2023年共通テスト数学1A第1問[2](2)(空間図形)(配点10点)問題・解答・解説

2023年9月17日 船橋市議・予備校講師 朝倉幹晴

2023年大学入試共通テスト第1問[2](2)(立体図形)(配点10点)の解答・解説を作成しました。勉強や入試対策に役立ててください。問題の最後の2をクリックすると解答・解説のページに飛びます。

2023年共通テスト「数学1A」第1問[2](2)(立体図形)(配点10点)

半径が5である球Sがある。この球面上に3点P、Q、Rをとったとき、これら3点を通る平面α上でPQ=3、QR=5、RP=9であったとする。
球Sの球面上に点Tを三角錐(すい)TRQRの体積が最大となるようにとるとき、その体積を求めよう。
まず、
(2点)

であることから、△PQRの面積は
(3点)
である。
次に、点Tから平面αに垂直な直線を引き、平面αとの交点をHとする。このとき、PH、QH、RHの長さについて

(2点)が成り立つ。

以上より、三角錐TPQRの体積は

(3点)である。