船橋市を1つの舞台にしたドラマ・映画・アニメ「僕だけがいない街」を観ましょう。

2023年9月18日(月・祝) 船橋市議 朝倉幹晴

船橋市を1つの舞台にしたドラマ・映画・アニメ「僕だけがいない街」を観ましょう。

  ● 参考 映画 『僕だけがいない街』予告編【HD】2016年3月19日公開
  ●参考 Netflixオリジナルドラマ『僕だけがいない街』予告編
  ●参考 アニメ 僕だけがいない街

【ネタバレしない程度の概要】
主人公の藤沼悟は北海道(おそらく苫小牧市)出身で、船橋市湊町のアパートに一人暮らしし、マンガ家をめざしている29歳の青年。舞台は北海道と船橋市の両方である。
マンガのスタートは2012年であるが、ブレークしたアニメ・映画化は2016年1~3月である。更に2017年12月からNetflixで連続ドラマ化して、更に深く時間をかけて表現されている。様々な媒体で繰り返しリメイクされて作品化されている深みのある作品である。私は全部拝読・視聴したが、それぞれに微妙に異なり味わいが深くなる(私はNetflixドラマ版がもっとも好きです。)
●映画「僕だけがいない街」

主人公の藤沼悟には「リバイバル」と彼が呼ぶ現象が起きる。事件が起きたあるいは起きそうなときに、過去に「タイムリープ」する現象だ。「リバイバル」で過去にさかのぼったとき、その事件を回避することを藤沼悟は試みる。(その点は「東京リベンジャーズ」の「タケミッチ」と共通である。)
さて、船橋市である事件に巻き込まれそうになった藤沼悟は、北海道の小学生時代に「リバイバル」する。そして、その頃起きた小学生連続殺人事件の解決、回避ができるように動いていく。その中で藤沼悟に起きる運命は?殺人事件の真犯人は?船橋市でのヒロイン片桐愛梨(「梨」を「愛」という名前が船橋らしい)、北海道の小学校時代、虐待に来苦しむ雛月加代との接点で藤沼悟はどう生きていくのか?映画でもドラマでも、船橋市役所そばの京葉道路高架下(山谷水門あたり)がでてきたり、ららぽーと、湊町のアパートと路地、船橋のビザ屋、船橋駅の空からの動画、船橋市立医療センター、リハビリ病院がモデルと考えられる病院など船橋の風景がいたるところで登場し、船橋市議会議員(ドラマでは「西船橋市議会議員」)も意外な役割で登場する。
ただ、どちらかというと北海道(苫小牧市)の場面のほうが多く、小学校時代の北海道での出来事と未来の船橋市がつながっているという設定である。

<京葉道路高架下(山谷水門あたり)>

 

●2022年9月7日の船橋市議会で「僕だけがいない街」を取り上げた質疑の議事録をはります。主人公たちは船橋市のアパートが舞台になっているので、内容的にその前の質疑「単身者アパート生活者の支援」も掲載します。

[朝倉幹晴議員登壇]

◆朝倉幹晴 議員  次に、単身者アパート生活者の支援についてお聞きします。
今年の2月24日の議会で質疑をいたしました。その中で、船橋市民の世帯構成の中で単身者がトップで10万人を超えていると。そして、転入者についても、転入者が1年に3万2000人以上いるわけですけど、最も単身者が多く1万8000人以上が転入してるという話を聞きました。それに対して、窓口でようこそ船橋へという対応をすべきだというふうに質疑をしましたが、それについての進捗はどうなっているでしょうか。
[市民生活部長登壇]

◎市民生活部長(丹野誠) お答えいたします。
転入の届出で最初にお見えになる行政の窓口として、歓迎の意を表すため、現在、戸籍住民課住民異動届出の6窓口全てにアンデルセン公園内の写真とともに、ようこそ船橋へと文字を入れた歓迎ボードを設置しております。
なお、二次元バーコードも印字しておりますので、お手持ちのスマートフォンでこれを読み取ることにより、アンデルセン公園のウェブサイトをお待ちの時間にご覧いただくこともできます。
引き続き、来庁者満足度の向上につながるよう、住民異動届出窓口業務の窓口の中でどのようなサービスの向上が図れるか、歓迎メッセージ入りの封筒の配布を含め、検討してまいります。
[朝倉幹晴議員登壇]

