【2020年3月~2021年4月、船橋市旬ごと新型コロナウイルス感染症患者数推移グラフ】第4波とまでは言えないが4月は微増傾向
2021年5月1日 船橋市議 朝倉幹晴
船橋市保健所発表のデータをもとに、私たちが日常生活でよく使う月の約10日間での三区分(各月上旬・中旬・下旬)の区切りで、発生数の推移をグラフ化しました。
また、現在の累積患者の現状(回復、自宅療養、ホテル入所、入院、死亡)を円グラフにしました。
4月の増加傾向、7・8月の増加傾向に続き、10月~1月中旬は3回目の増加傾向となっていました。その後、1月下旬・2月上旬は減少傾向に転じました。2月中旬以降、減少傾向が鈍化しました。4月以降「第4波」とまではいえませんが。4月上旬→中旬→下旬は144人→155人→165人と微増傾向です。船橋市での変異株陽性者が4月12日より33人発生していること、近隣の東京都などの状態もあり、楽観はできません。減少傾向につながるよう、対策を徹底していきましょう。
・週ごとの把握にすれば、7日間ごとなので正確です。にもかかわらず、旬ごとグラフを作成したのは、生活上最も頻繁に使う区分でわかりやすいからです。(週ごとにした場合、「先週」と「今週」の比較はしやすいものの、「1月第1週、第2週」という表現はわかりにくく、月をまたぐ週もあるにので直観的にとらえにくくなります。)
一方、旬ごとにした場合、下旬が10日・11日・8日の3通りがあります。10日・11日の差が少ないものの、2月下旬の8日間は明らかに差が大きいので、10日間換算に補正した補正値も示しました。
・発表日でなく検査日でのデータ
(12月7日より、保健所発表の数は前日分だけではない形となりました。ただ、過去との整合性のため、12月上旬も
前日データで作成しています。)
・市居住患者には、市保健所検査ほか、千葉県衛生研究所・市内医療機関・他自治体保健所で発見報告された船橋市民患者数含む
・本グラフには船橋市保健所で検査された他自治体居住患者は含みません。・累計数にはすでに治癒した人の数を含みます。