朝倉幹晴2020年2月25日船橋市議会質疑議事録(船橋市保健所における新型コロナウイルス遺伝子のRTPCR法検査実施の要請他)

2020年5月20日 船橋市議 朝倉幹晴

2月25日に、船橋市議会で行った質疑の議事録が完成し、船橋市議会HPに掲載されましたので、ご覧ください。
なおネットの録画中継(40分)につきましては、3月2日のの時点で以下の通りUPされていますので動画でもご覧いただけます。
2020年2月25日、朝倉幹晴、船橋市議会質疑録画中継(40分)

ただ、議会は後世の方が誰でもすぐに閲覧できるように、文書で議事録を残すのが基本です。文書での正確な議事録作成のは2・3か月ほどの時間を要するため、2月25日の質疑が5月20日に議事録としてUPされたということです。

この時点(2月25日)では、
①学校休校も決まってなく、緊急事態宣言の前であったこと
②船橋市保健所での新型コロナウイルスに関するRTPCR法が実施されていないかったこと(この質疑の後、市は3月11日から検査実施)
③船橋市でまだ患者の発生がなかったこと(3月1日に第1号)
④この時点ではオリンピック2020の中止が決定していなかったこと
などを踏まえてお読みいただければ幸いです。なお議事録には添付されませんが、発言中に資料として議場に配った文書・図を添付し、質疑の様子の写真も挿入しています。

質疑の通告内容は以下の通りです。

1. 新型コロナウイルス(2019-nCoV)肺炎対策
①+鎖一本鎖RNAウイルス(5´末端にキャップ構造、3´末端にポリAテールを持ち細胞内侵入後すぐにウイルスタンパク質を合成させることができる)
②ウイルスに対するヒトの免疫システム、それを医療がどう支援するか?
③市民への情報発信、予防対策の現状と今後
④船橋市保健所が「帰国者・接触者相談センター」機能を果たしていることの広報と、感染の疑いを持った市民に対する対応の確認
2. 船橋市保健所の業務について
①特定健康診査の受診推奨
②様々な検体を使用した検査の現在と今後の可能性
③RTPCR法(reverse transcription polymerase
chain reaction逆転写酵素―ポリメラーゼ連鎖反応、RNA→DNA→DNA増幅)、DNA sequencer(RNAからの逆転写cDNAも含むDNA塩基配列(多様性)解析)の現在と可能性
3. 学校をめぐる諸問題
①2月8日(土)、金杉台中学校に関する第4回地域説明会での市民の意見をどう受け止めるか?
②いじめ防止といじめが発生した場合の対処・再発防止策
③通学路整備
4. 学習サポートと高校入試対策
①全27中学校区に学習サポートを~4カ所から10カ所に増えることは一歩前進として評価しつつ~
②2020年度千教研の日(年9回水曜日、4月22日、5月20日、6月17日、7月1日、9月30日、10月21日、11月18日、1月13日、2月3日)の午後2~8時を市内全域での学習サポート実施の日にすべき
③外国人児童生徒(親が外国語を基本に生活している児童生徒)に対するサポート
④2021年(2021年2月下旬試験)からの高校入試一本化への備え
5. 「翔んで埼玉」に学ぶ郷土愛・県市の魅力発信を考えよう
①disりながら、郷土愛を育むという逆説
②ライバル・同盟国とされた千葉(船橋)はどのような戦略を持つのか?
6. オリンピック2020での安全対策
①新型コロナウイルスの影響で中止?延期?予定通りの実施?
②予定通り実施となった場合についての方針について
「梨の日(7月4日・土曜日)行田運動広場11時55分発、海神経由、船橋市保健福祉センター前12時41分発、聖火リレー」に関し、安全対策、暑くなった場合の熱中症対策、豪雨などの場合の方針は?

