2013年3月5日、船橋市議会本会議、朝倉幹晴質疑(ふなっしーと市との関係について、給水槽への蛇口設置で災害時飲料水確保を、など)

2013年3月5日、船橋市議会本会議での質疑の記録です。

【発言主旨通告】
1. 市非公認キャラ、梨の妖精「ふなっしー」をどう評価するか?(市政執行方針関連)
2. 災害時給水用の小中学校・公民館の給水槽の蛇口の設置と管理、マンション給水槽への蛇口設置の規制緩和要請(市政執行方針関連)
3. 行田の国家公務員体育センター跡地利用(議案35号関連)~2012年8月10日と2013年3月2日の地元説明会の意見も踏まえて~
4. 学校教育について(市政執行方針・議案1号一般会計予算関連)
(1)小中教協をどうするのか?継続するならばいつか?その時間帯の特別講座は?
(2)市教育委員会として、県公立高校入試改善に対してどう発言していくのか?(前期・後期制か1回か?試験実施は平日か土日か?試験時間は?暖房や時計は?)
(3)理科実験、イカ・魚の解剖、鏡の反射と像実験の実施状況
そして実験観察機器充実の国の方針をどう活用していくか?
5. 農水産課新規事業(議案1号、2013年度一般会計予算関連)
(1)ホンビノス貝等関連のFB上等での農業者・市民の自主的な動きをどう評価するか。
(2)連作障害解消のための緑肥(ソルボーなど)、低エタノール土壌消毒法
6. 特定健康診査項目への血清クレアチニン検査・血清尿酸検査追加・貧血検査必須化
(議案1号、2013年度一般会計予算関連)
7. 北部清掃工場建設に関わる技術的問題(議案34号関連)
・熱効率(エネルギーフロー)、廃棄物発電、売電、排煙管理
8. 安全に歩ける街づくり(市政執行方針関連)
・16年前(1997年)、そして今~市長は16年の歩みをどう感じているか?~

以下録画中継でご覧いただけます。40分全てご覧いただくことも、関心のあるテーマの部分だけご覧いただくことも可能です。

2013年3月5日、船橋市議会朝倉幹晴質疑録画中継(40分)

【議事録】

○議長(佐藤新三郎) 朝倉幹晴議員。(拍手)
[朝倉幹晴議員登壇]

◆朝倉幹晴 議員  こんにちは。後半35分はかたい質問をしますが、最初の5分だけ緩い質問をさせていただきます。
ことしになって、船橋市非公認キャラで、市の名産である梨の妖精であるふなっしーがテレビやインターネットで話題を集めています。
新垣結衣とともに十六茶CMに出演しているほか、和田アキ子、テリー伊藤、加藤浩次、ビートたけしの番組にも出演し、3月1日には、ついにあのきゃりーぱみゅぱみゅがツイッター上で「ふなっしーの動きに一目ぼれした。恋かな」という衝撃の告白をしました。
テリー伊藤は、「今度ふなっしーに船橋を案内してもらおう」と発言し、船橋と梨に全国の注目を集めております。
そこで、まず質問いたしますが、市長の市政執行方針の中でも、15ページで、「人が集まる元気な町の実現のためには、こうした船橋の魅力をさらに高めて発信していくことの必要性」と書かれていますが、ふなっしーの発信力や、ふなっしーを通じて船橋市や梨が全国的に注目されつつあることをどのように評価いたしますでしょうか。
[企画財政部長登壇]

◎企画財政部長(山崎健二) ふなっしーの評価ということでございますけれども、最近特にメディアに取り上げられて露出度も高くなっておりまして、船橋市及び本市の産品である梨が注目されているということは非常にありがたいことだと思っています。
現在のところ、これを公認とかいろいろお話しございますけれども、特にそういった考えを持っていないわけですけれども、状況が許せば、各市のイベントなどを盛り上げていただけるようなものがあれば、どういった対応がとれるか、これは庁内でちょっと協議してみたい、このように思っております。
以上でございます。
[朝倉幹晴議員登壇]

