【2019年11月1日発信】船橋市在住の中3・高1・高2の皆様(保護者の皆様)、成人式は20歳・18歳どちらの実施がよいか?等についてのアンケート(11月15日~12月16日に実施)にお答えください。
2019年11月1日 船橋市議会文教委員 朝倉幹晴 発信
【はじめに】
2020年1月、2021年1月、2022年1月に実施される成人式は、20歳を対象とし実施されます。現役合格で大学生になった場合で学年で表現すると、2019年8月現在、現大学2年生が2020年1月に、現大学1年生が2021年1月に、現高校3年生が2022年1月に、これまでと同様の形態で成人式を迎えます。
その後、民法改正で、2022年4月1日より成年年齢が20歳から18歳に引き下げられます。したがって2022年4月1日時点で、18歳・19歳の人と、2002年4月2日が誕生日で2022年4月1日に20歳となる人(※)が、2022年4月1日に同時に成人となります。さらに2022年4月2日からは、その時の高校3年生(世代)が18歳の誕生日の前日になると同時に成人となります。つまり、2022年度には現在(2019年11月時点で)、高2(相当年齢の人)・高1(相当年齢の人)・中3が3学年同時に成人になるのです。
※「年齢計算ニ関スル法律」第1条には、「年齢ハ出生ノ日ヨリ之ヲ起算ス」と規定されています。その結果、たとえば新生児は誕生日の前日に365日となって満1歳になることとなります。2022年4月1日に成人になる人は、2002年4月2日が誕生日の人になります。
したがって、2022年度以降の成人式、つまり現在高2以下の世代の成人式を何歳で開催するのかは、船橋市にとっても重大な選択であり、船橋市教育委員会でも検討が重ねられ、船橋市議会文教委員会でも議論を重ねてきました。
このたび、船橋市教育委員会は直接、3学年の当事者(現在高2(相当年齢の人)・高1(相当年齢の人)・中3)と保護者にアンケートを取ることになった旨、市議に報告がありましたので、お知らせします。具体的な回答方法は学校・市HPなどより、期日までに皆様に案内されるはずですが、アンケート内容と主旨は以下の通りですので、事前にお目通しいただき、よくお考えいただいた上でご回答ください。
アンケート実施の主旨と方法(船橋市教育委員会生涯学習部長より市議への報告)
成年年齢引下げに伴う成人式の対象年齢の検討状況について(報告)
1.概要
平成30年6月に民法の成年年齢を20歳から18歳に引き下げること等を内容とする民法の一部を改正する法律が成立したことに伴い、成人式の対象年齢をこれまでどおり20歳とするか、18歳とするか検討する必要があり、市内の当事者の意見を聞くために、改めて市内在住の当事者にアンケートを実施することといたしました。
令和4年時点で18歳、19歳、20歳となる現在の中学3年生、高校1年生、高校2年生及びその保護者にアンケートを行います。
アンケートは市ホームページで回答できるWebアンケートを想定しており、「広報ふなばし」や市立船橋高校・市内中学校に「QRコードを入れた案内文」を配布することで周知をする予定です。2.アンケート期間(予定)
令和元年11月15日~12月16日
なお、これまでの船橋市教育委員会の議論と今年7月時点の方向は以下の通りです。ただ、アンケートのご回答は、これに同意することも別の意見を回答することも自由であり、そのアンケート結果を踏まえて最終判断することになるので、ご自由にお答えください。
船橋市教育委員会は、成年年齢が18歳に引き下げられる2022年度からの成人式の対象年齢を20歳のままとする方針(2019年7月18日教育委員会会議で報告)