この時点(2月25日)では、
①学校休校も決まってなく、緊急事態宣言の前であったこと
②船橋市保健所での新型コロナウイルスに関するRTPCR法が実施されていないかったこと(この質疑の後、市は3月11日から検査実施)
③船橋市でまだ患者の発生がなかったこと(3月1日に第1号)
④この時点ではオリンピック2020の中止が決定していなかったこと
などを踏まえてお読みいただければ幸いです。なお議事録には添付されませんが、発言中に資料として議場に配った文書・図を添付し、質疑の様子の写真も挿入しています。

 

<2020年2月25日、朝倉幹晴質疑>

○議長(日色健人) 朝倉幹晴議員。(拍手)
[朝倉幹晴議員登壇]

◆朝倉幹晴 議員  新型コロナウイルスに関して、今感染の拡大が起こっており、政府もきょう、緊急方針を出したところです。
まず、市民の情報発信について質疑いたします。

お手元に配付した図にありますように、市民の相談窓口の設置等ホームページ上での広報についてですが、1月24日から市のホームページに新型コロナウイルス感染症の記事が載りました。そのときのアクセス数は数百だったのに対し、2月6日には約2,000になり、そして2月19日には2,500ほどになっております。
この情報発信のホームページ上での取り扱いはおおむね適切だったのではないかと思います。
同様に、船橋市は新型コロナウイルス感染症相談センターを設置し、職員の待機態勢を1月25日からとりました。そして、当初の相談件数は30件程度だったんですが、2月17日になりまして、厚生労働省が相談受診の目安を発表した時期あたりに1日80件の相談件数となっております。
それでは、予防に関してどのような啓発をまず基本的にしているのか。そして、危惧される市内の医療機関にマスク不足は生じてないのか、お答え願います。
[保健所理事登壇]

◎保健所理事(小出正明) お答えいたします。
啓発につきましては、手指消毒剤を使用すること、手洗い、うがい、せきエチケットの徹底などについてホームページで周知するとともに、市の公共施設入り口、エレベーターホールに手指消毒剤を設置し、そこにも市民の皆様に手洗い、うがい、せきエチケットに関する掲示物で周知を図っております。
次に、市内医療機関のマスクについてですが、現時点では不足するに至ってはおりませんが、このままマスクの供給が停止した場合には、1カ月後には在庫が心配だといったご相談は受けております。
以上です。
[朝倉幹晴議員登壇]

◆朝倉幹晴 議員  国が相談窓口を帰国者・接触者相談センターという名称で設置することをテレビなどで報道しました。そして、その帰国者・接触者相談センター、厚生労働省のページ、あるいは検索していきますと、千葉県のホームページに到達するんですが、船橋市の取り扱いが一番下のほうになってるので、非常にわかりにくくなっていると思います。船橋市は、実は名称が違いまして、正式名称は「船橋市新型コロナウイルス感染症相談センター」ということで、電話番号0474093127に土曜日、日曜日、祝日も含む9時から17時に相談体制をとっておりますが、これが帰国者・接触者相談センターに相当するということの広報も含めて広報すること、そして今のところ……国が新しい方針を出す可能性もあるんですが、今のところは不安を持つ方はまずこの相談センターに電話をし、相談センターの電話で対応した人……保健所の側の人間が明らかに危ないと思ったときに帰国者・接触者外来に紹介し、その外来でさらに診査したときに必要だったら検査をするという流れだというふうに思いますが、その流れでよいのかの確認をさせてください。
[保健所理事登壇]

◎保健所理事(小出正明) お答えいたします。
感染が疑われる場合の市の流れにつきましては、ただいま議員ご案内のとおりでございます。
なお、帰国者・接触者外来相談センターにつきましては、保健所内に2月7日に開設し、土日祝日を含め、午前9時から午後5時まで相談を受け付けております。
相談を受けた際の流れになりますが、発熱などの症状があれば、その状態を聞き取り、感染が疑われる場合に限り帰国者・接触者外来へつなげる対応を行っております。
以上です。
[朝倉幹晴議員登壇]

◆朝倉幹晴 議員  電話相談は保健所の誰がしているんでしょうか。
[保健所理事登壇]

◎保健所理事(小出正明) お答えいたします。
現在保健所の保健師、薬剤師、事務職などが交代で対応をしております。
以上です。
[朝倉幹晴議員登壇]

