2022年大学入試共通テスト数学ⅡB第1問[2](指数・対数)(配点15点)問題・解答・解説
2022年7月 予備校講師・船橋市議 朝倉幹晴
2022年大学入試共通テスト数学ⅡB第1問[1](指数・対数)(配点15点)の解答・解説を作成しました。復習に役立ててください。
(3)次に、太郎さんは(2)の考察をもとにして
太郎さんの考察
t>0ならば、の両辺にtを掛けることにより、t2>1を得る。このようなt(t>0)の値の範囲は1<tである。
t<0ならば、、の両辺にtを掛けることにより、t2<1を得る。このようなt(t<0)の値の範囲は-1<t<0である。
この考察により、を満たすt(t≠0)の値の範囲は
-1<t<0、1<t
であることがわかる。
ここでaの値を一つ定めたとき、不等式
を満たす実数b(b>0、b≠1)の値の範囲について考える。
を満たすbの値の範囲は、a>1のときはチ(2点)であり、0<a<1のときはツ(2点)である。
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