◆朝倉幹晴 議員  私も、ふなっしーのPerfumeのような鋭い踊りの切れ、驚異的なジャンプ力とともに、非公認で単独自腹でさまざまな場所に駆けつけ、これまでアピールしてきたふなっしーのパワーに感銘を受けております。
フェイスブックやツイッターで、ふなっしーに注目している市民の方やファンの方々のご意見をお聞きしていますが、公認すべきという意見がある一方で、非公認のままのほうがいいという両方の意見があり、大激論となって安易に結論が出せる状況ではありません。
ふなっしーご自身は、2月9日のテレビ「情報7days」で次のように発言しております。
「ふなっしーは今、船橋市で許可されていないなっしー、せめてお祭りぐらいには呼ばれたいなっしー」
そこで提案します、公認、非公認には関係なく、船橋市の一番代表的な祭りである7月下旬のふなばし市民まつりに招待し、例えば6月末に選ばれる新市長とジャンプを競い合う大会などを実施するなど、船橋を盛り上げるイベントにし、ぜひ船橋を全国にアピールしていったらいかがかと思いますが、いかがでしょうか。
[経済部長登壇]

◎経済部長(福田幸雄) ふなっしーを市民まつりに招待してはということですけれども、市民まつりは市民のメンバーが中心となって組織する実行委員会で運営しております。朝倉議員のご提案については、今後開かれます実行委員会に諮ってまいります。
[朝倉幹晴議員登壇]

◆朝倉幹晴 議員  ありがとうございます。
2以降の発言通告の文言には、一部間違っているものがありますが、発言は言葉をもって訂正させていただきます。
災害救助用の小学校、公民館の給水槽の蛇口の設置と管理、マンションの給水槽への蛇口設置の規制緩和について質問いたします。
昨年6月議会で、マンションの給水槽への蛇口の設置促進による地震、停電、断水時の災害時の市民への水の供給促進を質問させていただき、その考えを小中学校、公民館に適用させる形で9月議会に、小中学校、公民館の給水槽への蛇口設置の補正予算が提案可決されました。その後工事は完了したでしょうか。
[市長公室長登壇]

◎市長公室長(宮澤久志) 給水槽の設置の工事でございますが、今月中に全て完了する予定でございます。
以上でございます。
[朝倉幹晴議員登壇]

◆朝倉幹晴 議員  工事完了後の災害時の市民の水供給量はどうなり、61万市民が何日分の飲料水に相当するでしょうか。工事前がそれぞれどの値だったかを比較しながらお示しください。
[市長公室長登壇]

◎市長公室長(宮澤久志) まず、これまでの61万市民、1日1人、3リットルの飲料水確保という視点でやっておりましたのがですね、まずペットボトルの数で約8万9000リットル、それから防災用の井戸、フル稼働で12時間全部回して、12時間で約180万リットル、合計188万9000リットルで、61万市民全員、1日3リットルが賄えるという計算でやっておりましたが、今回の受水槽の活用によりまして、この受水槽だけで約270万リットルが確保されましたので、この受水槽だけで61万市民、1日半分、1.5日分になります。
ですから、従前のペットボトルと防災用の井戸を合わせますと458万リットルで、61万市民、おおよそ2日半分の飲料水が確保されたということでございます。
以上でございます。
[朝倉幹晴議員登壇]

◆朝倉幹晴 議員  災害は、発生後48から72時間が緊急対応のピークというふうに言われていますので、その飲料水の部分については力強いことになるんではないかと思います。
蛇口を日常どのように管理し、非常時にはどのようにあけて管理するのでしょうか。
[市長公室長登壇]

◎市長公室長(宮澤久志) 蛇口の管理につきましては、その給水詮が設置されている施設の管理者が給水詮の鍵を保管して管理いたします。
災害時におきましては、同じく施設管理者あるいは市が指定してございます非常参集職員が鍵をあけて飲料水を確保すると、こういうシステムになっております。
以上でございます。
[朝倉幹晴議員登壇]

