大学入試共通テスト2022年数ⅡB第1問[1](図形と方程式・配点15点)問題、解答、解説

解説

(1)x2+y2−4xー10y+4≦0
x2−4x+4+y2ー10y≦0
x2−4x+4+y2ー10y+2525
(x-2)2+(yー525。したがって、中心(2,5)、半径5の円の周、および内部()(ア~エの答)


(2)(i)

Aを通り円Cに接する接線の一つはx軸で、y=0(オの答)
もう一つの接線は(-8、0)を通り傾きKの直線なので
y-0=k(xー(-8))
y=k(x+8)

(ⅱ)y=k(x+8)をx2+y2−4xー10y+4=0に代入すると、xについての2次方程式
(k2+1)x2+(16k2−10k-4)x+64k2ー80k+4=0
これが重解を持つ(カの答ときのkの値が接線の傾きとなる。

(ⅲ)
Qからx軸(y=0)に下ろした垂線の交点をHとすると



y=0と異なる接線の傾きはtan2θ(ケの答、

<参考、上記証明で使っている三角形・直角三角形の合同条件の復習です>

(ⅳ)

点Aを通るCの接線のうち、直線y=0と異なる接線の傾きをkoとする。
傾きK0の直線(接線)とx軸のなす角は2θであり、傾きKoはtan2θである。