2021年大学入試共通テスト「生物基礎」第2問A「ヒトの腎臓とゾウリムシの収縮法」(配点7点)問題・解答・解説
2021年7月25日(日)18時完成・公開 予備校講師・船橋市議 朝倉幹晴
2021年大学入試共通テスト「生物基礎」第2問A「ヒトの腎臓とゾウリムシの収縮胞」(配点計7点)の問題・解答・解説です。なお第2問Bは同じ第2問ですがテーマが別(免疫)であるため別に解答・解説を作ります。
2022年以降の共通テスト「生物基礎」を受験する人を含む大学入試「生物基礎」選択者、物理選択で大学に入り、大学で生物を学ぶ必要がでてきた方、生物学に関心のある市民の方々に、以下解答解説をお届けします。ご活用ください。入試問題は白黒ですが、イメージ補強のため一部カラー化しました。
オリンピック休日を活用して作成・公開しました。
●東京オリンピック開会にあたって(オリンピック期間中に朝倉ができる社会貢献は入試問題解答解説作成)(2021年7月22日(開会式前日)、船橋市議・予備校講師、朝倉幹晴)
センター生物基礎(第1日程)第2問A(計7点配点)(Bで9点で第2問全体で16点)
A. ヒトは、体内の水が不足すると、のどが渇いたと感じる。さらに、(a)脳下垂体後葉からパソプレシンが分泌されることで、腎臓で生成する尿の量を減少させ、体内の水を保持する。逆に、体内の水が過剰なときは、過剰な水は腎臓から尿中に排出される。これらの結果として、ヒトは体内の水の量を適切に保っている。
バソプレシンは、血液中の塩類濃度がアなると分泌され、腎臓のイ、水の再吸収を促進させる。その結果、尿の量が減少する。