【解説】
まずは、有理数と無理数の定義を確認しよう。
以下、発展学習で、ここまで高校入試に出題される可能性は低い(ないわけではない)が面白い考え方なので、循環小数が分数に転換できる方法を見ておこう。
「無理数」は「有理数ではない数」、つまり分数で示すことができない数と定義される。
次に、この設問の本題に入る。大きいさいころの出る目は1~6の6通り、ちいさいさいころの出る目は1~6の6通りであるので、同時に振ってでる目の場合の数は
6×6=36通りがある。その36通りの中で、どれが、設問の条件にあうのかを碁盤目に書き、その数を数えて、36を分母、条件に合う出方を分子として求めた分数が確率となる。