2019年11月7日(木)、船橋市動物愛護推進議員連盟で、猫に関する不妊手術実施(TNR)を含む個人ボランティアの方々と意見交換会
船橋市動物愛護推進議員連盟(会長は斎藤和夫市議、私は幹事長)で、本日(2019年11月7日)、猫に関する不妊手術実施(TNR)を含む個人ボランティアの方々と意見交換会を行いました。
地域の猫に対して、様々なかかわりをもっている方々がいます。しかしながら、人と猫が共生できる社会を目指す地方自治のあり方としては、地域にいる猫に不妊去勢手術をしながら、今以上に増やさないようにするとともに、地域住民と共生ができるように、餌の食べ残しや糞の処分などをしなければなりません。それをちきんと行う活動を「地域猫活動」といい、単に餌だけを与えるだけの行為とは区別しています。
本日、その地域猫活動を個人ボランティアで行っている方々(猫の命を救い、それ以上に増えないように不妊去勢手術(TNR、Trap,Neuter,Return、地域猫を捕獲し不妊去勢手術を施し、元も場所に戻す活動)をしながら、餌の管理や糞の処理も行う献身的な活動をされている方々)のお話を伺いました。ご許可いただき写真を掲載します。
このような活動に対し、船橋市も以下の事業を行っています。
飼い主のいない猫の不妊手術実施事業について
この事業の拡大の要望もいただきました。
しかしながら、一方でその活動に対してなかなかご理解をいただけない方や、不妊去勢手術推奨(TNR)をしない形で猫に関わる方と混同されることで様々なご苦労をされていることのことです。
主に3点の意見をいただきました。
①「エサをやらないでください」という掲示でなく「エサをやる人は、不妊去勢手術の推奨を」(目黒区・習志野市)のような掲示物を作ってほしい。
②個人ボランティアの活動に対して、市がなんらか認証する形をしてほしい。
③定期的な懇談会ももってほしい。
とのことでした。話の中で、大阪市などの先進的な取り組みの紹介もあり、様々学んでいきたいと思います。
また、人と地域猫が共生できる社会のヒントとして以下の絵本と動画の紹介をいただきました。
ありがとうございました。本日いただいた意見を踏まえて、動物愛護推進議員連盟でも話し合い、船橋市保健所(動物愛護指導センター)と話し合っていきます。