◆朝倉幹晴 議員  学校は休みのときもありますし、公民館が休みのときもありますし、夜に災害が起こる可能性もありますので、非常参集職員の参集をきちんと対応していただくとともに、場合によっては、自治会などの協力を得ることも考えるべきではないかと思います。
そもそもこの話は、マンションの受水槽の話から始めました。そもそものマンションについても自家供給を進めたほうがいいわけですから、県水道局にマンションの給水槽への蛇口設置の規制緩和を進めてほしいというふうに要請してきましたが、今の県水道局の見解はどうでしょうか。
[市長公室長登壇]

◎市長公室長(宮澤久志) 県の水道局に対しまして、給水詮の設置、マンション等への規制緩和を要請してきたところ、これは昨日なんでございますけれども、非常用給水詮の取り扱い基準、改正して策定中で、4月1日から適用を始めると、適用可能になるというような話を昨日伺ったところでございます。
以上でございます。
[朝倉幹晴議員登壇]

◆朝倉幹晴 議員  非常にいい方向だと思いますので、私のほうからも、できるだけ知り合いのマンションの管理組合とか自治会には伝えると思いますけれども、市のほうでも、ぜひマンションに促進を伝えてください。
次に、行田の国家公務員体育センター跡地利用について質問いたします。
行田2丁目国有地の取得で、約3万3000平方メートルを24.7億円で取得する議案35が提出されました。これまでこの議場で、木村議員、日色議員、斉藤議員初め、私も質問させていただき、市長が最終決断して、この議案が出されたことを非常に評価いたします。
認可保育所、児童発達支援センター、生活介護事業所、母子生活支援施設、仮称防災備蓄センター、多目的広場、市立船橋高校テニスコート、共用駐車場広場、緑地等に利用されていく案が出されております。
昨年8月とことし3月に地元説明会が開催され、私も地元住民の一人として参加いたしました。8月に住民から出された意見に関しては、全て反映されているわけでありませんが、各施設に駐車場が分散され、出入り口が多数あったのを1つに集約し、車の出入り口を絞ったこと、また北側歩道を確保するなど安全に歩けるまちづくりに配慮した案の変更がなされたことは高く評価いたします。担当課はお疲れさまでした。
3月2日の説明会でも、防災備蓄センター内に地元住民が活用できる部屋をつくれないか、トイレの設置などはどうかなどの意見が出ました。
まだ、実際の実施設計までは時間がありますので、そして工事もありますので、今後も市全体で話し合うとともに、工事中の安全確保も含めて、地元住民、近隣住民への話し合いや説明会を必要に応じて開催していっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
[企画財政部長登壇]

◎企画財政部長(山崎健二) 所管事項についてご答弁申し上げます。
先日開催いたしました説明会において、新たに出た意見とか、それから今までの説明会で積み残されている意見、こういったものを整理してみますと、かなり運営上の問題が多くなってきております。ということで、まだ現在のところ、その詳細については結論が出ていない状況なものですから、引き続き庁内で議論をさせていただいて、その結果を地元住民の方にお伝えしたいと思っております。
また、今ご指摘のありました工事の安全確保につきまして、今後全体の造成工事、それが終わりますと、今度は各施設の建設工事に入るわけでございますけれども、関係自治会との調整を図らせていただきながら、工事説明会を必要に応じて開催させていただきたいと思っております。
以上でございます。
[朝倉幹晴議員登壇]

◆朝倉幹晴 議員  どうもありがとうございます。
次に、学校教育について質問させていただきます。
月1回、約月1回ですね、もう少し少ないですけれども、水曜の午後に学校を休みにして、教員が研修する小中教協については、議会の中でも、子供が本来は授業を受けているべき時間帯であるというようなニュアンスも含め、いろいろな意見が出されております。
2013年……(「反対意見しかないんじゃないの」と呼ぶ者あり)まあそうですね、反対意見のほうが強いですね。

