不登校児童・生徒支援の教室「ひまわり」の名称変更決定(2023年3月13日、船橋市教育委員会から報告)
2023年3月13日 船橋市議(無党派) 朝倉幹晴
私は不登校児童の保護者の方からいただいたご意見を紹介しながら、2月22日の船橋市議会で「適応指導教室」の名称変更を提案いたしました。
●2023年2月22日、朝倉幹晴船橋市議会質疑録画中継(27~30分が不登校関係)
議事録
[朝倉幹晴議員登壇]
◆朝倉幹晴 議員 次に、不登校対策についてお聞きします。
私ごとですが、私の長女も小学校4年生、中学校1年生のときに不登校を経て、非常に本人もつらかったでしょうけど、家族もつらい思いをしましたが、今は県内で獣医として働いております。
だから、今、本当に不登校で苦しんでいる方々、つらいと思いますが、ぜひ頑張る、頑張るというか、ぜひその気持ちを受け止めながら、希望を失わずに生きていってほしいと思います。
さて、不登校児童生徒は増加傾向にあります。しっかりした対応をするために、対応を拡大すべきですが、どのような方針を今年度予算について市は持っているんでしょうか。
そして、現状、「ひまわり」というものがありまして、適応指導教室という名称が使われているんですが、不登校の当事者の方から、適応指導教室という言葉はよくないと。学校復帰を前提としているような言葉であり、今の文部科学省の方針は学校復帰を必ずしも目的としないと。そして、自立をサポートするという目的ですので、この適応指導というのはなじまないんじゃないかというメールをいただきました。変更すべきと思いますが、いかがでしょうか。
[学校教育部長登壇]◎学校教育部長(礒野護) お答えいたします。
現在、市内の不登校児童生徒は増加傾向にあり、峰台小学校内にある「ひまわり」に通室する児童生徒数も増加しております。不登校児童生徒を支援する場を増やし、また、船橋市北部・東部地区の児童生徒が通いやすく、保護者の負担を軽減するため、令和6年度4月に新たに古和釜中学校内に同様の教室を増設いたします。
名称の変更についてのご質問ですが、不登校児童生徒や保護者にとって抵抗感を減らし、親しみやすいものにするため、教育支援センターもしくは各教育委員会等において、工夫された名称に変更することについて検討するよう国から通知されているところでございます。現在、令和5年4月からの名称変更に向けて準備を進めております。
以上でございます。
[朝倉幹晴議員登壇]◆朝倉幹晴 議員 不登校支援に関しては私もZoomでサポートしたことありますが、学習支援についてはそういう手法も、オンラインの手法も広がっておりますし、学習サポート一般についてもぜひ、今、市内11か所ですけど、全中学校区に増やす方向を検討していただければと要望いたします。(以下別内容へ)
早速市が名称変更を決定いたしました。
令和5年3月13日
議員 各位
学校教育部長
サポートルーム「ひまわり」の名称変更について
峰台小学校敷地内にある不登校児童生徒を支援する教室、適応指導教室「ひまわり」の名称を令和5年4月1日から変更することにしましたので、ご報告いたします。
文部科学省からの通知(令和4年6月10日付4初児生第10号)に「不登校児童生徒や保護者にとって、抵抗感を減らし、親しみやすいものにするため、教育支援センター若しくは各教育委員会等において工夫された名称に変更すること」とあることから、下記の通り名称を変更いたします。新名称 サポートルーム「ひまわり」
今後も不登校児童・生徒の支援に関してご意見・ご要望ありましたらお聞かせください。