塚田南小学校(2021年4月開校)の初年度児童数予測の下方修正と、北本町2丁目北側地区・山手3丁目地区などからの新1年生の指定校変更による入学の可能性について

2021年9月7日追記
2022年4月小学校入学者に関し、船橋市教育委員会は以下の方針を決定しました。
●【2022年4月入学、塚田南小学校の指定校変更の受け入れ】北本町2丁目の塚田小学校通学区域のみ限定で受け入れ可能(2021年9月、船橋市教育委員会方針)

 

★2021年3月9日追記
下記の「指定校変更」の影響で、2021年4月開校の塚田南小の児童数がどう変化したか、クラス編成はどうなったのか、そして、2022年小学校入学予定者(現在、保育園・幼稚園の年中→年長)の指定校変更の可能性について、2月24日に船橋市議会で質疑した内容を以下に貼ります。中継動画の33:20~38:00の4分40秒をご覧ください。
●朝倉幹晴2021年2月24日、市議会質疑録画中継(塚田南小質疑は33:20~38:00)

★2021年3月36日追記 開校記念参考ページ
●【2021年3月6日】船橋市立塚田南小学校内覧会写真集
●【祝 塚田南小学校開校開校】5年間(2016~20年)の船橋市議会・地域説明会での議論の記録

 

2020年9月24日 船橋市議(文教委員) 朝倉幹晴

本日(2020年9月24日)、船橋市議会文教委員会が開催され、2021年4月開校の塚田南小学校の初年度児童数予測と、それに伴う塚田小学校区、行田東小学校区からの指定校変更による入学の可能性について報告がありました。私も質疑いたしました。質疑記録は、船橋市議会文教委員会録画中継に後日UPされます。ご覧ください。

【文教委員会への報告・質疑討論要約】
1、塚田南小学校は、当該地域の初年度児童数予測で「30学級、1000人」と予測してきた。31学級以上の「過大規模校」となることを避けるため、学区は北本町2丁目南側、森のシティ、AGCテクノグラス跡地マンションと戸建てに限るとととした(地図で赤枠)。したがって、北本町2丁目北側(地図で緑の部分)は、「塚田小学校区」とし、また、学校の南に相当する山手3丁目地区は「行田東小学校」とし、塚田南小学校への入学はできないものとしてきた。
2、しかしながら、開校1年前に相当する2020年4月以降の調査で、「初年度児童数予測が800人程度、25~27学級」となっており、教室数に余裕がある。したがって、入学希望者が多かった北本町2丁目北側、山手3丁目地区は(指定学区は「塚田小学校」「行田東小学校」のままだが)、新1年生の入学希望者(現在の保育園・幼稚園年長児)には、「指定校変更制度」により塚田南小学校への入学が可能なこととする。(つまり、実質、塚田小か塚田南小か、行田東小か塚田南小かを選択できる。)

3、塚田小学校区からの指定校変更は船橋市教育委員会の基準の「(3)過大希望校から隣接する保有普通教室数の余裕がある学校への修学希望」が理由となり、全塚田小学校区が対象となる。したがって、北本町2丁目南側以外でも学校北側の地区、学校の西北側(行田町)からも入学可能である。

4、山手3丁目(行田東小学校区)からの指定校変更の理由は「(1)通学指定校に比べて明らかに近い学校を希望」が理由となるので、対象は行田東小学校区全体ではない。ご自宅からの、行田東小学校正門までの距離と塚田南小正門あるいは西門までの距離差が250m以内を目安とする地区である。
(「ご自宅~行田東小正門の距離」ー「ご自宅~塚田南小正門・西門」>約250m)
(追記、24日の文教委員会質疑の中での教育委員会答弁は「距離250m」とされ、距離「差」とは答弁されませんした。のちほどの聴き取りの中で上記の通りであることを確認いたしましたので正確な情報をここに書くことにします。位置が微妙で判断が難しい方は、教育委員会学務課047(436)2852でご確認ください。)
具体的には山手3丁目のうち、塚田南小学校の南側隣接地の西側隣接地となる。

5、現在の北本町2丁目北側の新1年生(年長児)は44人、山手3丁目地区の新1年生は13人であり、仮に全員が、塚田南小学校への指定校変更を希望しても受け入れ可能である。

6、ただし、この指定校変更による入学は、塚田南小学校の学校規模・児童数が「30学校、1000人程度」を越えないことが条件であり、同じ原則が2022年4月入学新入生(現在の保育園・幼稚園年中児)、2023年4月入学新入生(現在の保育園・幼稚園年中児)、あるいはそれ以降の入学まで適応できるかはその時点の学校規模による。「30学校、1000人程度」に達した時点で受け入れは難しくなるが、「30学校、1000人程度」に達していない場合は「指定校変更」による受け入れが可能であるが、「指定校変更」により入学枠があるかどうかは、毎年10月ぐらいに判断する。(現在年中児の判断は2021年10月、年少児は2022年10月)

7、塚田小の過大規模が続く状態もあり、塚田南小開校後、その初年度児童数などを見ながら、塚田小学区から塚田南小学区への変更など学区の線引きの変更もありうる。

<現在の学区の線引きは以下の通りで、これ自体に現時点で変更はありません。>


<2020年8月時点の、塚田南小初年度入学予定者>

758人となっていますが、これに10月入居のマンションからの児童数最大50~70人が加わります。それを加えても約800人であり、当初の予測「1000人、30学級」よりは少なくなっています。

 

<追加資料>

24日質疑後、更に上記資料より、正確な資料が25日に教育委員会から提出されました。現時点では一番正確な資料です。

参考(学区設定時の教育委員会の初年度児童数予測(2018年説明会配布資料)

参考【新小学校学区案】AGCテクノグラス跡地に2021年4月に新設される(仮称)塚田第二小学校の通学区域(学区)素案(2017年6月9日船橋市教育委員会会議)

<指定校変更制度について>

<塚田南小学校の初年度児童数予測が200人(1000人→800人)下方修正された理由>

1、森のシティから現在市場小に通っている新5・6年生(現4・5年生)が、そのまま市場小に残っての卒業を希望する(つまり塚田南小に入学しない)児童数が予測以上に多かった。
2、森のシティからの新1年生の比率が予測以上に少なかった。
3、AGCテクノグラス跡地(プレミスト)の建設戸数が800戸から737戸に下方修正された。
4、プレミストが現時点(2020年9月)時点でも全員入居となっていない。