◆朝倉幹晴 議員  保健師、薬剤師は医療の専門知識を持っていますので大丈夫だと思うんですが、事務職も対応されているってことで、医療的に非常に難しいケースの場合は、事務職が電話に出て難しいケースだった場合にはどのような対応をされるのでしょうか。
[保健所理事登壇]

◎保健所理事(小出正明) お答えいたします。
電話相談の執務室に管理職を配置しておりますので、専門的な相談内容の場合は管理職に報告し、管理職が保健所医師や保健師に引き継ぎを行い、専門的な相談にも対応できる体制となっております。
以上です。
[朝倉幹晴議員登壇]

◆朝倉幹晴 議員  保健所は、私たちは特定健康診査の勧奨などで接することがこれまで多かったと思うんですが、こういう事態になってくると検査体制が非常に重要な役割になってきております。
市保健所では、ふだんからウイルスに関してRT-PCRを使った遺伝子検査や、今のクロマトグラフィー法などでの検査をしてると思うんですが、どのようなものを扱っているんでしょうか。

[保健所理事登壇]

◎保健所理事(小出正明) お答えいたします。
RT-PCR法を使ったウイルス検査につきましては、デングウイルス、チクングニアウイルス、ジカウイルス、ノロウイルス、サポウイルス、ロタウイルスを行っております。
また、アデノウイルスはイムノクロマトグラフィー法という抗原抗体反応を利用した検査法で実施しておりますが、ノロウイルス、ロタウイルスにつきましても感染症で検査を行う場合にはRT-PCR法とあわせて実施をしております。
以上です。
[朝倉幹晴議員登壇]

◆朝倉幹晴 議員  全国でもそうですけど、市内でも感染の拡大が危惧される状況の中で、この検査体制について非常に重要になってきております。


お手元に資料を配付しました。その資料の中身で、簡単にご説明いたしますが、非常に専門的な内容ですので、朝倉幹晴公式サイトにリンクする形で、私が動画でウイルスの仕組み、そして人の免疫系、そして今回の検査体制の3本立てで動画を発信しておりますので、担当職員並びに市民の皆様、ご参考いただければと思います。

ウイルスの基礎知識動画3本(その1、ウイルス増殖、その2、ヒトのウイルスに対する免疫、その3、ウイルスRNA検出法)(2月24日作成)

市内で、例えば検体が集められた場合に、まずその検体の中にはウイルスのRNAが入っていた場合を想定した図を描いてるんですが……入っていた、そのほかにもRNAがある。RNAってのはDNAの親戚の分子だと考えてください。そのほかにDNAもあるんですね。こういうごちゃまぜの検体をまずDNA分解酵素で処理し、RNAのみを吸着します。そして、そのRNAをDNAに逆転写します。逆転写して、RNAとDNAがハイブリッド2本鎖になった上で、今度DNAだけの鎖にいたします。その次が重要なんですが、ここにプライマーというものをまぶします。このプライマーというのは、例えば今回の新型コロナウイルスに関して、もし検査するとするならば、ふだんはノロウイルスで同じことをやってるんですけど、新型コロナウイルスあるいはノロウイルスの独特の塩基配列、暗号にだけぴたりと結合するものを厚生労働省国立感染研が全国の研究所に送って、それを使うんですね。その上で90度で一旦DNAをほどくと。その上で、60度でプライマーをまぶすと。その上で、プライマーを起点にDNAが複製されるという形を繰り返しますと、3分サイクルぐらいで繰り返していくと、これを何度も繰り返していくと、2、4、8、16、32という形でDNAがふえる。このDNAのふえたものを蛍光で検出して、ノロウイルスあるいはコロナウイルスの遺伝子がこの検体の中には存在してたんだなということがわかるわけです。
このような手順でやるわけですが、今、例えばRT-PCRについて、先ほどの検体を船橋市の保健所で薬剤師4人、獣医師1人、5人の体制で今でも検査体制をとっておりますが、コロナウイルスのRT-PCRについても技術的にはできると考えてよろしいんでしょうか。
[保健所理事登壇]

