【5月8日(金)時点】船橋市保健所・船橋市役所担当部課の状況把握と要請
2020年5月8日(金) 船橋市議 池沢みちよ・朝倉幹晴
私どもは、政党に所属しない無党派の市議として、船橋市議会内で会派「みらい@船橋」を結成し、協力しあっています。今回の新型コロナウイルス感染症対応(以下「コロナ関連対応」と略)についても、市民の方々から、メール・電話・FB・ツイッター・LINEでのやりとりや、毎週日曜日14時~15時半に定例実施しているZOOM会議でご意見・ご要望をいただいています。
また同じような全国の無党派市議、自治体職員とも情報交換しています。そしてそれを踏まえて、週1・2回、市役所の担当部課を回って状況把握と要請の行動をしています。そして、それを市民の皆様に公開し、一緒に考えていくことが市議の役割と考えています。
本日は、GW中にいただいたご意見やご質問をもとに、保健所、船橋市役所各部課を回り、状況調査と要請をしました。
【参考・これまでの状況把握・要請行動の記録】
【4月9日(木)時点】、船橋市各部課・保健所の対応状況と要請動画(19分)
【4月14日(火)時点】船橋市役所各部課・船橋市社会福祉協議会・保健所の対応の状況調査・要請
【4月17日(金)時点】船橋市役所各部課・保健所の新型コロナ対応の状況調査・要請
【4月23日(木)時点】船橋市役所各部課・保健所の新型コロナ対応の状況調査・要請
【4月30日(木)時点】船橋市担当部課の状況把握と要請、軽症・無症状者用ホテル内覧
【保健所】
●政府から配布依頼された妊婦用マスクについて
全国的な混乱を経て今、船橋市の状況はどうなっているのか?
→答【保健所】船橋市では年間5000人の出産があり、徐々に妊婦に配る予定であったが、混乱の状況もあり保留している。どうしても、必要とする妊婦さんについては要望があれば配布する。
●保健所でのRT-PCR法検査を行っている技術者は7人まで増やしたと聞いたが、その後何人まで増やしたか?
→(答)11人。
●厚生労働省は、PCR検査に向けた「相談・受診の目安」を見直す方向になった。従来は原則、37.5℃以上の発熱が4日以上続いた場合に相談するとしていたが、具体的な基準は削除し、息苦しさや強いだるさがあれば可能とする方向となってきた。船橋市もその方向で進めるのか?
→(答)その方向である。
【市役所7階(教育委員会指導課)】
●登校日実施の反応はどうか?
参考、登校部を設定しながら5月31日までの休校を決めた教育委員会方針(4月28日)
→(答)全部の学校を把握しているわけではないが、状況を把握した学校に関しては、好評な意見をいただいている。やはり、ずっと担任と児童・生徒が会えなかった状況が続いていたので、直接会えるようになって、とくに精神面のフォローがしやすくなった。
●船橋市教育委員会としての学習動画は?
船橋市教育委員会発信学習動画
図工・技術・プログラミングを予定、それ以降はまだ決定していないが順次発信していく。
参考 朝倉も中学生向けの数学動画を発信しています。
休校中の中学生(の保護者)の皆さん。数学動画解説23本(中1分野11本・中2分野5本、中3分野計7本)(教科書1~3章を作成しました。自宅学習にご活用ください。)
●夏休みを短縮して授業にあてるならば、その予定を早めに保護者・児童・生徒に知らせるべきでは?
→5月中に決定しお伝えするようにする。
●(もう済んでしまったことであるが)こういう状況ならば、クラス替えはせず、もとのクラスのままにしたほうが、児童・生徒は安定したのではないかという意見をいただいたことをお伝えする。
【市役所5階(道路部)】
(コロナ関係ではないが)市民の方からいただいたカーブミラーの設置要望をお伝えする。
【市役所4階(自治振興課)】
高齢者はネットはあまり見ないことがある。大切なことは自治会・町会の掲示板にはるように手配すべきという意見をいただいたがどうか?
→自治会・町会に依頼する配布物も今極力なくしている。そして掲示板を持たない自治会・町会もあるので掲示依頼は難しい。
【市役所3階(児童育成課)】
●放課後ルームの利用率はどうか?
→GW前で12~13%となっている。
支援員の過重をふせぐため、できるだけご自宅で見られる人にはご自宅でみていただけるように依頼するべきとの市民の方からのご意見をお伝えしました。
【市役所3階(保育認定課)】
●保育園の利用率は?
→5月1日時点で、9%になっている。
●どうしても月に数回は仕事の関係で子どもを自宅で見られない方がいる。その場合、一時利用はできるのか?
→そのような事情があれば可能である。
【市役所3階(地域包括ケア推進課)】
●デイサービスの利用控えが、逆に運動不足などで高齢者の健康にとってよくないという高齢者の家族の方からのご意見をいただいたが?
→感染予防対策をしながら、多くの事業所がデイサービスを続けている。閉鎖したところは少ない。利用者家族にも温度差があるので一律に考えるのは難しいが適切な予防のもと実施されることをのぞんでいる。
●他の疾患で最近病院に入院した実感を持たれた市民の方から、受診控えで余力のある病院の医療スタッフを、ひっ迫している病院の応援に回したらどうかというご意見をいただいた。
→各病院の方針があると思うが、緊急時にはそのような対処がなされることもあるだろうと思う。
●管理のできる軽度な疾患の場合、受診の回数を減らすために1回の受診での薬の処方を増やすべきとの意見をいただいたが?
→各患者が医師に依頼し、医師が症状を判断し可能と判断すれば、あとえばいつもより長い週数に対応する薬を処方するなどは可能であるので、病院で医師に話してほしい。