今仲議員の会派「みらい@船橋」離脱と私たち・船橋市議会の運営への影響について(2019年8月29日 「みらい@船橋」朝倉幹晴 池沢みちよ)
今仲議員の会派「みらい@船橋」離脱と私たち・船橋市議会運営への影響について
2019年8月29日(木)船橋市議会議員 会派「みらい@船橋」 朝倉幹晴・池沢みちよ
私たち(朝倉幹晴・池沢みちよ)と今仲きい子議員は、以下<申し合わせ>を3人で確認の上、5月7日に会派「みらい@船橋」を結成し届出をしました。
<申し合わせ>
① 市民の小さな声を市政に届けます。
② 国政政党に所属しない議員で構成する会派として、国政政党の動きに左右されず船橋市のことを中心に考え動きます。
③ 日本国憲法と地方自治法を尊重します。
④ 議決態度については最終的には個々の議員の意志を尊重しますが、極力話し合い、会派として一致する態度をとるように努力します。
⑤ 二元代表制の主旨を踏まえ、市長や市の姿勢の不十分点を指摘し改善を求めていきます。
⑥ 質問などの機会を通じ、市の通常の行政運営の発想から出てこないような新規の提案、事業などを提案し、市の施策に取り入れていくように努力します。
⑦ 議長・副議長選は、立候補制、質疑可能となったため、立候補者に積極的に質疑する、また質疑を聴く、また過去の経緯や人柄の認識を踏まえ、協議はするが、最終的には個々人の判断にまかせます。
⑧ 他の役職については、役職希望を出しあい、それぞれの希望が実現するように努力します。
<参考>船橋市議会会派「みらい」@船橋結成のお知らせ(朝倉幹晴公式サイト、5月13日)
その後、5月13日(月)に、今仲議員が、選挙で公認を受けた当選してから1か月もたたない段階で、地域政党「市民ネットワーク・ふなばし」運営委員会にて「市民ネットワーク・ふなばし」からの離脱を表明したことに、私どもは驚きました。
<参考>各候補がどの政党の推薦を受け、どのような公約を述べていたかは、選挙時に新聞折り込み配布された以下選挙公報で、今仲議員の公報も含めご確認いただけます。
2019年4月、船橋市議選、選挙公報
ただ、3人の会派でスタートさせていることを重んじ、「『市民ネットワーク・ふなばし』との関係はご自身で整理し、選挙時に『市民ネットワーク・ふなばし』公認で立候補したこととの関係を、市民の方々にご自身できちんとご説明ください。ただ、1議員としては同じ会派で一緒にやっていきましょう」とのべ、会派を維持することを確認し、5月21日・22日の役職決めの臨時議会で協議に臨みました。
議会役職は4年任期(2019~2022年度)を前期(2019・20年度)・後期(2021・22年度)に分けて選出されます。この臨時議会での役職は、前期(2019・20年度)についての役職であり、会派も役職も少なくとも2年継続を前提とした選出であり、そのことは役職協議の過程で今仲議員も含め何度も確認いたしました。
臨時議会では、会派代表者会議での協議を経て、以下の前期(2019・20年度)の2年間継続を前提に役職を私たちは担うことになりました。
朝倉幹晴 文教委員長
池沢みちよ 予算決算委員会副委員長・青少年問題協議会委員
今仲きい子 住居表示審議会委員
文教委員長と予算決算副委員長は、委員会の全体運命に責任を持つ役職であり、私どもは、2年間継続の意思と構想を膨らませながら、5・6月の委員会運営協議に臨みました。しかし、6月議会の真っ最中に、今仲議員より会派「みらい@船橋」からの離脱希望が表明されました。その後、「会派結成し議会役職が決まってからわずか2か月での離脱は、臨時議会での協議を反故にし、諸方面に負担がかかるので、せめて1年この形で継続してから来年度以降を考えてほしい」と要請し話し合いをいたしました。
しかしながら、今仲議員の即時離脱の意思は変わらず、7月30日付けで離脱になりました。
臨時議会の役員選出時に「会派の人数維持」を前提にして決められた役職であるため、議会のルール上、私どもは、全ての役職を辞職せざるを得ません。
朝倉は8月19日の文教委員会で文教委員長を辞職し、池沢は8月29日の予算決算委員会全体会で副委員長を辞職しました。(また、今仲議員の離脱の影響で、議会全体に関しても議会運営委員会と広報委員会は定員減(14人→13人)となりました。)
2人の役職に関しご期待をいただいた方には申し訳ありません。
これからは、一議員・一委員として活動し、「みらい@船橋」の結成主旨にもあるように、「市民の小さな声を届ける」ために2人で協力してがんばってまいります。
今後ともご指導・ご鞭撻をいただければ幸いです。
追記
1、この流れは8月5日の会派代表者会議で決まっていましたが、2人とも気持ちの整理に時間もかかったこともあり、本日池沢みちよの正式な辞任を経て表明いたしました。表明が遅れたこと申し訳ありません。
2、この事態に関しては何人かの市民の方にご相談をさせていただきました。その中で「議会で役職がなくなっても、私たち市民がついている。」「不当であり悔しいだろうけど、これを原点に帰った議員活動に戻る好機と捉えたらどうか」など励ましをいただきました。ありがとうございました。
3、本声明は、内容面には詳しく触れず、手続き・経過面に限定した最小限の表明です。
9月議会会派報告会 & 上記声明に関する説明会を開催します。
私たちは2人で協力しながら、1議員・1委員としてまずは、9月議会の全力を尽くします。そして10月4日に9月議会は閉会予定です。そして、9月議会全体の様子や2人の質疑の内容を説明し、皆様の市政へのご意見をお伺いする会派としての議会報告会を行います。
そして、議会報告会終了後、上記声明に関する説明会を実施します。活字では書けなかった部分も含めて可能な範囲でご説明する説明会を行いますので、上記に関してご関心やご質問のある方はおいでください。
日時 10月6日(日)13時~16時
①9月議会会派報告会 13~15時
②上記声明(今仲議員の会派「みらい@船橋」離脱と私たち・船橋市議会運営への影響について)に関する説明会
15時~16時
場所 船橋市勤労市民センター 参加費 無料(申し込み不要・当日参加可能)
主催 みらい@船橋