◎保健所理事(小出正明) お答えいたします。
検査に必要なプライマーなどの試薬が配付され、検査に必要な研修を受け、制度管理や検査環境などが整えば検査を実施することが可能となります。
以上です。
[朝倉幹晴議員登壇]

◆朝倉幹晴 議員  実は、きょう国公立大学入試の前期入試なんですが、これまでプライマーっていう言葉やPCRという言葉は生物系の受験者、あるいは生物系の人間しか余り聞いたことがなかったと思うんですけど、今ワイドショーでもPCRって言葉がふだんから語られる状況になっております。逆に言うと、それほど今の状況は危機的な状況になっているわけです。
プライマーは、現状では国の方針で県並びに一部の特別区並びに政令指定都市の地方衛生研究所のみの配付で、船橋市のようにほぼほかの県と同規模の人口であっても、中核市の船橋市保健所には配られていません。私は、中核市の保健所、あるいはさらにほかの市の保健所にも配っていくべきだと思いますが、そもそも法的に衛生研究所と保健所ではどのような意味づけの違いがあるのでしょうか。
[保健所理事登壇]

◎保健所理事(小出正明) お答えいたします。
保健所は、地域保健法に基づき全ての都道府県、政令指定都市、中核市などに設置されており、検査業務を含む公衆衛生全般と母子保健事業等、地域保健に関する広範な業務を行っております。
これに対して、地方衛生研究所は、同法に基づく平成6年厚生省告示第374号地域保健対策の推進に関する基本的な指針に定められた検査や調査研究業務に特化しているという違いがございます。
以上です。
[朝倉幹晴議員登壇]

◆朝倉幹晴 議員  今言われたように、ふだんの通常時でしたら、簡単な切り分けの考え方としては、県の衛生研究所並びに政令市の衛生研究所が研究調査を行い、市の保健所はふだんの市民に対する公衆衛生を行うという区分けでよかったと思うんですが、今回ここまで感染の拡大が起こってきますと、やはり市の保健所、各所その保健所でも検査ができるようにすべきだと思いますし、国がその方針になることを望んでおります。
もし国が方針転換をして、船橋市保健所にプライマーを配付した場合には、検査は技術的に可能と考えてよろしいんでしょうか。
今回、残念ながら水際作戦が失敗しまして、感染拡大の危惧がある状態ですが、私は、本来は首相と厚生労働大臣が先頭に立って今回の水際作戦を指揮すべきだったと思います。しかし、残念ながら2人とも医療関係者でもなく、生物系でもなく、今回の事態について余り十分理解してないような状態で、今回の事態が起こってしまいました。どちらかがその専門職だったら、もしかしたら事態は違う方向に展開していたんではないかというふうな感想を持っておりますが、もうここまで変化してしまっておりますので、国もプライマーを配付するって方針になったときに、きちんと船橋市も実施すべきだと思いますが、いかがでしょうか。
[保健所理事登壇]

◎保健所理事(小出正明) お答えいたします。
先番議員にもお答えいたしましたが、新型コロナウイルス検査の実施につきましては、現在国の機関、都道府県及び政令指定都市の衛生研究所等で行うこととされていることから、本市においては、すぐには実施できる状態ではございません。
なお、新型コロナウイルスの検査を行うに当たっては、国と協議し、プライマーなどの試薬を配付してもらうことと、精密な検査であることから、市保健所においてその精度が担保できるよう研修する必要がございます。
現在、こうした体制がとれるかどうか、国など関係機関と協議を行っているところでございます。
以上です。
[朝倉幹晴議員登壇]

◆朝倉幹晴 議員  ちょっとお見せするのを忘れたんですが(資料を示す)、これがリアルタイムPCR装置という船橋市の保健所が持ってるものです。

これと今の5人の技術者の技術がそろえば、プライマーさえあればすぐできる……すぐっていうか、精度管理して準備をすればできる状態ですので、ぜひ国との協議を加速させていただくようにお願いします。
それでは次に、学校をめぐる諸問題について質疑をいたします。
2月の8日、金杉台中学校に関する第4回地域説明会で私も見させていただいて、市民のさまざまな意見をお聞かせいただきました。
その説明会でのいろいろな意見の中で、やはり小規模特認校として金杉台中を存続させる可能性を考えるべきだというのは1つの大きな提案ではないかと思うんですが、それに対する教育委員会の見解はいかがでしょうか。
[学校教育部長登壇]