○議長(佐藤新三郎) お静かに願います。

◆朝倉幹晴 議員  (続) はい、本会議場では反対意見のほうが強いということですね。
2013年度に関して、船橋市教育委員会としては、小中教協を維持するのでしょうか、廃止するのでしょうか、その理由はどのようなものでしょうか。
[学校教育部長登壇]

◎学校教育部長(松田重人) 小中教協についてでございますが、教育研究団体等における教員の研修活動を奨励支援することは文部科学省の方針であり、千葉県教育研究会と連携した教職員の研修は、千葉県教育委員会の施策となっております。
本市におきましても、この5年間で新規採用教職員を600名以上採用し、若年層教員は今後も増加する現状がございます。
千葉県教育研究会船橋支会の活動は、教育委員会が直接実施する研修とともに、市内教職員の資質向上と児童生徒に対する指導や学校運営に反映しているものでございます。
教育委員会では、今後も教育研究団体等と研修に関する連携を継続してまいりたいと考えております。
以上でございます。
[朝倉幹晴議員登壇]

◆朝倉幹晴 議員  それでは、2013年度は何回実施し、夏休み前までは、具体的にはどの日に実施する予定なんでしょうか。
[学校教育部長登壇]

◎学校教育部長(松田重人) 千葉県教育研究会船橋支会の来年度の予定ですが、年間で8回の研修会と教育研究大会を予定しております。
夏休みまでの予定は、5月1日、5月29日、6月19日、7月10日に実施することになっております。
[朝倉幹晴議員登壇]

◆朝倉幹晴 議員  いろんな意見があると思うんですが、私個人としては、小学校が小教協で休みになって、子供たちの声が町に、平日ですね、土日や平日の夕方はお互い習い事とかいろいろあって集う機会がない子供たちが、あの時間に非常に遊んで町にそういう声があふれるというのは、非常にほほ笑ましいというふうに考えております。
中学生ぐらいになってくると、やはり勉強したい子もいるのかなという不安も出てきますので、やはり教育委員会として、学校教育はだめならば社会教育の分野で勉強したい、あるいは進路を考えたいような中学生が集えるようなフォローが必要じゃないかと思います。
今も5月1日とか5月29日、6月19日、7月10日というようなものがありますので、私もいろんな人に私自身あるいはいろんな人に呼びかけて、中学生がそういう時間に勉強できるような機会あるいは進路を考えるような機会を試しにやってみようかなとも思っていますが、本来教育委員会がやるべき話ですので、ぜひそこら辺のフォローを検討していただければと思います。
次に、去る2月12日、千葉県公立高校前期入試、28日に後期入試があり、私も何人かの中3生の受験指導を通じて、親や本人たちの気持ちや思いを聞いてきました。入試や受験には改善すべき点が多々あります。1つだけ特に強調したいと思います。前期は1科目で50分で5科目、後期は1科目、わずか40分で5科目です。その後期の4科目の中で、数学は5問、理科は8問解かなきゃいけないというような状況になっております。
これは問題の質を見てみても、できる子だったらできるかもしれませんけれども、とても時間内に終わらない、後半が白紙になってしまうことが予測されるような時間帯ではないかと思います。せめてそれぞれ10分ずつ延長する必要があるというふうに前期60分、後期50分というのが問題の質と量を見たときに適切じゃないかと思います。
このように親や教師、教育関係者、そして中学生自身のさまざまな意見があると思いますので、公立高校入試を改善するように、市教育委員会が県教育委員会に働きかけるべきだと思いますが、いかがでしょうか。
[学校教育部長登壇]

