船橋市議会で陳情可決!「西武船橋店の跡地活用の案を市民に説明し、様々な意見を聞きながら話し合いを進めることを求める陳情」(2019年3月26日船橋市議会議決)

私の市議会質疑の中で、市に対して市民に積極的に情報を公開し説明会などするように質疑してまいりました。しかし市は、積極的な広報や説明会に対して消極的でした。そこで、私自身は、私の市議会報告書(あさくらだより99号)の中で説明をしてきました。

 

西武船橋店跡地の活用について(2018年11月15日、船橋市役所政策企画課からの報告資料(船橋市議会での会派に対する議案等説明会)

今回、この陳情が私も含む賛成多数で可決されました。私自身も広報と皆様のご意見をうかがうことを続けてまいりますが、市(企画財政部)自身が積極的に説明するように求めていきます。

【陳情項目】 西武船橋店の跡地活用の案を、市民に充分に説明し、市民の様々な意見を聞きながら、相手方との話し合いをしてください。

 

【願意】 西武船橋店が昨年2月28日に閉店以降、その跡地がどうなるかについて様々なウワサがあったが、 確定的な情報がなかなか出なかった。ようやく、昨年11月に、船橋市議会各会派に、跡地活用のとりまとめをしている(株)セブン&アイ・クリエイトリンクから、船橋市に対して提案されている協議案が説明されたとのことである。2018年12月の市議会での質疑や、インターネットでの公開、また一部報道により、ようやく私たち市民はその協議案を知ることになった。 その協議案の骨子は、今の本町通り近くある船橋市民文化ホールを移設し、高層住宅棟と商業施設を併設する案であり、船橋市は船橋市民文化ホールのリース料を支払うとの案である。その場合、今の船橋市民文化ホールの跡地はどうなっていくのかまだわからないようである。

これに関して賛否両論や、賛成の中でも修正意見が様々あるのを聞いている。たとえば、リース料の長期支払いのリスクや、今の市民文化ホールの土地利用に対する危惧などによる反対意見がある。一方、船橋市民文化ホールが駅前になることとで便利になるから歓迎だとの賛成意見もある。さらに、賛成意見の中にも更に、映画や演劇鑑賞など市民が集う中規模の施設も併設してほしいなどの修正意見もある。

そこで、まずは、市が市議会で説明するだけでなく、少なくとも市が関与する部分(船橋市民文化ホール)に関してだけでも、市民に直接説明をする機会をつくってほしい。 そして、市民の中の様々な意見を聞きながら、話し合いを進めていってほしい。