政党に所属するのかは、十分に有権者・支持者に説明した上で、選択はご本人の判断にまかせるべきだと思い、6年間限定の合意にしました。この6年間「無党派確約」は、私が受験で応援した医学部受験生たちが修学資金援助や受験枠を得るために利用している「卒後●年の特定地域・系列病院勤務確約(各医学部地域枠、自治医大、民医連奨学生)」の発想に近いものです。
【参考】自治医大、卒後9年の地域医療について

3(会派については少なくとも2年間程度は一緒にやっていく(みらい@船橋)。それ以降も一緒にできるように努力する)については、かつてわずか3か月で会派合意を反故にされた不本意な経験(*)があるので、少なくとも2年程度は一緒にやることを確認いただきました。ただ、会派に関しては、流動性が大きく、また政党所属の有無などのように有権者に選挙時に直接表明、約束するようなものではないので、通常の場合の任期の半分であり2年を最低の約束としました。もちろん、それ以降も一緒に組めるように努力します。
今仲議員の会派「みらい@船橋」離脱と私たち・船橋市議会の運営への影響について(2019年8月29日 「みらい@船橋」朝倉幹晴 池沢みちよ)

4(最初は一から学ぶことも含めて、学生インターンと同じプログラムに参加する)

【参考】2020年2月1日(土)・10日(月)大学生の議員インターンシップ1・2日目の様子(毎年春(2・3月)、夏(8・9月)インターン募集します

 

5、今後への期待

はぎわら一樹さんと話していて、介護福現場に関すること以外の、個々の政策等の政治姿勢や判断については、それぞれ基本的なお考えはお持ちである一方、細かい個別の部分では判断が未確定である部分を結構お持ちだということです。26歳という年齢を考えてみればある意味で当たり前のことで、私自身も26歳のころを考えてみればそうでした。そして、それぞれの問題についていろいろな視点を素直に学ぶ姿勢と可塑性をお持ちです。この姿勢と可塑性に期待するものです。