2014年大学入試センター「数学」ⅡB第1問[1]「図形と方程式」(配点15点)問題、解答・解説
2022年6月8日 予備校講師・船橋市議(無党派) 朝倉幹晴
2014年の大学入試センター「数学」ⅡB第1問[1]「図形と方程式」の解答解説を作りましたので、勉強、入試対策にご活用ください。
第1問[1](配点15点)
Oを原点とする座標平面において、点P(p,q)を中心とする円Cが、方程式で表される直線ℓに接しているとする。
(1)円Cの半径rを求めよう。
点Pを通り直線ℓに垂直な直線の方程式は
なので、Pからℓに引いた垂線とℓの交点Qの座標は
となる。
求めるCの半径rは、Pとℓの距離PQに等しいので
である。
(2)円Cが、x軸に接し、点R(2,2)を通る場合を考える。このとき、p>0、q>0である。Cの方程式を求めよう。
Cはx軸に接するので、Cの半径rはqに等しい。したがって、により、p=キqである。
Cは点Rを通るので、求めるCの方程式は
(x-ク)2+(y-ケ)2=コ…
または
(x-サ)2+(y-シ)2=ス…
であることがわかる。ただし、コ<スとする。
の表す円の中心をTとおくと、直線STは原点Oを通り、点Oは線分STをセする。セに当てはまるものを、次の
のうちから一つ選べ。
1:1に内分 1:2に内分 2:1に内分
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