2024年3月24日(日)13時半~16時半、連続講演&パネルディスカッション「どうつくる? からだと社会の健康」

2023年12月28日 船橋市議 朝倉幹晴

2024年3月24日(日)13時半~16時半()、船橋市勤労市民センター地下ホールにて以下の連続講演&パネルディスカッションをします。日時・講師・場所は確定です。

*当初13時~15時半と予告しましたが、会場などの都合により時間帯変更いたします。前の時間帯でお伝えした方には、できるだけ新しい時間帯をお知らせするとともに、当日会場でもご案内します。

 

「どうつくる? からだと社会の健康」

日時 2024年3月24日(日)午後1時~3時半
場所 船橋市勤労市民センター地下ホール
参加費 500円(会場代・資料代実費)
講師 小川康・坂部昌明・田野尻哲郎・朝倉幹晴 コーディネーター 田野尻哲郎
主催 朝倉塾
申込不要・直接お越しください。

13: 30~13: 40 主催者挨拶(朝倉)
13:50~14:10 小川康講演
14:15~14:35 坂部昌明講演
14:40~15:00 朝倉幹晴講演
15:05~15:25 田野尻哲郎講演
15:25~15:40 休憩
15:40~16:20 パネルディスカッションと質疑応答
16:25~16:30 締めの挨拶(朝倉)

講師
小川康さん(チベット医、森のくすり塾主宰、薬剤師)


【講演要旨】
薬は現代において病を治す「モノ」としか捉えられていないが、本来は農業、建築、芸術
、哲学、政治など多様な分野との関りを有する存在である。従来の薬学の範疇にとどまら
ず、歴史を学び、自然のなかで実際に口にして経験し、身近な社会との関連に想いを馳せ
る、こうした教育学的な手法を取り入れることで誰もが共に「薬・くすり」を学ぶ場が創
生される。今回は過去に実践した薬教育を紹介するとともに今後の可能性をみなさんと探
っていきます。

森のくすり塾
著書「僕は日本でたったひとりのチベット医になった ヒマラヤの薬草が教えてくれたこと」

 

坂部昌明さん((京都府立医科大学大学院医学研究科修士課程修了(医科学修士)、明治国際医療大学非常勤講師、はり師、きゅう師、防災士)

演題:「健康」に着目した自治体政策:健康推進政策は自治体を発展させるのか破壊するのか

 

要旨:

昨今、市民は政治に対して厭世的な気分になっているようである。間接民主主義国家をとる日本だが、政治家を選んだ時点で市民による政治介入は終わってしまうのか。選挙以外の方法で政治参加はできないのか。

わたくしの担当部分では、ひとつの試行として「健康に着目した自治体政策」について、ざっくばらんに考えてみたい。政治「学」ではなく、現実の政治参加という視点から具体的にできることを考えてみたい。

 

論文「我が国における医業類似行為に対する政府等の認識」

 

朝倉幹晴(船橋市議・予備校講師)

演題:健康で人生100年時代を生きたくなる街づくり

要旨:セカンドキャリアも基本となる人生100年時代。たとえば、健康の基本「歩くこと」に関し、自然に歩きたく動きたくような街を作っていくことを草の根からの市民の運動と、とくにデータサイエンス、医療分野の分野で理論化していく大学を誘致するか自ら作っていくことの両方向を結合させていくことが望まれる。そして、市民自身がセカンドキャリアで稼ぎ自立するしくみ作り、たとえば小・中学校区単位の地域経済を考えていきたい。

 

アマゾン取扱い、朝倉幹晴著作一覧
朝倉幹晴公式サイト(本サイト)

 

 

 

講師・コーディネーター
田野尻哲郎(船橋市出身(古和釜小学校・中学校、県立船橋高校)、東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了、前・大阪大学招へい准教授、薬剤師)


演題:近未来世界の地域医療・ヘルスケアシステム:「自発動」が駆動する政治経済社会と生活はこんなふうに

要旨:現代世界では、経済成長を前提としたモノ優先の「サプライ型」システムから、ICT・生成AIと各種アプリによる最適配分をはかるSDGsの「オンデマンド型」システムへの移行と、その先の「「自発動」型」システムの構想が進んでいます。

本講演では、まず「サプライ型」システムと「オンデマンド型」システムを概観します。

それから医療・ヘルスケアシステムを題材に、その先にある「「自発動」型」システムがどんなものかを考えます。


訳書『〈癒し〉のダンス 「変容した意識」のフィールドワーク』
監訳書「抄訳チベット死者の書」