◎学校教育部長(松田重人) 千葉県公立高等学校入学者選抜についてですが、例年3月に市内の約半数の中学校を対象として、入学者選抜に係る意見を集約し、県教育委員会へ提出しております。
また、本年度は、現行の入学者選抜制度が3年を経過するに当たり、県教育委員会が全ての中学校長と各中学校3名の生徒と保護者を対象として、入学者選抜制度に係る検証アンケートを実施しております。
こういった取り組みを通しまして、教育委員会といたしましては、市内の声を県教育委員会へ伝えているところでございます。
以上でございます。
[朝倉幹晴議員登壇]

◆朝倉幹晴 議員  理科教育によっては、実験、観察が重要なことは言うまでもありません。今度の前期入試でも、イカと魚の解剖、鏡の反射と像の問題が出題されました。
中学校で実験を体験しているか否かで、やはりこのような問題の理解度が変わってくると思います。
これらの実験について調べさせていただいたところ、船橋の27中学校の中で、鏡の反射の実験は全て行っていますが、イカの解剖は20校が実施し、7校が未実施ということでした。やはり実感ができないところがありますので、未実施だったところについては、実施していくように働きかけていただきたいと思います。
このたび、国が理科教育に関して充実させるための予算をつけました。この機会をぜひとらまえて、理科教育の充実を図っていってほしいと思いますが、どのように活用していますでしょうか。
[学校教育部長登壇]

◎学校教育部長(松田重人) 国の平成24年度補正予算にあります理科教育の振興を図るための理科教育設備整備費等補助金の活用につきましては、この機会を利用しまして理科教育備品の重点設備となっている実験観察に係る備品のうち、主としてこれまで十分には整備できていない比較的高額である顕微鏡を整備することと考えております。
中学校では理科室において1人に1台、また小学校では2人に1台以上の顕微鏡をそろえることとして不足分と更新分を購入し、さらに小学校では顕微鏡のほかに、各学校に応じた理科教育備品を整備したいと考えております。
以上でございます。
[朝倉幹晴議員登壇]

◆朝倉幹晴 議員  どうもありがとうございます。
次に、農水産課関連の新規事業についてお聞きします。
実は、今農業者の方もフェイスブックをよくやられていまして、「農家お母さんのおいしい365日」という本の表紙も西船橋の農家さんです。
そういうフェイスブック上では、やっぱり船橋全体のホンビノスガイも含めた農水産物を盛り上げていこうという市民の自主的な動きが起こっておりますので、ぜひそこと連携しながら物事を進めていっていただきたいと思います。
さて今回、緑肥事業に対する補助がされております。緑肥といいますと、根粒菌を根に共生させている豆科によって、土壌の窒素分をふやすものもありますが、今回の補助は、主に稲科のソルゴーなどということです。どのような作物で、どのような効果があると推定されていますでしょうか。
[経済部長登壇]

◎経済部長(福田幸雄) 緑肥の事業に関してお答えいたします。
船橋市内の農家の多くは、野菜を1年を通して栽培しており、窒素系の肥料を多く使用する傾向があります。このことで、畑に窒素肥料が過多の状態となり、作物の品質の低下を招いています。これを解消するため、窒素分をふやす豆科ではなく、窒素の吸収が強い稲科植物のソルゴーと言われる作物ですけれども、これを畑に植えまして、余剰の肥料分を吸収させる方法を推奨するものでございます。
緑肥をすき込むことにより、窒素肥料成分が軽減できるだけでなく、同時に有機物の供給にもなり、肥沃化した生産性の高い土壌をつくることができます。
以上です。
[朝倉幹晴議員登壇]

◆朝倉幹晴 議員  今回予算化されているものは、ソルゴーそのものではなくて、その周辺の必要な機械の経費の一部ということですが、この機械はどのようなもので、どのように使われるのでしょうか。
[経済部長登壇]

◎経済部長(福田幸雄) 作業は、大型トラクターのロータリーでその作物を畑にすき込みますけれども、稲科植物は背丈が高いため、ロータリーの刃に絡みまして作業効率がよくありません。今回補助の対象となる機械は、土木あるいは造園業で使っている草刈り機でございまして、茎や葉がチップ化でき、ロータリーにも絡まずにすき込み作業ができるため、効率化が図れます。
以上です。
[朝倉幹晴議員登壇]