◆朝倉幹晴 議員  ぜひ皆さんも窓口1回見てみてください、1階の。地味ではありますけど、ようこそ船橋市へという掲示がされてますので、一歩前進だと思います。
さて、11月からの20代単身者も含めたお米券配布についてです。これ、私が2月24日に単身者に向けた施策を充実すべきだっていうことがこのような形で反映したことは歓迎したいと思います。
ただ、9月1日付での住民で判断するということで、先ほど言いましたように、単身者、次々に9月以降も入っていらっしゃいますので、申請すれば、例えば、追加でお米がもらえると、特に年度内ぐらいはもらえるというような対応を検討していただきたいと思いますので、ぜひ次回の議会でそのような議案が出てくることを待っております。
次に、単身者も多いアパートの駐輪場所への屋根の設置の市の補助です。前回無下に断られたわけですが、これは非常に大切な問題ですので、ぜひ実施してほしいということで重ねて質問いたします。
いろいろ単身者も含むアパートでやるべき施策はいろいろあると思うんですけど、やっぱり駐輪場っていうのが一番手がつけやすいかなと思いますので、駐輪場所への屋根の設置、ぜひ実施してほしいと思いますが、どうでしょうか。
[建築部長登壇]

◎建築部長(岩渕敏幸) お答えします。
令和4年第1回定例会にて議員より、事業者に対する補助と考えるのではなく、そこに住んでいる住人への補助という発想で考え直せばとのご意見をいただきましたが、本市では住宅のバリアフリー化に対する補助や家賃債務保証料の補助等を行っており、まずは第一に、社会的に支援を必要とする方々を支援し、その上で民間事業者に対する補助についてはその公益性などに照らして判断する必要があると考えております。
賃貸アパートにつきましては、事業用の物件であると考えており、その増築に関する費用など、事業に関する費用につきましては補助することは考えていないところでございます。
[朝倉幹晴議員登壇]

◆朝倉幹晴 議員  また無下な答弁でありましたけど、私、実は大学卒業後、文京区でアパート暮らしをしてました。約7年間3つのアパートを転々としながら、自転車を買って職場まで自転車で行くという生活をしてきました。今、私の立場で、今も私マンション生活してますけど、やっぱりそのときのことを思い出し、議会報告などでアパートを配るときに、本当に駐輪場に屋根があったら助かるだろうなと思いながら配っております。
それは駐輪場の屋根っていうのは自転車が劣化しないだけでじゃなくて、これ、ごみ袋なんですけど、私も今も自転車で生活してるんですが、雨の日とかに駐輪場の上に屋根があると、そこで荷物を整えることができるんですね。そのときにこのごみ袋にバッグとかを入れると濡れずに済む。強い雨のときは2枚使うんですけど、そうすると、後でこれごみ袋として使用できますので、そういう生活の知恵をしながら自転車生活者は、CO2も出さずに生きておりますので、ぜひせめて屋根の駐輪場の補助はしていただきたいというふうに再度要望しておきます。
次に、船橋市が舞台となった漫画、ドラマ、アニメ、映画、「僕だけがいない街」、略称「僕街」を振り返りながら、船橋市の今後のシティプロモーションについて考えます。
この作品は漫画を原作にネットフリックスのドラマ、映画、アニメと何度も作られ、配信され続けております。各作品それぞれ微妙に展開は異なり、4度楽しめる内容です。苫小牧市と見られる北海道の市と船橋市を舞台にし、ここからすぐ近くの山谷水門とその京葉道路のガード下、それから、映画では湊町5丁目というんですけど──5丁目は実際ないんですけど──の2階建てアパートで主人公の藤沼悟という人が独り暮らしをしてる。船橋市のヒロイン、片桐愛梨というんですが、梨を愛するという絶妙な命名をされております。苫小牧でのヒロイン、雛月加代もやがて船橋市に来ることがあり、リハビリセンターなども舞台になっております。映画では、船橋市役所のすぐそばの歩道橋のところも映っております。ららぽーとやピザ屋も出てきております。そういう船橋をこれだけ取り上げてくれた内容なのに、残念ながらあまり周知がされてない、もったいないことと思います。
まず、市内の撮影場所や取材などに関して、どのように市は関わったんでしょうか。
[経済部長登壇]

◎経済部長(市原保紀) お答えいたします。
市では、「僕だけがいない街」に関する平成28年公開の映画及び平成29年のインターネット配信ドラマで撮影支援を行いました。支援内容といたしましては、制作会社からの要望に応じ、撮影場所の紹介、市内公共施設等の利用調整を行ったほか、撮影前の現場確認にも同行し、撮影内容の確認や施設の受入れ条件の提示を行い、撮影本番を立ち会いました。
以上でございます。
[朝倉幹晴議員登壇]

