2020年7月20日、船橋市議会文教委員会質疑速報(オンライン授業・小学校休校・修学旅行の代替行事・2021年1月成人式など)

2020年7月20日(月) 船橋市議会文教委員会

本日7月20日(月)13時~17時の4時間、船橋市議会文教委員会でにて、船橋市教育委員会からの報告に対し質疑しました。
4時間の様々な議論全体をふり返るのは時間を要するので、私の質疑と市教育委員会の回答部分のみを速報します。
後日、全体の録画中継や正式な議事録が出ますので詳細は、そちらにてご確認ください。

議題
1.GIGAスクール構想及びオンライン教育について
2.金杉台中学校の統合に向けた検討状況報告について
3.新型コロナウイルス感染症の対応について(報告)

4.教育委員会が2021年3月までの策定を考えていた計画の2022年3月への延期

★本報告に関する留意点1 GIGAスクール構想は、学校の授業内でのタブレット活用を基本案としています。一方、休校時の対応としては、船橋市は小6・中3の環境・タブレットのない家庭(約10%)にWifi環境とタブレットを配布し、今回の、A・B小学校での小6オンライン授業はそのように実施しました。したがって、GIGAスクール構想での学校内タブレット配布と、休校時対応はまだ直接連動していません。私も含む多くの文教委員はGIGAスクール構想でのタブレットを自宅持ち帰りを認めるべきと主張していますが、教育委員会は現時点ではその方針となっていません。しだいにこの2つの流れが統合されていく方向を私は主張しています。本報告においても、学校内授業の話と休校時オンライン授業の話を関連させて報告いたしますのでご理解ください。

★本報告に関する留意点2

児童の感染・休校・オンライン授業が実施された2校は、2校とも船橋市は校名を発表し、私もその報告を公式サイトに発信しています。20日現在、両校とも授業が再開されています。ただ、今回の感染判明と臨時休業、その後のオンライン授業の取り組みは、どの小中学校においても、おこりうることであり、その報告に学校名は必要ないと考えます。とくに、発生・授業再開からまもない微妙な時期であることに配慮し、本報告ではA小学校(7月6日児童感染報告、7月7~10日休校)B小学校(7月9日児童感染報告、7月10~17日休校)とさせていただきます。連休明け7月26日に、学校再開から1週間以上無事に経たことを確認の上、むしろオンラインの先駆的な取り組みをした学校として学校名を記載する形に修正いたします。

<市教育委員会からの2021年度開始のGIGAスクール構想に関する基本的説明>

(この部分は長く資料の多く、また徐々にご報告していこうと思います。ここでは、質疑に関係する以下2点の資料(小・中・特別支援学校のタブレット端末の配布(貸与)予定機種)をまず掲載します。


質疑1(ZOOMによるオンライン授業)
 A小学校では7月6日(月)に児童感染報告があり、7月7日(火)~10日(金)の4日間が休校となり、追加感染はなく13日(月)に授業再開した。B小学校では7月9日(木)に児童感染報告があり、7月10日(金)~17日(金)まで休校となり、本日20日(月)授業が再開された。そして両校ともに小6では機器や環境のない世帯への、タブレットとwifi環境の配布(貸与)が事前に行われていたので、小6のZOOMによるオンライン授業が開催された。私も、7月15日(水)市場小のオンライン授業を見学させていただいた。ZOOMの無料使用時間は40分ということで、それに合わせて30分授業とし、5本前に入って5分後に退出した時にぎりぎり対応できるようにということである。授業時間内は、児童は基本的にミュート(消音)で、発言者のみの音のみ流されるが、授業開始前と開始後は、児童のミュートを解除しているため、児童どうし・児童と先生が自由に会話でき、クラスの一体感が出てよい取り組みと感じた。
今後、同じような休校が他の学校で発生してしまった場合にそなえて、配布(貸与)が完了している全小学校の小6と、全中学校の中3にはZOOMの接続テストを実施してほしいとの意見をいただいた。実施すべきと思うがどうか?

→答弁1(教育委員会) 8月末までに実施する方向で考えている。

参考報告 7月15日(水)午前、船橋市立B小学校・小6クラスでのオンライン授業発信の見学報告~他学年&船橋市全体の取り組みに広げていくために~

質疑2(オンライン授業で使用するシステム)
 先ほど来年度(2021年度)以降のGIGAスクール構想の説明の中で、来年度からはオンライン授業の配信はGsuiteのClassroomのMeetの使用を考えていると聞いた。今年度中は、いざというときにZoomで対応し、来年度以降はGsuiteのClassroomのMeetの使用に移行すると考えてよいか?

→答弁2(教育委員会) そう考えている。
(中学校に導入予定の機種Chromeで使いやすく、小学校に導入予定の機種iPadでの使用可能)

要望(学校授業内のGIGAスクール構想実施に関して) GIGAスクール構想で授業タブレット端末を使用することは活用の仕方によってはいい方法となる。授業の最後にクラスの全児童・生徒が書いたものを共有し話し合うことなどはよいことと思う。
しなしながら、私も画面がない状態での生の対面だけの授業を(予備校や学習サポートで)してきた者だし、船橋の教員の多くも、その対面授業の妙を紡ぎあげてきた。あと児童・生徒どうしの話し合いでも班レベルの話し合いでは対面しながらの話し合いの良さもある。タブレット画面に過度にとらわれすぎるのではなく、対面の良さを適切に生かしながらの授業をしてほしい。まだ、実施までに時間があるので、よく研究してほしい。

 

質疑3(金杉台中学校統合の地域説明会)
金杉台中学校の統合に関しては、新型コロナウイルス対応で本体予定されていた地域説明会が開催されないまま、決定だけが行われている。きちんと、当事者に十分説明する地域説明会を再開すべきでは?