◎学校教育部長(筒井道広) お答えいたします。
他の自治体では、小規模特認校制度というような名称で小規模校の学校を希望する児童生徒や保護者に一定の条件のもと通学区域外からの転入学を認めるような制度を設けている例があることは承知しておりますが、この制度は生徒の通学の負担や学校と地域のつながり等の課題も多いと認識していますので、現在のところ金杉台中学校に導入することは考えておりません。
[朝倉幹晴議員登壇]

◆朝倉幹晴 議員  市には、特別なニーズを必要とする子供たちもいますので、小規模特認校としての検討をぜひしていただきたいんですが、その説明会で私が非常に印象的だったのは、10年前に議会にいた方はご存じだと思うんですが、高根台第一小学校の廃校のときの、その当時のPTA会長が参加されてました。あのときの悔しい思い出、同じ思いをまたこの金杉台の保護者がしてしまうのは忍びないってことで一言発言をされておりました。
やはり学校の統廃合など非常に難しい問題のときには保護者の意見を十分に聞いて、100%は無理にしても十分納得する時間を持たないと、こういう、10年たっても悔しい思いを持ってる方がおられるという事実があるんですね。ですから、ぜひ説明会での意見の中で、やはりもう一回考え直してほしいと、もう少し時間が欲しいということも言われましたので、検討の時間をとるべきだと思います。決定を来年度以降にすべきだと思いますが、いかがでしょうか。
[管理部長登壇]

◎管理部長(大竹陽一郎) お答えいたします。
金杉台中学校につきましては、1学年1学級が続き、今後も生徒数の減少が見込まれることから、子供たちの教育環境を考え、御滝中学校との統合が望ましいと考えていること、また昨年9月以降は、令和元年度末までには統合するかどうかの方向性を出すことを地域説明会や保護者アンケートでご説明してまいりました。
この地域説明会の開催案内につきましては、市のホームページのほか、関係小中学校の保護者の方全員に配付したほか、町会自治会への回覧板、近隣の保育所や幼稚園の掲示板で周知してまいりました。
また、地域説明会の資料や保護者アンケートの結果につきましては、開催案内文の中に二次元バーコードを印字し、ごらんいただけるようにいたしました。
さらに、説明会に参加できなかった方や資料を見てご意見のある方のために問い合わせ先を記載させていただきまして、要望に応じて意見交換を実施してまいりました。
このように、金杉台中学校の今後のあり方については、周知のほか地域のご意見を広く聞くためにできる限りのことはやってきたと考えております。
このような中、これから中学校進学を控える当該地域の小学校1年生から6年生の保護者の方を対象に、ことし1月に実施したアンケートでは、統合したほうがよいという方が68%、学区の見直しとともに存続するために金杉台中学校の生徒をふやす制度案がよいという方が12%となりました。本年2月の教育委員会会議で、教育委員からは、これまでの検討状況や地域との意見交換、保護者アンケートの結果を総合的に考えると、統合に向けて諸課題の整理等の検討を進めていく時期であるとのご意見をいただいております。
教育委員会といたしましては、平成29年度から検討を始めて3年目となり、いつまでも地域の子供たちを統合問題で不安な状態にしておくことは望ましくないと考えておりますことから、この間の2月8日の第4回地域説明会でいただきましたご意見も含め、これまでいただきましたさまざまなご意見も含め、諸課題を整理し、来月5日に予定しております教育委員会会議に諮りまして、統合の方向性を示していきたいと、このように考えております。
以上です。
[朝倉幹晴議員登壇]