◆朝倉幹晴 議員  どうもありがとうございました。
それでは、6番の質問にこれから入るわけですが、お手元に資料を配付しております。
私のフェイスブック上にもこの同じ資料をアップしてありますので、担当課職員やごらんになられている方、プリントアウトしてごらんいただきたいんですが、特定健康診査項目への血清クレアチニン検査、血清尿酸値検査の追加、貧血検査、必須科ということについて質問いたします。
時間の関係で、クレアチニン検査に絞って質問させていただきます。
実は、アメリカで慢性腎臓病(CKD)の概念が提唱されたのが2002年です。それからさまざまな経過をたどってきたんですが、ようやく2012年に厚生労働省の中で、血清クレアチニンという腎臓の機能の指標ですね、この指標に使えるものの検査を追加すべきだという意見が2月27日、4月13日出たんですが、残念ながら必須科にはなりませんでした。
そういった中で、船橋が今回独自に国民健康保険事業特別予算会計の(第2号)の中に、この予算を入れているわけですが、これはどういう理由でしょうか。
[健康部長登壇]

◎健康部長(伊藤敬一) 血清クレアチニン検査を市独自で導入した理由はとのことでございますが、近年、腎機能低下による人工透析がふえており、本市の国保被保険者の人工透析新規導入者は、ここ数年毎年120となっております。
人工透析の医療費は1件当たり、月約33万円、年間約400万円、100人の新規導入で約4億円がふえ続ける計算となり、医療費増大の1つの大きな要因となっております。
また、人工透析治療は患者個人にとっても時間的拘束が大きく、日常生活が著しく制限されることになります。血清クレアチニン検査は腎機能低下の指標となる有効な検査で、重症化すると人工透析に至ってしまう慢性腎臓病の早期発見と早期治療につながることが期待できるため、検査項目に加えたものでございます。
以上です。
[朝倉幹晴議員登壇]

◆朝倉幹晴 議員  その検査結果を今後どのように保健指導に役立てていく予定でしょうか。
[健康部長登壇]

◎健康部長(伊藤敬一) その結果を今後、保健指導にどう役立てるかということでございますが、血清クレアチニン検査の数値から糸球体ろ過量、これを推算いたします。糸球体ろ過量とは、1分間にろ過される原尿の量であり、腎臓の機能低下が見られるかどうかの判断となるものでございます。
これらの結果を総合的に判断し、慢性腎臓病該当者には早期の医療受診勧奨を行い、またその予備軍である腎臓の機能低下が見られる方には重症化予防の保健指導を行ってまいります。
いずれの場合も人工透析に至らないようにするためのもので、市民の健康維持に役立つとともに、医療費適正化対策としても大きな効果が期待できるものと考えております。
以上でございます。
[朝倉幹晴議員登壇]

◆朝倉幹晴 議員  来る3月14日、世界腎臓デーが開かれます。これは腎臓のことを大切さを世界の人が自覚していこうということで呼びかけられているんですが、日本慢性腎臓病対策協議会ですね、これはCKDの治療だけではなくて、予防に力を入れてPRを広報活動をしております。
私たちの腎臓は、さっき糸球体ろ過量と言ったんですが、大体30分、私の質問の間に皆さんの腎臓は体の血液を1回こしとっています。それぐらいのろ過をして、その中を再び大切なものをまた血液に戻した上で、老廃物だけは排出しているという仕分け作業をもくもくと80年間も続けてくれている大切な臓器ですので、ぜひこの世界腎臓デーに対して、これから市としても取り組んでいってほしいし、CKDの予防の啓発のためにこれから取り組んでいっていただきたいと思います。
私も、3月17日ですが、勤労市民センターでこの腎臓の大切さを生理学的な仕組みから考える学習会をしますので、担当課職員におかれましてはぜひ参加していただければと思います。
さて、次に、議案第34号北部清掃工場建設工事請負契約締結について質問いたします。
質問が多岐にわたりまして、技術的な話になりますので、図面を用意させていただきました。それぞれ質問させていただきます。高効率ごみ発電となっていますが、発生する熱量の何%が電力に転換できますでしょうか。施設内電力は全て自家供給できるのでしょうか。
[環境部長登壇]

