2023年千葉県公立高校入試「数学」第3問(図形の証明)(配点16点)問題・解答・解説

2023年8月26日 船橋市議・予備校講師 朝倉幹晴

2023年2月に実施された千葉県公立高校入試「数学」第3問(図形の証明)(16点)の解答・解説を作成しました。また千葉県教育委員会が発表した正答率・無答率も付記しました。学習や入試対策にご活用ください。


2023年第3問(16点)

 下の図のように、点Oを中心とする円Oとその外部の点Aがある。直線AOと円Oとの交点のうち、点Aに近い方を点B、もう一方を点Cとする。円Oの円周上に、2点B、Cと異なる手点Dを、線分ADと円Oが点D以外の点でも交わるようにより、その交点を点Eとする。また、点Bと点D、点Bと点E、点Cと点D、点Cと点Eをそれぞれ結ぶ。
このとき、次の(1)~(3)の問いに答えなさい。


(1)次の(a)(b)に入る最も適当なものを、選択肢のア~エのうちから1つずつ選び、符号で答えなさい。また、(c)に入る最も適当な数を書きなさい。(完答で5点)(正答率80.9%、無答率0.6%)

選択肢 ア∠EBC イ∠BEC ウ∠DCB エ∠BDC

(2)△ABE∽△ADCとなることを証明しなさい。(6点)(正答率(6点)8.7%、部分点(3点)4.0%、(無答率33.8%))
ただし、(1)ののことがらについては、用いてかまわないものとする。

(3)点Eを通る線分ADの垂線と線分ACとの交点を点Fとし、線分EFと線分BDの交点を点Gとする。EG=1cm、GF=2cm、∠A=30°であるとき、線分ABの長さを求めなさい。
(5点)(正答率0%((無答率)46.9%))

 


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