◆朝倉幹晴 議員  もう一度考えることを要望いたします。
次に、学習サポートと高校入試対策について質問いたします。
私は市内27中学校区全てに学習サポートの場があるべきだっていうふうに認識をしております。
これまで市内4カ所、薬円台、葛飾、湊町、三咲で実施されてきた学習サポートを今回6カ所ふやして市内10カ所にするという方向性については歓迎いたします。
ただ、やはり最終的に27中学校を目指すべきだと思いますが、今回のふえる6地区がどこかということも含めて27地区を目指す方向があるのか、お答えください。
[福祉サービス部長登壇]

◎福祉サービス部長(杉森裕子) お答えいたします。
まず、来年度より新たに学習支援事業の会場を設置する予定の地域でございますが、まず法典、新高根、三山、松が丘、豊富、小室の計6カ所でございます。
また、最終的には市内27中学校区全てに会場を設置すべきではないかとのご質問でございますが、現在は市内4カ所のため、自宅から遠方となり通いづらいと感じられる地域もあるかと思いますが、今回新たに6会場をふやすことで合計10会場となりますことから、27中学校区全てに会場を設置しなくても距離的な通いづらさについてはほぼ解消されるものと考えております。
以上でございます。
[朝倉幹晴議員登壇]

◆朝倉幹晴 議員  市内には、実は外国人の児童生徒がふえてきております。外国人……家庭で外国語を基本に生活してる児童生徒も含めて考えますけれど、その子たちの中にもやはり学習サポートを必要として対象になってる子もいると思うんですね。その方のフォローはできているんでしょうか。私がやってる勤労市民センターの学習サポートにも今、1人そういう子が来ておりまして、今中学生で、5教科を教えてるんですけど、英語や数学や理科、英語はそもそも習ってる国でありますので大丈夫ですし、数学と理科は共通ですのでいいんですが、例えば国語と社会というのは非常にネックなんですね。中学生まで、13年間ぐらい日本で暮らしてると、余り詳しくは知らなくても、例えば江戸時代とか平安時代のイメージができている、あるいは日本の地理の全体のイメージができているけれど、それがそもそもできてなかったりする。国語については、そもそも日本語というのがよくわからないということで、いろいろ工夫しながらやってるんですが、そういうニーズの子は非常に市内でもいらっしゃると思うんですね。ですから、どのような形のサポートをこの市の学習支援の中でできてるのか、お示しください。
[福祉サービス部長登壇]

◎福祉サービス部長(杉森裕子) お答えいたします。
現在、学習支援事業を受託している業者に外国人生徒の参加の有無を確認いたしました。現在では数名の参加があるということでございますけれども、この中で日本語が苦手という生徒はおらず、問題なく学習ができているという状況だそうでございます。
また、学習支援事業の実施に当たりましては、日本語が苦手な生徒への対応も業務委託の条件に含めてございますので、今後も適切に対応してまいりたいと考えております。
以上でございます。
[朝倉幹晴議員登壇]

◆朝倉幹晴 議員  先ほど数学と理科について理解するって言ったんですけど、実はテストの点、低いんですね。なぜかというと、日本語の指示文が読めないんです。数学の数式のほうは理解してても日本語での問題の指示文が読めないと結果的にテストじゃとれないって形になっておりますので、やはり、今はいらっしゃらないってことですけど、日本語にネックを持ってる生徒は、その日本語のサポートと学習支援をうまく連動させる形で実施していただくことを要望いたします。
次に、当面10カ所でやってくということですが、今の頻度が高い学習支援は予算の問題もありますから、すぐに27カ所全箇所にふやすことは難しいかもしれませんが、例えば中学生、小学生が午後の授業が休みの日が……千教研の日があるんですね。来年度は4月22日、5月20日、6月17日、7月1日、9月30日、10月21日、11月18日、1月13日、2月3日と、もう日程も決まってます。こういうときに学校がもう給食の時間で終わりますので、その後、2時から8時ぐらいまで市内10カ所のほかにも設置をしてみるという方向も、そして、そこには現在の対象者だけでなくて全中学生が参加していいという形をとっていくべきだと思いますが、いかがでしょうか。
[福祉サービス部長登壇]