◎環境部長(山崎健嗣) 発電効率につきましては、循環型社会形成推進交付金の高効率ごみ発電施設の交付要件である発電効率18.5%以上を計画しております。
また、施設内の主要電力は設備の立ち上げするときを除いて、全て自家供給となっております。
以上です。
[朝倉幹晴議員登壇]

◆朝倉幹晴 議員  売電はそのうち何%になるでしょうか。売電量、まあキロワットアワーとその金額は幾らと推定できますでしょうか。
[環境部長登壇]

◎環境部長(山崎健嗣) 総発電量のうち80%程度を発電(後刻「売電」と訂正)する計画でおります。
発電(後刻「売電」と訂正)量としては、年間4500万キロワットアワー程度を見込んでおります。
売電単価、売電量、仮に売電単価を23年度の東京電力の余剰電力の平均購入単価の7.35円で計算いたしますと、3億3000万円程度となります。
以上です。
[朝倉幹晴議員登壇]

◆朝倉幹晴 議員  お手元の資料に、議案の79ページの上部に蒸気タービン、蒸気復水機、余熱利用施設と簡単な図式があるんですが、これでは理解できないということで、ごみ焼却施設技術の絵解き基本用語の中から抜粋させていただきました。大体これと同じような施設だというふうに聞いております。
さて、この施設のポイントは、発電とともに余熱利用していくということですが、その熱利用のほうは何%程度になるでしょうか。
施設内の熱利用は、施設の温浴施設や健康浴施設や工場棟や管理棟の給湯に使えるわけですが、その熱利用は全て自家供給できるのでしょうか。
[環境部長登壇]

◎環境部長(山崎健嗣) 余熱利用施設に供給される熱量はごみ発熱量の2%程度で計画しております。また、余熱利用施設の熱利用は全てが清掃工場から供給されます。
それと、先ほど私、発電のところで「売電」と申し上げましたけれども、あの「発電」……あ、ごめんなさい。「売電」と申し上げるところを「発電」と申しましたので、訂正させてください。
[朝倉幹晴議員登壇]

◆朝倉幹晴 議員  排気系では、燃焼炉からさまざまなガスが出ます。それぞれ例えば塩酸は消石灰で、SOx(硫黄酸化物)も消石灰で、そして窒素酸化物、アンモニア水と脱硝装置で、ばいじんは集じん装置で、ダイオキシンは活性炭で吸着させるという後処理はされているわけですけれども、焼却炉内で発生を減らす対策はどのようになっていますでしょうか。
[環境部長登壇]

◎環境部長(山崎健嗣) 今おっしゃいました有害物質等を焼却炉内で発生を減らす対策といたしましては、窒素酸化物とダイオキシン類がございます。窒素酸化物は燃焼空気に含まれる窒素分から多くが発生することから、空気の量を限りなく低くして燃焼させることと、排ガスを再循環により窒素酸化物の発生を抑制します。
ダイオキシン類につきましては、炉内での高温燃焼と滞留時間をとることによって発生を抑制いたします。
以上です。
[朝倉幹晴議員登壇]

◆朝倉幹晴 議員  フローの中で減温塔で一旦水蒸気の温度を低くした上で再び触媒、脱硝装置に入れる前に再加熱しているんですね。1回冷やして、また温めるのは無駄ではないかというような見方をする方もいると思いますので、この理由をお示しください。
[環境部長登壇]

◎環境部長(山崎健嗣) この図面の集じん装置の左側にある減温塔は燃焼ガスを、水の気化熱を利用して減温する設備で、ばいじんを除去する集じん機、右側にある集じん機の保護を目的としております。
以上です。
[朝倉幹晴議員登壇]

