10月21日(金)20~21時、オンライン学びのひろば「数学の発想法」~「小学生から素数・合成数を学んだほうがよいのではないか(仮説)」を考える

2022年10月  予備校講師・学習サポート「勉強ひろば」主催・船橋市議 朝倉幹晴

東日本大震災・福島第一原発事故で福島から船橋・飯田橋に避難してきた小中学生の学習サポートから、児童養護施設・母子生活支援施設・ひとり親世帯の学習サポートを10年以上続けてまいりました。その中で、小5算数の分数の計算がつまづきやすい分野の1つとなっていることを感じてまいりました。そして教える試みをしながら、1つのカリキュラム変更提案の仮説を持っています。

現行カリキュラムでは
【小5算数】分数の約分・通分、公倍数・公約数・最小公倍数・最大公約数(すだれ算なし)
【中1数学】素数・素因数分解(すだれ算教える場合と教えない場合あり)
【高校】整数論
となっています。

まず、①小5の最小公倍数・最大公約数で「すだれ算」を使わないこと。
②素数を教えるのが中1で、小5の通分の2年後であること。
③素数という言葉を教えても、その対語である合成数を教えていないこと。

など現行カリキュラムの不十分点を感じ、むしろ小5で全て教えたほうが、小5の分数の通分の理解もしやすく、また中高の勉強もやりやすいのではないかとの仮説を持っています。具体例を出しながら、その仮説と、私が実際に教えてきて感じた実感をお伝えしながら、数学・算数教育の在り方について皆で議論していくことができれば幸いです。
私からの報告テーマはこれにいたしますが、自由討論の時間には、他の分野であっても算数・数学について思うことを自由にだしてください。
当日は申込不要です。直接ご入室ください。

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