◎福祉サービス部長(杉森裕子) 学習支援事業は、生活困窮者自立支援法の規定に基づいて実施をしているものでございます。生活に困窮している世帯の子供に対する学習の援助を行う事業でございますことから、全ての生徒を対象に実施をするということは、法の趣旨を鑑みると範囲を超えるものと考えております。
また、来年度予算において会場を10カ所にふやして実施していくということを予算上でも提案をさせていただいておりますので、当面はこの形でまずはやっていきたいと考えております。
以上でございます。
[朝倉幹晴議員登壇]

◆朝倉幹晴 議員  市の学習支援事業が、もし全てのニーズを満たしてるとするならば、私と私の関係のボランティアの方がやっている、ちょうど空白箇所になるんですが、行田と船橋市勤労市民センターですから本町ですね、それから北習志野の学習サポートに人が来ないと思うんですが、今ニーズがあって人が来てる状態ですので、市の事業がまだ十分ではないということを示してると思いますので、今後も私のほうでも実践をしていきますので、そのこともお伝えしながら、ぜひもっと実施会場を広げていただくことを今後検討していただくように要望いたします。
それでは次に、いよいよ来年から高校入試が一本化されます。今ちょうど、ことしの高校入試は前期入試が終わり、前期の発表があって、前期で悔しかった人は今後期に向けて勉強してんですね。後期がコロナウイルスの危惧の中実施しなきゃいけないという大変な状況でありますが、今前期で受かった生徒は、実は受かりながらあんまり喜びを表に出せないんですね……前期で落ちた子が同じクラスにいるから。そして、後期の子は頑張って勉強してるという状態で、やはり前期後期制は中学生の最後の2~3カ月の間に子供の中に見えない分断を生んでしまってるということをこの間学習サポートで実感してきました。ようやくこれが解消されて、来年度から一本化されるという方向ですが、これについて、これから中3になる保護者、それからこれから中2、それから入学してくる保護者や生徒に対してどのように広報しているでしょうか。
[学校教育部長登壇]

◎学校教育部長(筒井道広) 教育委員会といたしましては、これまでに千葉県教育委員会が作成した「高校入試が変わります」というパンフレットを各中学校に配付し、令和3年度入試から変更される内容を周知したり、具体的な入試日程を即時に通知したりしています。
中学校は、それを受けて保護者会や進路保護者会、学校だより等を通して公立高校の入学者選抜に関する情報を生徒・保護者に対して直ちに提供しています。
今後も公立高等学校入学者選抜に関する情報を的確かつ迅速に生徒や保護者に提供できるようにしてまいります。
入試の一本化によって受験機会は減りますが、現行の前期選抜の出願から後期選抜の出願の期間に当たる2月の上旬から下旬にかけて、各中学校における進路指導に当てられる授業時数は増加いたします。これに伴い、各中学校では問題演習や面接、作文指導を充実させるとともに、生徒、保護者に寄り添ったきめ細やかな進路指導を実施してまいります。
以上です。
[朝倉幹晴議員登壇]

◆朝倉幹晴 議員  じゃ、次の話題です。
「翔んで埼玉」という映画が非常に話題を呼びました。先日はオンエアというか、地上波でも放映されました。
この「翔んで埼玉」というのは、埼玉をディスり──ディスりというのは若者用語で、ディスっていうのは否定を意味するギリシャ系の英語なんですけど、ディスるという、否定するという。埼玉を否定しながら、逆に埼玉を愛するというような物語になっておりまして、非常におもしろいです。
その上に、実はこの映画の中では千葉が埼玉のライバル、同盟国として最初東京に分断されようとするんですけど、流山で対決をしながら、最終的には東京に一致団結して向かうというようなストーリーでありますので、非常に千葉が1つのメインの登場人物でもありました。ふなっしーとかチーバくんも出てきます。
見事この「翔んで埼玉」は埼玉のアピールとして全国的にも大成功してると思いますが、千葉、船橋は今後これに対抗して……ライバルですから、どのような情報発信戦略、ここは船橋市議会ですので、船橋としてはシティープロモーションとしてどのような情報発信戦略を持ってるか、日本船橋化計画とか世界船橋化計画とかあるのかもしれませんけど、そこら辺についてどのようにしてるのか、ご意見をお聞かせください。
[市長公室長登壇]