◆朝倉幹晴 議員  せっかく撮影協力したわけですから、その後も市のアピールに使うべきだったんじゃないかと思います。
先日、船橋のある有名なまちおこしの方と話したところ、船橋市にとって一番何が危機ですかって聞いたら、危機感がないことが一番危機ではないかというふうに言っておりました。つまり、何もしなくても人が移り住んでいるし、何もしなくてもふなっしーが盛り上げてくれる。これに安住し過ぎてきたんではないでしょうか。
実は、佐倉市を舞台にした「弱虫ペダル」というアニメができてるんですけど、佐倉市は、そのお手元の配付資料のように、「弱虫ペダル」の、3番のところに書いてありますけど、「弱虫ペダル」を使った聖地巡礼を推奨するということを市の方針として挙げてるわけですね。このようなことも踏まえて、これからは、佐倉市のような視点を持って、船橋市を舞台にした作品を応援していくことを強化すべきです。
ぜひそれを考えるべきだと思いますが、いかがでしょうか。
[経済部長登壇]

◎経済部長(市原保紀) お答えいたします。
船橋市が撮影場所になっていることを積極的にPRするため、作品に施設名称及び事業名である「ふなばしロケーションズ ふなロケ」のクレジット掲載を依頼することに加え、市ホームページにおいても撮影場所や船橋に来た出演者等の撮影支援実績を公開してございます。
また、現在、市ではロケ地の観光資源化に取り組んでおり、ロケ地マップを作成し、近隣他市への配付や市内公共施設、商業施設等を巡回し、ロケ風景の写真やサイン色紙等を展示する企画展を開催しておりますが、今後も撮影支援が市の魅力発信につながるよう協力してまいりたいと考えてございます。
以上でございます。
[朝倉幹晴議員登壇]

◆朝倉幹晴 議員  ぜひよろしくお願いします。

[朝倉幹晴議員登壇]

◆朝倉幹晴 議員  また無下な答弁でありましたけど、私、実は大学卒業後、文京区でアパート暮らしをしてました。約7年間3つのアパートを転々としながら、自転車を買って職場まで自転車で行くという生活をしてきました。今、私の立場で、今も私マンション生活してますけど、やっぱりそのときのことを思い出し、議会報告などでアパートを配るときに、本当に駐輪場に屋根があったら助かるだろうなと思いながら配っております。
それは駐輪場の屋根っていうのは自転車が劣化しないだけでじゃなくて、これ、ごみ袋なんですけど、私も今も自転車で生活してるんですが、雨の日とかに駐輪場の上に屋根があると、そこで荷物を整えることができるんですね。そのときにこのごみ袋にバッグとかを入れると濡れずに済む。強い雨のときは2枚使うんですけど、そうすると、後でこれごみ袋として使用できますので、そういう生活の知恵をしながら自転車生活者は、CO2も出さずに生きておりますので、ぜひせめて屋根の駐輪場の補助はしていただきたいというふうに再度要望しておきます。
次に、船橋市が舞台となった漫画、ドラマ、アニメ、映画、「僕だけがいない街」、略称「僕街」を振り返りながら、船橋市の今後のシティプロモーションについて考えます。
この作品は漫画を原作にネットフリックスのドラマ、映画、アニメと何度も作られ、配信され続けております。各作品それぞれ微妙に展開は異なり、4度楽しめる内容です。苫小牧市と見られる北海道の市と船橋市を舞台にし、ここからすぐ近くの山谷水門とその京葉道路のガード下、それから、映画では湊町5丁目というんですけど──5丁目は実際ないんですけど──の2階建てアパートで主人公の藤沼悟という人が独り暮らしをしてる。船橋市のヒロイン、片桐愛梨というんですが、梨を愛するという絶妙な命名をされております。苫小牧でのヒロイン、雛月加代もやがて船橋市に来ることがあり、リハビリセンターなども舞台になっております。映画では、船橋市役所のすぐそばの歩道橋のところも映っております。ららぽーとやピザ屋も出てきております。そういう船橋をこれだけ取り上げてくれた内容なのに、残念ながらあまり周知がされてない、もったいないことと思います。
まず、市内の撮影場所や取材などに関して、どのように市は関わったんでしょうか。
[経済部長登壇]

◎経済部長(市原保紀) お答えいたします。
市では、「僕だけがいない街」に関する平成28年公開の映画及び平成29年のインターネット配信ドラマで撮影支援を行いました。支援内容といたしましては、制作会社からの要望に応じ、撮影場所の紹介、市内公共施設等の利用調整を行ったほか、撮影前の現場確認にも同行し、撮影内容の確認や施設の受入れ条件の提示を行い、撮影本番を立ち会いました。
以上でございます。