7月13日(水)午前10~12時、船橋市議会総務委員会で「千葉県地震被害想定調査結果」「船橋市避難所運営マニュアル」を議論します。~ぜひ傍聴においでください~
私は、災害対応の審議を担当する市議会総務委員会の委員長を担わせていただいている無党派市議として、
市の災害対応に関してお知らせしたく思います。
今週13日(水)、市議会総務委員会で、2016年5月19日、千葉県防災危機管理部防災政策課が発表した「千葉県地震被害想定調査結果」ならびに「船橋市避難所運営マニュアル」(2013年4月発行)
を、熊本震災の経験を踏まえて審議し、修正・加筆などを求めていく審議を行います。市役所10階で誰でも傍聴可能です。ぜひご傍聴、あるいはネット中継をご覧ください。
「千葉県地震被害想定調査結果」の想定地震
①県の想定1「千葉県北西部直下地震」
(想定震源、習志野市と千葉市の境界付近深さ約50㎞、M7.3)
・最大想定震度 震度6強 ・東京湾岸埋め立て地液状化可能性大
・全壊・消失建物数 約81200棟 ・死者数 約2100人
・帰宅困難者数 約147万人(県内に約73万人、県外に約74万人)
・避難者数 約80万6千人(最大)
②県の想定2「房総半島東方沖日本海溝沿い地震」
(想定震源、いすみ市南東約75km深さ25㎞、M8.2)
・最大津波高、8,8m(銚子市)
・建物被害 全壊棟数約2900棟、半壊棟数約6700棟
・死者数 約5600人
避難者数想定
特に、船橋市の避難者数については、以下の予測とされています。
1日後 82000人(避難所49200人、避難所外32800人)
1週間後 123500人(避難所61700人、避難所外61700人)
2週間後 135800人(避難所54300人、避難所外81500人)
4週間後 106700人(避難所32000人、避難所外74700人)
1か月後 103200人(避難所31000人、避難所外72300人)
深刻な被害が予測されています。
しかし、きびしい予測にもとづいた対策に踏み切る、甘い予測をして対策をしないよりも、きびしい予測をして、それを踏まえた対策に踏み切るのは、被害・リスク軽減の見地から望ましく、
市と県が連携して減災や災害発生時の対策を加速すべきと主張してまいりたい。
また、この被害予測を踏まえ、また熊本震災の経験を踏まえて審議し、
「船橋市避難所運営マニュアル」の修正・加筆などを求めていく審議を行います。市役所10階で誰でも傍聴可能
です。ぜひ傍聴においでください。