→答弁3(教育委員会) アンケートや通信などは配布している。地域説明会は9月下旬から10月上旬に再開を考えている。

 

質疑4(A小学校の休校時初期情報発信と、同じクラスの児童へのPCR検査方針への転換)

A小学校、B小学校とも、保護者から情報をいただいている。A小学校は7月6日に児童の感染が報告され、7月7~10日の4日間休校、13日(月)より授業が再開された。B小学校では、7月9日(木)児童の感染が報告され、7月10日~17日の6日間(土日含めると8日間)休校し、本日20日(月)から授業が再開された。
A小学校は7月6日(月)夕方、児童の感染が報告され、同日17時ぐらいの学校からのメールで、休校とする通知の中で追加PCR検査はしないとの主旨のメールであった。ところが、翌日7月7日(火)15時ぐらいのメールでは、同じクラスなど一部PCR検査をする方針に転換された。7月9日(木)に感染報告があったB小学校では対処から、同じクラスの児童はPCR検査をする方針であったようである。この方針の変更自体はよい方向であると思うが、どのような経過でこうなったのか?そもそも濃厚接触者の定義は?

→答弁4(教育委員会)
濃厚接触者の定義は市HPに載せてある通りである。したがって、A小学校では当初、濃厚接触者に相当する児童はいないということで6日(月)夕方の時点ではクラスの児童の追加検査をしない方針をとった。しかしながら、保護者から意見をいただいたこと、また保健所とも話し合い、安心のためにも同じクラスの児童は検査するほうがよいと決め、検査することとした。検査の結果A小学校では陽性者なし、B小学校では離れた席の児童1人が陽性であったが、濃厚接触ではなかったため、感染経路不明ということとなった。今後も、同様な事例の場合、濃厚接触者だけでなく安心のため両小学校と同様な対応をするつもりである。

 

質疑5(中学生に評判の体操着登校)
 6月の文教委員会で、暑い季節の登校で体操着登校を認めるべきだと要請した。私もスクールガードをやっているが、スクールガードでよく会い親しくなっている中学生たちも、その後、制服登校から体操着登校に変わった。中学生たちに感想を聞くと、男子・女子とも「めちゃ楽」という。柔軟な対応に感謝する。船橋の27中学校全部で行われていると考えてよいか?

→答弁5(教育委員会)ほぼ多くの中学校で実施している。ただ、一部に、制服登校後、学校で体操着に着替えてよいとしている中学もある。もう一度、校長に体操着登校を要請していきたい。

 

質疑6(修学旅行中止と代替行事)
7月10日(金)に修学旅行中止の通知があり、ショックを受けた小6・中3と保護者も多い。いくつかの声をいただいた。決定は変更できないかもしれないが受け止めてほしい。
声1 子どもたちのとって重要は判断なので、できれば校長が中3や小6を一堂に集めて報告し、その後クラス担任から聞くという形をとってほしかった。(クラス担任から一言、紙と一緒に聞かされるだけでは不十分。クラス担任が一生懸命フォローする努力をされていることがわかるだけに、クラス担任だけその役を担わせるのはきつかったのではないか?校長が学年を一堂に集めての説明がほしかった)
声2 大人がgo toキャンペーンとかやっているのに、自分たちの修学旅行が中止されることにやりきれなさを感じている子どももいるのではないか?go toキャンペーンの中では修学旅行は実施してよいとなっている。そのことととの整合性を説明してほしい。

また、船橋の保護者有志が「新型コロナウイルスの影響で中止になった修学旅行や学校行事に替わる『思い出作り』に関するアンケート」を明日7月21日(火)まで期限で集めている。この中に寄せられた児童・生徒の声を読むと涙が出てきそうなものが多々ある。せひこの声も受け止めてほしい。

代替行事は、学校ごとに決めていくものだが、教育委員会としても、いくつかのメニューを用意し、それを各学校に提示できるようにしてほしい。アンデルセン公園や県民の森の優先利用なども検討してほしい。代替行事についてはどう考えているのか?

→答弁6(教育委員会) 多くの児童・生徒・保護者の声を受け止めながら代替行事は検討していきたい。今後の状況にもよるが県外移動が難しくても県内移動の行事なら可能性があるかについても考えてみたい。

質疑7(2021年1月成人式実施は?形態は?)
横浜市が、成人式をオンラインに移行するという報道が一時あった。しかし、成人式は振袖の用意など、保護者も子どもも2・3年前から準備している場合がある。したがって、事前に十分に当事者の声を聴くべきである。いつ方針決定を考えているか?

→答弁7(教育委員会) 先日、成人式の実行委員の方々とも会った。どういう形で実施できるか検討している。8月末には方針を発表できるように検討している。

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