【5月15日時点】船橋市教育委員会に学校再開の場合の諸方針を確認(文部科学省の学校再開指針も添付)・他部課への調査と要請

2020年5月8日(金) 船橋市議 池沢みちよ・朝倉幹晴

私どもは、政党に所属しない無党派の市議として、船橋市議会内で会派「みらい@船橋」を結成し、協力しあっています。今回の新型コロナウイルス感染症対応(以下「コロナ関連対応」と略)についても、市民の方々から、メール・電話・FB・ツイッター・LINEでのやりとりや、毎週日曜日14時~15時半に定例実施しているZOOM会議でご意見・ご要望をいただいています。本日は、特に昨日(5月14日)発表された学校が6月1日に開業する場合の対応について教育委員会に確認しました。

 

【船橋市教育委員会(指導課)】

昨日(5月14日)に船橋市教育委員会は以下の方針を発表しました。

【船橋市立学校再開の場合の方針】(5月14日(4月20日))~学校日程(短縮夏休み日程)・入学式・給食・部活動~

この文書ではわからない部分について以下の点を、確認しました。

●再開の最終決定は5月21日以降となる。

<以下学校を再開すると決定した場合の方針>
①校舎への入り口に消毒薬を配置する。
②6月1~3日の移行期間に関する方針は教育委員会が立て、全学校が同じ方針をとるようにする。給食再開の4日以降は各学校の運営判断となる。
③文部科学省が学校再開にあたっての指針を出しているので、各学校がそれを学びながら、学校の特徴にあわせた授業などの方針になる。
新型コロナウイルス感染症に対応した小学校,中学校,高等学校及び特別支援学校等における教育活動の再開等に関するQ&Aの送付について(4月23日時点) (PDF:4.3MB)

④夏季に暑くなってきた場合も、エアコンをつけっぱなしで同時に換気する方針。それ以上何ができるかこれから考えていく。
⑤クラスの机・椅子の配置などは現状通りで、発言時など必要な時のマスクの着用などや教室への消毒薬配置などを行う。
⑥授業のカリキュラムなどについては主要科目に力点を置くことになる場合もある。たとえば、技術家庭・体育・道徳・特別活動などの時間を他の教科にすることはある。
⑦体育は、運動不足を補うためにも必要であるが、一方で競技に関しては密を避ける必要があるので、頻度や種目を考えることになる。
⑧運動不足を防ぐため小学校の業間休みや昼休みには校庭で遊べることにする。ただし、校庭で遊ぶときに密を避けるために、学年ごと時間を分ける(他学年は教室内)ということもある。
⑨どうしてもご家庭でマスクを用意できない場合があった場合は、養護教員が作るなどの可能性がある。(文部科学省指針にある)
⑩教育委員会には主にメールで、再開に対して賛否両方の意見をいただいている。また移行期をしっかり実施してほしいという意見もいただいている。できるだけ多くの方が納得していただけるように細かいことにも気を配り対処していきたい。

体温をチェックできる非接触型検温器を各校に配置し、登校時に児童・生徒の体温確認するように要請しました。(今、非接触式検温器は入手が難しく物理的に再開時までに間に合うかどうかは未知数のようです。ただできるだけ努力するように要請しました。)


【市他部課】

【保健所】
①ある市内のクリニックでのマスク不足があると聞いたが、市の配布体制は?
→市が有料で購入したものを実費でお渡しできるようにご案内している。案内が最近であったため、まだ徹底していなかったようだが、徹底するようにする。
②最近検査件数が増えているのはドライブスルーのものも加わっているからでもある。

【公園緑地課】
①自治会・町会に委託した公園清掃は、4・5月は自粛を呼びかけた。緊急事態宣言が解除されたら、様々な配慮をしながら再開することは大丈夫であるし、その際は、4月・5月に休止した回数分を増やすなどしていただけるとありがたい。

【商工振興課】
社会保険労務士による相談はまもなく開始する。メールを基本とするが、メールなどが苦手な方は直接面談も可能。中小企業診断士による相談は船橋市中央公民館と、勤労市民センターにて予約の上、直接相談受付の準備中。

【参考・これまでの状況把握・要請行動の記録】

【4月9日(木)時点】、船橋市各部課・保健所の対応状況と要請動画(19分)
【4月14日(火)時点】船橋市役所各部課・船橋市社会福祉協議会・保健所の対応の状況調査・要請
【4月17日(金)時点】船橋市役所各部課・保健所の新型コロナ対応の状況調査・要請
【4月23日(木)時点】船橋市役所各部課・保健所の新型コロナ対応の状況調査・要請
【4月30日(木)時点】船橋市担当部課の状況把握と要請、軽症・無症状者用ホテル内覧
【5月8日(金)時点】船橋市保健所・船橋市役所担当部課の状況把握と要請