船橋市2021年オンライン成人式実施結果と2022年成人式への要望(2021年1月18日船橋市議会文教委員会速報)

2021年1月18日(月) 船橋市議 文教委員 朝倉幹晴

1月18日(月)13時~16時、以下の議題で文教委員会が開催されました。

1、新型コロナウイルス感染症の対応について
2、船橋市図書館指定管理者評価(令和元年度実績・令和2年度計画)の決定について
3、船橋市におけるGIGAスクール構想(案)について
4、1人1台端末を活用した授業について
5、船橋市いじめ防止基本方針(案)のパブリック・コメントの結果報告について

3、4に関しては、3月からの1人1台のタブレット端末配布と2021年度からの活用に向けて
・支援員を学校に1人ずつ配置すること(文部科学省方針では4学校に1人)
・教師にも同じタブレット端末を配布すること
・Wifi環境のない家庭へのWifi環境の整備の援助
・千教研の日を活用した教員研修
などを要請しました。今後も議論を続けてまいります。

1(新型コロナウイルス感染症の対応)に関しては、緊急事態宣言後の学校活動(たとえば部活動の土日祝日中止や放課後も90分以内とすること)、公共施設の休館や利用制限などの報告がありました。私からは学年休業中のオンライン授業実施状態(この間の3中学に関しては実施)、中3の公立高校入試(2月24・25日)への配慮(前々日の2月22日を中3は休校にし、2月20~23日が入試前に4連休となること)などを確認・質疑をいたしました。

さて、1(新型コロナウイルス感染症の対応)に関して、オンライン成人式の当日視聴数や、1月13日13時時点でまとめた閲覧数の報告を以下のようにいただきました。新成人6505人のうち、式典閲覧が最高811人、視聴回数が9460回とのことです。

新成人・保護者の全てでなく、また仮にベストの形態とは考えていないにしても、オンライン配信の形を受け止めた見られた方がおられる点は、何もしないよりもよかったと思います。オンライン発信に出演した新成人、準備をされた教育委員会、また中学の恩師や、ふなっしーをはじめとする「船橋ゆかりの方々」に感謝いたします。

(集計タイミングの偶然でしょうが、船橋市ゆかりの方のメッセージで最も再生回数が多かった「ふなっしー」の回数が274回であるのは興味深く感じました。)

なお、今年は感染者数増加の中、12月14日に船橋市教育委員会は会場開催の中止を決定しました。決定から年末にいたるまで、開催・延期・代替措置を求める新成人や保護者からご意見を多くいただき、教育委員会と話し合ってきました。
しかし、検討時間も少なく、結局「会場開催中止・オンラインのみ・代替措置なし」の判断となりました。
●【12月28日】成人式会場開催中止(オンラインにて開催)に伴う代替措置の要請とその結果について。
(私は代替措置を求めてきた保護者の方と以下の取り組みをしました。今も掲示板に掲載中です)
●「新成人お祝いポスター」を船橋市内18カ所の「みんなの掲示板」などに掲示しました。

 短期間の急な判断で今年の新成人・保護者が感じた辛さを繰りかえさないように、2022年の成人式に関しては、全体開催(昨年度までと同様・時間は短縮)・分散開催・代替措置(記念撮影ができる場確保)など様々な開催形態の可能性を1年間十分議論して検討するように要請しました。この問題は、同じく新成人の親である池沢みちよ市議と一緒にこれからも取り組んでまいります。

(なお、感染拡大中の状況なので、本委員会内での発言は差し控えましたが、もし感染が落ち着いた状況になった場合には、2021年成人に関しても、もう一度、分散型でもいいので「祝う会」などの可能性の検討を依頼します。)