【4月23日(木)時点】船橋市役所各部課・保健所の新型コロナ対応の状況調査・要請
2020年4月23日(木)船橋市議 池沢みちよ・朝倉幹晴
私どもは、政党に所属しない無党派の市議として、船橋市議会内で会派「みらい@船橋」を結成し、協力しあっています。今回の新型コロナウイルス感染症対応(以下「コロナ関連対応」と略)についても、市民の方々から、メール・電話・FB・ツイッター・LINEでのやりとりや、毎週日曜日14時~15時半に定例実施しているZOOM会議でご意見・ご要望をいただいています。
また同じような全国の無党派市議、自治体職員とも情報交換しています。そしてそれを踏まえて、週1・2回、市役所の担当部課を回って状況把握と要請の行動をしています。そして、それを市民の皆様に公開し、一緒に考えていくことが市議の役割と考えています。
【これまでの状況把握・要請行動の記録】
参考 4月9日時点、船橋市各部課・保健所の対応状況と要請動画(19分)(市議 池沢みちよ・朝倉幹晴)
船橋市役所各部課・船橋市社会福祉協議会・保健所の新型コロナ対応の状況調査・要請(4月14日(火)時点)
【4月17日(金)時点】船橋市役所各部課・保健所の新型コロナ対応の状況調査・要請
その後、4月21日(火)に船橋市緊急対策パッケージが発表されました。
船橋市新型コロナウイルス感染症緊急対策(船橋市緊急対策パッケージ)(4月21日12時、船橋市企画財政部より報告)・市職員体制の整備(同・総務部より報告)
本日4月23日(木)はこの1週間市民の皆様からいただいたご意見やご質問、そして4月21日の緊急対策パッケージも踏まえた調査・要請です。
【7階・教育委員会指導課】(学習とネット環境など)
・GW明けの学校再開か否かの判断は現時点ではできない。GW前(4月30日か5月1日)までには判断・決定してお知らせする。
・補正予算でのネット環境がない生徒の家庭へのタブレット配布は、ルーターも含めた配布なので無線環境はご自宅にできることになる。
・対象は1780世帯であり、中3優先であるが、可能な限り多くの学年に手配する。
・家庭のネット環境調査は21日(火)締め切りで現在集計・分析中。
・配布は早くて5月下旬。したがってGWまでの休業には間に合わない。しかし長期化した場合や今後に役立つ。
・学習動画は、現在まで、中1数学(小6の復習)、小1、算数・国語・生活科、小2、算数である。今日夕方(23日夕方)には「英語」4本(小12向け、小34向け、小56向け、中高生向け)を発信する。来週は、道徳で小中共通で、「人権教育(命を大切に)」を発信する。GW前の休業では以上となる。
・各学校ごとに、保護者との話し合いの中で学校独自の取り組みがなされる場合は、教育委員会ではそれを尊重する。
朝倉からは再度、もし休業が長引いた場合には、頻度と量の増加するように要請しました。教育委員会が十分な発信量とならない以上、朝倉自身ができる範囲で中学生学習動画を作成UPを続けます。(中1の休業範囲の動画は発信、現在、中2の休業範囲動画を作成UP中)
休校中の新中1(の保護者)の皆さん。動画解説「中1数学」計11本(教科書第1章「正の数・負の数」、第2章「文字と式」、第3章「方程式」)を作成しました。自宅学習にご活用ください。
池沢からは学習面だけでなく、たとえば、クラス担任が朝の挨拶を発信するだけでも、子どもたちはうれしく、心の支えになるはずである。ネット配信の検討にそのような心の支えという視点も入れてほしいと要請しました。
【4階・家庭福祉課】
特別給付金(1人10万円)について、世帯ごとの給付のため、DVで避難している場合など、世帯主がDV加害者の場合、避難している被害者に渡らないことが危惧されるのではないかと聞きました。
この点については国(厚生労働省)から通知が来て、4月中に、自治体が把握している家庭については、送付先を分離し、別々の口座で受け取ることができるように、案内発送前に処理するように通知が来て、今急いで4月中に分離案内できるように対応中である。形式上、住民票が分離していなくても、そのような事情で別々に住んでいる(避難している)場合には分離対応し別々の口座で受け取ることができるように連絡しようと準備している。
【3階・公立保育園管理課】
・休業決定直前の登園率は30%であったが、休業決定後、登園率は10%まで低下した。
・30%段階では、クラスは再編成できなかったが、10%の今はクラスの編成・統合ができ、保育士についても交代勤務・在宅ワークを導入している。在宅ワークは保育の自己研鑽や遊び道具づくりなどである。
【3階・児童育成課】
・放課後ルームの登園率は休業前は30%で今は20%である。
【3階・地域包括ケア推進課】
(訪問介護・看護をする介護・看護従事者の感染予防に関する危惧が寄せられたので状況確認)
・訪問介護・看護をする介護・看護従事者の感染予防については、市としても注視し、事業所をと話し合っている。各事業所ごとに工夫をされており、マスクが不足する場合は手作りマスクで対応していることが多い。
・市としては消毒薬はあるので、不足している場合に配布している。
・感染者の入院可能な病床は医療機関にご協力いただき増やしている。また軽症者でのホテルでの宿泊についても対応を進めている。
【1階・国保年金課】
・傷病手当金は相談は数件あったが、まだ申請者はいない。
・家族がコロナ感染の場合の休業の場合、今の制度では対象にならない。
これは国の対象が狭いのが不十分なので機会があれば国に意見をしていきたい。
【保健所】
・妊婦に配布用のマスクは17日(金)から届き始めた。ただ、その後、異物混入などの指摘があり、21日(火)に国から、当面さしとめて調査の要請がきて、市でも調査した。すると「小さなゴミ」「小さな髪の毛」が入っているものもあり、それは本日返送予定である。非常に小さな汚れのようなもので、判断が難しいものは国に写真を送り、どうすべきかを判断してもらうように対応している。大丈夫であったものに関する配布の時期は決まっていない。