2023年3月24日、船橋市議会、朝倉幹晴の市長報告(事故専決処分)・監査報告に関する質疑録画中継(10分)&議事録

2023年3月24日、船橋市議会での市長報告(事故専決処分)・監査に関する質疑録画中継(10分)

 

議事録

○議長(渡辺賢次) 日程第39、市長からの報告第1並びに例月現金出納検査結果報告及び監査結果報告の件を議題とします。
[報告第1は巻末に掲載]

○議長(渡辺賢次) これより質疑を行います。
通告に基づき、質疑を行います。
朝倉幹晴議員。
[朝倉幹晴議員登壇]

◆朝倉幹晴 議員  今期の最後の質疑をさせていただきます。
短い質疑ですので、マスクを着けたままさせていただきます。
まず、事故の報告なんですが、専決処分の報告なんですが、専決処分日令和4年11月9日ということで、このような事故が起こっております。
令和4年9月16日、湊町小学校において、市職員が草刈り作業中に跳ねた小石が駐車中の相手方の小型乗用車に当たり、損害を与えたということです。
これ、昨年の最後の12月23日の事故報告の中でも、私は同様な事故について、もう再発を防止してほしいということを質疑をしました。
そのときは、再発防止に向けて対策していくってことでしたけど、またこのような報告がされてるのはどういうことでしょうか。
[管理部長登壇]

◎管理部長(森昌春) お答えします。
初めに、立て続けに同様の事故が発生しましたことにつきまして、改めておわび申し上げます。
今回の事故は、令和4年9月16日に湊町小学校において、除草作業の際に使用していた刈り払い機が小石を跳ねたことが原因で発生した事故でございます。令和4年第4回定例会においても報告いたしました事故について、各学校に対し事故の再発防止に向けた注意喚起を行う準備をしている最中に発生したものでございます。
教育委員会といたしましては、校長会議において事故の防止策の説明、注意喚起のためのシールの刈り払い機への貼付の依頼を行ったところであり、また、今年に入ってからも、教頭会議におきまして事前に草刈り作業のスケジュールを立て、その内容を学校関係者全員が共有することで、作業をする職員だけに任せるのではなく、学校全体で協力体制を取っていただくようお願いするなど、引き続き事故の再発防止に向けた注意喚起を行っているところでございます。
以上です。
[朝倉幹晴議員登壇]

◆朝倉幹晴 議員  来期の議会には、この議論をしなくていいようにしっかりと管理していただくことを求めます。
次に、監査の報告についてです。
12月15日提出の監査におきまして、公益財団法人の船橋公園協会に関する監査がなされております。その中で、指定管理者所管課に対してこういう要望事項を監査のほうが指摘しております。
船橋市アンデルセン公園の管理に関する基本協定書第17条では、指定管理業務委託費に1800万円の修繕費が含まれていることから、指定管理者の負担で修繕を行うこととされているところ、実際には毎年3000万~5000万円費用負担していることが指定管理者より報告されており、指定管理者において過大な負担となってる。本件について事情聴取したところ、指定管理者においては、市に施設に関する修繕の対応を求めると一定の時間を要することになり、修繕完了までの期間、施設の利用制限等が生じ、場合によっては閉園するなど利用者に迷惑をかけることが懸念されるために、自主努力による資金の余力の範囲内で、市の了承を得た上で修繕を行っていたと。これが望ましくないから改善しましょうという監査の指摘がされているんですね。つまり、1800万しか予算づけがないのに、実際は3000万~5000万円の支出があると。その差額の1200万~3200万は指定管理者である公園協会が自主努力の中でやってるということは望ましくないってことです。
この自主努力というものが何を示すのか、まずお示しいただければと思います。
[代表監査委員登壇]

◎代表監査委員(栗林紀子) お答えいたします。
船橋市公園協会では、自主事業として様々なイベントを企画・実施したり、四季折々の花で園内を彩ったりしており、そういった取組がおおむね好評で集客につながってるとのことでございます。
事情聴取で担当部に確認したところ、そのような企業努力により利用者が増えて、得た利益分を修繕費に充てていたと理解しているとのことでございました。
[朝倉幹晴議員登壇]

◆朝倉幹晴 議員  企業努力により、自主努力により、非常に来園者が増えてるということ自身は望ましいんですけど、それを維持するための基本が修繕費です。それをきちんと実態に見合った形にしていただくことを、監査の指摘もありますので、担当課には要望しておきたいと思います。
次に、同監査報告書の8ページをご覧ください。
実は、船橋市公園協会の管理業務は、今議論いたしましたアンデルセン公園だけではなく、三番瀬海浜公園もあります。そして、もっと身近なものとしては……アンデルセン公園とか海浜公園ってのはやっぱり努力して行くところですね。ところが、私たちの市民が日常で利用してる近隣公園とか天沼公園とか、そういう代表的な公園についても公園協会が管理してますので、その日常点検のことを監査はチェックしてほしいというふうに、そこに力点を置いてほしいと思うんですが、今挙げました三番瀬海浜公園の監査、そして公園管理センター──日常の公園を管理してる公園管理センターの管理に関する監査というのは、今後どのような方向を考えているのでしょうか。
[代表監査委員登壇]

◎代表監査委員(栗林紀子) 初めに、指定管理の関係で、三番瀬海浜公園についてでございますけれども、指定管理者の監査につきましては、指定管理期間の中で1度実施するように計画的に進めております。
三番瀬海浜公園の指定管理者は、公園協会ほか1団体で構成するグループであることから、別途監査することとし、時期としては指定管理期間である令和8年度までに行うことを予定しております。
次に、公園管理センターですけれども、船橋市から受託した都市公園等の管理業務等を行っております。本市から委託した公園等の管理業務が適正に実施されているかどうかにつきましては、都市整備部等の定期監査の中で確認してまいります。
以上です。
[朝倉幹晴議員登壇]

◆朝倉幹晴 議員  船橋市の執行機関は、市長部局のほかに実は行政委員会という独立の機関がありまして、監査委員会や教育委員会などがそれに相当します。それぞれ独立の行政機関として存在していて、それが協力しながらもある程度の独立関係を保ちながら市民のための福利をしてると。その役割の1つとして監査が市の業務について指摘をしてるという状況です。やはりそのことが市民の中に明らかになって、緊張関係の中で執行部側もいろいろやってんだなってことがきちんと明らかにしていくのも議会の役割の1つだと思いますので、また来期もこのような議論をさせていただければと思います。
終わります。