【6月7日船橋市議会質疑速報】船橋市における #獣医師 の働きと、今後の #愛玩動物看護師 の働きの可能性

2023年6月7日 船橋市議 朝倉幹晴

本日6月7日に船橋市議会一般質問で、船橋市における獣医師の働き、今後の愛玩動物看護師の働きの可能性の質疑をしました。正式な議事録や録画中継は後日出ますが、速報です。

朝倉質疑1 船橋市に採用された獣医師は今、ぞれぞれどのような分野でどのような働きをされているでしょうか?

市保健所理事答弁 動物愛護指導センターに従事する獣医師は、「狂犬病予防法」及び「動物の愛護及び管理に関する法律」に基づき、狂犬病の予防や野犬等の捕獲及びセンターに収容した負傷動物の治療、飼い主のいない猫の不妊手術、犬・猫の使用に関する指導などの業務を行っております。
また、動物愛護指導センター以外で従事する獣医師は、食品衛生法などに基づく食品衛生監視員や環境衛生監視員として、立ち入り調査や指導の業務を行っている他、PCR検査を含む細菌やウイルスの微生物学的検査などの業務を行っております。

朝倉質疑2 今のご答弁の中で、動物愛護指導センターでの獣医師の働きについてもご説明いただきました。「負傷動物の治療」とありますように、実は動物愛護指導センターは診療施設としての位置づけもあります。
動物病院など一般の動物診療に関わる仕事に関して非常に大きな動きがありました。今まで国家資格の専門職は獣医師のみであったのが、愛玩動物看護師が初めてその4月から国家資格として発足しました。2月19日に第1回国家試験が行われ、3月17日の合格発表で全国約2万人の合格者が生まれ、ツイッター上では合格者の喜びの声に溢れました。
船橋市動物愛護指導センターも診療施設としての位置づけもある以上、今すぐといいうことではなくても将来的に動物愛護看護師の働きを活用していく可能性を考えるべきと思いますがいかがでしょうか?

市保健所理事答弁

議員ご指摘の愛玩動物看護士につきましては、令和元年(2019年)に愛玩動物に関する獣医療の普及及び向上並びに愛玩動物の適正な使用に寄与することを目的に「愛玩動物看護師法」が制定され、今年度、初の免許保持者が誕生したと承知しております。
現在、船橋市動物愛護指導センターでは、獣医師のほかに捕獲員として会計年度任用職員3名を採用しており、獣医師の指導のもと動物愛護指導センターに収容された犬・猫の飼養等をしております。
免許ができて間もないこともあり、愛玩動物看護師を採用することは、現時点では考えておりませんが、今後、愛玩動物看護師を活用するかどうかにつきましては、国や他自治体の動向を注視してまいります。

参考
第1回「愛玩動物看護師」国家試験合格発表(3月17日)~2023年4月、国家資格「愛玩動物看護師」誕生~