◆朝倉幹晴 議員  技術的にはさまざまな工夫がなされて、除去の努力がなされているんですけれども、そうは言っても機械の運転状況とか、さまざまな状況で、煙から最終的に何が出るかというのは経過観察をしなきゃいけません。また、飛灰からどういうものが出るかというのも観察していかなければいけません。それぞれのモニタリングや、そのモニタリングの結果の広報、そして飛灰については最終処分はどのような方向を考えていますでしょうか。
[環境部長登壇]

◎環境部長(山崎健嗣) 煙突から出る排ガスのモニタリングについては、塩化水素、窒素酸化物、硫黄酸化物、ばいじん、ダイオキシン類という、それらの測定を行ってまいります。
飛灰処理物のモニタリングにつきましては、運営事業者が清掃工場より排出される飛灰処理物が関係法令、公害防止基準を満たすことを定期的に分析・管理してまいります。また、飛灰処理物は民間の最終処分場での埋め立てや再資源化を行ってまいります。
次に、広報についてですが、運営期間中は説明会や見学会、また市のホームページ等によって事業運営概要、また環境規制値の遵守状況、施設稼働状況などの情報を開示してまいります。
また、管理棟のエントランスに環境監視モニターを設置して、現在の排ガス値を公開してまいります。
以上です。(予定時間終了2分前の合図)
[朝倉幹晴議員登壇]

◆朝倉幹晴 議員  私の質問の最後に、藤代市長にお伺いしたいと思います。
1997年から2013年までの16年間の任期、お疲れさまでした。私は野党的な立場で、時には納得できない議案に反対いたしましたが、市長が市民の声を受けとめてこようとした姿勢は評価いたします。
私も、実は1997年、東京の市民運動から船橋の中での安全に歩けるまちづくりの会の運動にスタンスを変え、ちょうどそのときに藤代市長が当選され、第2回の海神地区市政懇談会に押しかけて、海神第一保育園のカーブミラー設置を呼びかけ、次の本町地区市政懇談会では、中央保育園の前の通学路の安全を求めて市民と一緒に歩いてくださいということで、当時の大沢議長も含めて歩いていただいたことを思い出します。
私は当時は、ふなっしーみたいな押しかけだったんですね。そういう市民の声を受けとめていただいて、着実に施策は進められていけたと思いますが、特に安全に歩けるまちづくりについて、市長16年間の感想をお聞かせいただければと思います。
[市長登壇]

◎市長(藤代孝七) 朝倉議員のご質問にお答えをいたします
市政執行方針でも述べさせていただきましたが、平成9年初当選以来4期16年の間、一貫して目指してまいりましたのは、船橋に住む全ての皆様が、住んでよかったと誇りに思えるまちづくりと、住み続けたいと心から感じていただけるまちづくりでありました。
私自身、市長として目指したまちづくりの中で(予定時間終了の合図)ご質問の道路に関しましては、昨年度までの総合計画、また本年度、24年度からの船橋市総合計画後期基本計画にお示しを示しておりますが、人優先の道づくり、また人に優しい道づくりを重点に置き、整備や方策を行ってきたと思っております。
主な施策としては、バリアフリー法に基づきまして、平成14年に船橋市移動円滑化基本構想を策定いたしまして、県内でも先進的な施策として、あんしん歩行エリア整備事業をJR船橋駅周辺地区や北習志野・薬円台地区で行ったほか、市内の鉄道駅35駅中、現在まで32駅のバリアフリー化、また通学路に指定をされております道路のカラー舗装化などを継続的に進めてまいったところでもございます。
また、昨年は元中山地区でのゾーン30等、新たな施策につきましても積極的に行ってまいりました。
今後とも、市民の皆様が安全で安心して歩ける道づくりを新たな市長のもと鋭意進めていってほしいと、このように思っています。

 

 



朝倉幹晴(あさくらみきはる)


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