AGCテクノグラス跡地新設小学校の学区選定(近隣小学校区と組み換え可能性含む)に関し十分時間のかけた議論を~1983年法典西小(「仮称法典第二小」)新設の学区審議会の記録を踏まえて~
2021年4月に、AGCテクノグラス跡地の新設小学校については、現在バス通学という緊急避難的通学方式となっている「みらSATO(森のシティ)」児童が、歩いて通える範囲の学校新設という目的があります。しかしながら、新設小学校は「みらSATO」児童のみならず、現在塚田小学区・行田東小学区、またこの2学区と海神小・船橋小・夏見台小などの選択学区となっている地区の中で、どの地区が、新設小学校の学区となるか、選択学区となるかまで考え直す位置に存在します。
9月13日の市議会文教委員会では、以下、現在の学区の地図が示されました。(クリックすると図が拡大されます)
特に新設小学校中心部分を抜粋した図が以下です。。(クリックすると図が拡大されます)
以下は、もし新設小学校が建設されず、「みらSATO」から市場小へのバス通学が維持されたと仮定した場合の学級数予測です。
(これは小学校新設の必要性と効果を示すためにあえて示された想定資料なので、このようにはならないように新設するとの前提の資料であることにご留意ください)
(クリックすると図を拡大できます)
私は以下のような議論をさせていただきました。
船橋市西部における新設小中学校解説と学区組み替え等に関わる保護者・地域における合意形成に向けて~2016年9月13日(火)船橋市議会文教委員会にて、委員外発言~
●最近行われた代表的な学区変更
最近行われた、代表的な学区変更は葛飾小・西海神小・行田西小学校の学区変更であり、学区審議会の議事録は以下のように船橋市HPに公開されています。
1、2014年度(平成26年度)第1回船橋市学区審議会概要・議事録
行田西小学校、高根台第二小学校、高根台中学校通学区域の追加設定
西海神小学校、葛飾小学校通学区域の追加設定
・2014年度(平成26年度)第1回船橋市学区審議会概要(結論)
・2014年度(平成26年度)第1回船橋市学区審議会議事録(詳細)
2、2015年度(平成27年度)第1回船橋市学区審議会概要・議事録
葛飾中学校通学区域の追加設定
2015年度(平成27年度)第1回船橋市学区審議会概要(結論)
2015年度(平成27年度)第1回船橋市学区審議会会議録(詳細)
葛飾小・西海神小学区変更については2年ほどの準備がありましたが、それでも時間が不足したり、十分な納得が得らえない住民の方もおられました。
●AGCテクノグラス跡地新設小学校学区(近隣小学校区の変更)に関しては、十分な時間をかけて地域や保護者の合意を
AGCテクノグラス跡地小学校学区については、また4年半の時間があり、これまでの学区変更が1・2年ほどで進められたことと比べると十分な説明や議論の時間があります。
学区については、完全に全員が納得することは困難ですが、十分に時間をかけできるだけ多くの人が納得できるような変更や設定がなされるように、また移行期には適切や
移行・経過措置がとられるように教育委員会に求めていきます。
●1983年(昭和58年)、法典西小(「仮称法典第二小学校」)新設時の学区審議会議事要約を公開します。
市HPには掲載されていませんが、ほぼ同地区で新設小学校に伴う学区設定や変更があった、1983年の6回にわたる学区審議会(1983年7月6日~12月1日)や説明会の経過の資料を
市議として教育委員会に要求し公開されたものを以下PDFファイルにしました。(32ページ)。一言一句を記録した議事録ではなく、議事要約ですが、新設小学校をめぐる33年前の審議の
様子がわかります。ご参考にご覧いただき、学区設定に関してよい住民合意が得られる一助となれば幸いです。
(33年前の記録であり、読みにくい部分があることはご容赦ください)
(教育委員会会議資料内の黒塗り部分は他の案件で、人事など個人情報に関わる部分ということです。学区関係の記録はすべて公開されています)
1983(昭和58)年第3回学区審議会資料(学区懇談会報告(9月30日葛飾小・10月5日法典小・10月13日行田西小)含む)
1983(昭和58)年第4回学区審議会資料(11月8日(11月5日藤原1丁目地区懇談会記録含む))
1983(昭和58)年第6回学区審議会資料(12月1日)(学区審議会の教育委員会への答申案含む)
1983年12月、学区審議会の答申を受け教育委員会会議で学区設定
(教育委員会会議資料内の黒塗り部分は他の案件で、人事など個人情報に関わる部分ということです。学区関係の記録はすべて公開されています)