◎市長公室長(林貢作) ご質問にお答えいたします。
船橋市が誇る人や物、スポットなど魅力ある資源を発掘して広く発信していく、こうした取り組みを途切れることなく積み重ねていくことが大切であると考えています。
ただいま議員から「翔んで埼玉」の映画のお話がありました。本市ではロケーションガイド「ふなばし撮ぉりゃんせ」をホームページにアップして、映画やドラマなど、市内で撮影したいといった製作会社からの問い合わせに対応しております。
これまで、来月公開される「Fukushima50」を初めとする多くの映画や、連続テレビ小説「半分、青い。」などのドラマでロケ地として使用されております。作品には市の名前がクレジットタイトルに流れ、市外の人たちに船橋を知っていただくいい機会ともなりますし、市民の方々の市への愛着──シビックプライドの醸成にもつながっています。
また、ロケーションガイドの取り組みを広く知っていただくために、撮影が行われた市内のロケ地を紹介したパネル展を昨年図書館や公民館などでも開催しております。
海外へ向けては、海外を訪問する船橋市民や職員に携行していただき、現地で交流に役立てていただこうと、市の魅力をコンパクトにまとめたリーフレットを16言語で製作しており、来年度は内容を改訂して発行する予定でおります。
今後も引き続き、船橋の魅力を市内外に発信し、市民の方々にシビックプライドを持ってもらえるように取り組んでまいりたいと考えております。
以上でございます。
[朝倉幹晴議員登壇]

◆朝倉幹晴 議員  最後に、オリンピックについて質問いたします。
オリンピック、(予定時間終了2分前の合図)果たしてこのまま実施できるのか、中止なのか、延期なのか、このまま実施なのかわからない状況にコロナウイルスの影響でなってきました。
1つの見方としては、オリンピックを実施するために影響を少なく見せようとしたことがコロナウイルスの水際対策を失敗させた1つの原因じゃないかという分析をする方もいるぐらいです。よって、この実施か中止か延期かってのは国全体で判断することですので、これはもうここでは受けとめるしかないんですけど、予定どおり実施となった場合についての方針についてお聞きします。
梨の日──7月4日の土曜日に、行田運動広場、11時55分に聖火リレーが出発しまして、海神を経由して船橋市保健福祉センター前に12時41分に聖火リレーが着くというスケジュールで行われるという予定になっておりますが、沿道の安全対策、そして暑くなっていく可能性もあるんですね、7月4日だと。暑くなった場合の熱中症対策、あるいは、西日本豪雨は7月のこの時期でしたから、豪雨などの場合の対策はそれぞれどのようになってるんでしょうか。
[企画財政部長登壇]

◎企画財政部長(杉田修) お答えをさせていただきます。
聖火リレーにおける暑さ対策といたしましては、セレモニー会場となっている行田運動広場に日よけ用のテントや扇風機を設置するほか、沿道などにおきましては、うちわの配布などを検討しております。
また、万が一に備えまして、会場への救護所の設置や聖火リレーの隊列に救急関係の車両を配置するなど、関係機関と調整を行うとともに、イベント周知に当たりましては、帽子の着用やこまめな水分補給を働きかけることなどを予定しております。
なお、豪雨など自然災害の発生が見込まれる場合の対応につきましては、聖火ランナーや観客の安全配慮の観点から、リレーやセレモニーの実施可否につきまして組織委員会と県が協議しながら判断すると、このようにされております。
以上です。
[朝倉幹晴議員登壇]

◆朝倉幹晴 議員  最後に、来年度予算に向けて、これから審議も行われ、そして来年度のあれは執行されると思うんですけど、その前提は新型コロナの感染爆発がこれ以上ならないことです。国がようやくおくればせながら新しい方針を持つようですので、船橋市としても全力で新型コロナの感染拡大を防ぐ努力を全ての基本に置いていただくことを要望いたしまして、私の質問を終わります。

 

<参考>質疑の要点を掲載した船橋市議会だよりの一部(4月30日発行)