旧日本建鐵工場跡地地下水汚染に係る周辺井戸調査結果追加発表(2015年7月29日)

朝倉幹晴

船橋市環境部長から追加調査結果が公表されました。(以下)

 

 

旧日本建鐵株式会社工場跡地について三菱電機株式会社が土壌汚染対策法に基づき調査した結果、工場用地敷地境界の一部で地下水からトリクロロエチレンが地下水環境基準を超えた旨、平成27年5月15日に報告がありました。市では周辺井戸への影響が懸念されるため、地下水が流れる南東方向について、まず500m以内の井戸の水質調査を優先して行いましたが、概ね完了しました。現在、範囲を広げ1,000mまでを調査しております。

 

1.平成27年7月29日に判明した調査結果

調査井戸数 5本 (うち2本が基準超過)

 

No.

測定結果(mg/L) 井戸水飲用

有無

上水道

有無

トリクロロエチレン 1,1-ジクロロエチレン 1,2-ジクロロエチレン
2.5 0.16 基準値以下
0.29 基準値以下 基準値以下
基準 0.01 0.1 0.04

 

2.7月23日までの調査結果

調査井戸数 78本 (18本が基準超過)

トリクロロエチレンの最大濃度8.3mg/L

※7月29日現在、83本の井戸水調査が完了し、うち20本が基準超過となっています。

 

3.基準値を超過した井戸使用者(計20本)への対応

保健所職員と同行のうえ直接訪問し、井戸水を飲用しないよう指導を行いました。